兼業主婦の時間管理・家事時短のポイントを、4つにまとめてみました!
自分時間がほしい!仕事の時間をもっと確保したい!
そのためには、家事の時間短縮が最も最短の方法です。
家事を時短せず、毎日きっちりやるとなると、私の場合1日に7~8時間もかかってしまいました。1週間試してみた結果がこれです。
私の場合子供が2人いるので子育ての時間も入っての7~8時間ですが、こんなのを毎日やっていたら身がもちません。自分の時間がほしいっ!
そこで、最近私が実践している家事時短方法を3個ご紹介します。
何か一つでも、皆さんのお役に立てれば幸いです。
✅明日の段取りは前日夜に!
✅やらなければいけないことは先延ばしにしない!すぐやる!
✅繰り返し作業は省略
✅作業は同時進行
明日の段取りは前日夜に済ませて家事時短
前の日のうちに明日の準備をするのは、小学校の時教え込まれましたよね。
今も継続してやっていらっしゃいますか?
前日のうちに準備をしておくことで、今まであわただしかった朝が落ち着いて他のことをすることができる、余裕のある朝になります。
朝のあわただしい時間に準備するよりも、夜落ち着いて準備する方が忘れ物が少なることでしょう。
また、子供の保育園や幼稚園の準備も同じように前日の夜に行います。
ある程度の年齢に達してからですが、子供と一緒に夜のうちに準備をする癖付けを、ゆっくりのんびりしていきます。
朝、しなければならないことは極力前日夜にやっておき、朝はできるだけゆったり過ごせるように努力しましょう。
1週間分をまとめて準備する
1週間分まとめて準備するのもいいでしょう。
例えば子供の洋服は、一週間分を休みの日に準備しておく習慣をつけておきます。
自分の洋服も同じように準備しておくと、朝着る物を悩んでいる方にはもってこいです。
思い切って服を処分して少なくし、選ぶ余地がないようにしておくのも手です。
私は⇩この「フランス人は10着しか服を持たない」という本を読んで、不要な服を10着以上リサイクルの出しました。
お気に入りの洋服しかないし数が少ないので、洋服の手入れも行き届きます。
染み抜き、ほつれ直し、しわ伸ばしなどしておくと、朝になって慌てる事もなくビシッとした装いで出かけることができます。
他にも、夕飯の1週間分の仕込みをしておくのもいいですね。例えば、便利な玉ねぎの飴色炒めはとても時間がかかりますが、休日にまとめてやっておいて小分けにしてラップをしておくと、ありとあらゆる料理に使うことができますし、しかも炒め玉ねぎが入ることで、どの料理も一味違ってきます。
玉ねぎの炒める匂いは、「手の込んだ料理を作ってる」とおもわせる匂いですよね。
このように、できる事はまとめてやっておくことが時間短縮につながります。
作り置きレシピは、こちらを参考にしてみてください。

また、リメイク料理も家事時短につながります。

朝食の準備も前日の夜に出来ます
前日のうちに翌朝の朝食の準備をしておきましょう。
最後まで調理を完成させておいて皿に盛り、ラップをして冷やしておけば、翌朝はレンジでチンをするだけです。
また、包丁ではなくキッチンバサミを使って調理するのも手です。
肉を切ったり、魚の尻尾をとったり、野菜を切ったり…。
まな板が汚れるし、手を切る可能性もありますが、キッチンバサミを使う事で問題は解決します。
この時に明日の夕飯を決めておくのもいいでしょう。
冷蔵庫に何が残っているかを確認し、賞味期限が近いものを使った料理を明日の夕飯にします。
解凍するものは冷凍庫から出しておき、夜中じっくり解凍させるようにして、翌朝冷蔵庫に入れておきます。そうすると腐ることはありません。
そして明日スーパーで買い足すものも書き出しておきます。
翌日の夕飯の支度も出来なくはないですが、これは季節に関係してきます。
冬場は前日に仕込んでも問題ありませんが、夏場ですと、せっかく料理したご飯を腐らせてしまうのでおすすめできません。
でも夕飯の準備を前日にできると、心の余裕が違います。
買い物の時間短縮をしたいなら、食材宅配がおすすめです。

明日の予定を立てておく
明日の予定を先日の夜に立てておくと、翌朝起きたときの活力につながります。
明日やることをピックアップし、事前に把握しておくことで、頭の中がスッキリし、さらに、やる順番も決めておけば、たとえ寝起きで頭がすっきりしなくとも、そのリスト通りに無心でやっていけばいいんです。
「何をすればいいんだっけ?」と悩む時間が短縮できます。
私は家事と仕事のTO DOリストを付箋で作っておきます。
落ち着いた夜の時間でできますので、書き忘れもなく、ついうっかりもなくTO DOリストを作成することができます。スマホアプリでも作ることができるので、是非活用してみてください。

やらなければいけないことは先延ばししないことで家事時短
子供の連絡帳でよくあるもの「牛乳パック、トイレットペーパーの芯、ケチャップの容器」。
実はこれらの物、フリマアプリで売っているのを見かけました。
それだけ需要があるということなんでしょう。
コレを明日までに準備しろ!なんて無理難題にもほどがあります。
実は1か月前に、事前に連絡されていたのをすっかり忘れていました。
まず思い立ったら即、メモを取りましょう。
そして時間を見つけてすぐやってしまいます。
牛乳パックやケチャップは、今の見かけの物を何とかして空にし、洗って干しておく。
トイレットペーパーは、掃除で使って芯を取り出しておく。
「明日は行事で使う手ぬぐいを持っていかなければならない→ないなら今すぐ100円均一ショップに走る」「空のペットボトルを持たせなくてはいけない→自動販売機で買ってきて、みんなで飲み干す」など、すぐ忘れてしまいそうなものは直ちにやってしまうのが賢明です。
なぜなら人間はすぐに忘れてしまうからです。
例:ペットボトルを準備しなければいけない!
保育園から「明日は工作をしますので、ペットボトルを持参してください」というプリントをもらったとします。
さあ、いつ準備しますか?
後でやろう、と思ってすっかり忘れてしまったことがありませんか?
私はあります。
「あしたの朝、子供のお弁当の準備をした時にやろう」と思ってそのままにし、次の日いつも通りの朝を迎えたが故、ペットボトルを忘れ、子供が悲しい思いをする…
そんなことがないように、必要ならその場で準備すればいいのです。
ペットボトルがなかった場合、子供の好きなペットボトルの飲み物を買いに行って2人で山分けして楽しむ余裕もできます。
もしこれで明日の朝、空きのペットボトルがなく、しかもペットボトルそのものすらなかったらどうでしょう!
冷や汗かきながらコンビニに走り、ペットボトルのお茶をがぶ飲みしている自分を想像できます。
最悪の場合、持っていくことすら忘れてしまっています。
例:来週から子供がプールだった場合
「来週からプールですから」と言われたのをすっかり忘れ、水着を準備するのを忘れてしまい子供が一人だけプールに入ることができず悲しい思いをする…
こんなの悲しすぎます。
「来週から始める」と言われたプールは、もう明日、プール道具を保育園へ持って行ってしまえばいいのです。
保育園に置き場所がなかろうが、そこは自分の知恵と工夫でなんとかします。
うっかり忘れてしまって子供が楽しいプールに入ることができないよりは「お母さん、まだ持ってくるの早いです」と先生に注意されるほうがまだマシというもの。
持っていくのがダメでも、もう今日のうちにキッチリ準備しておいて、子供に「プールの準備はしてあって、道具はここにある」とわかりやすい所に置いておきます。
そうすれば、子供も覚えていてくれて「今日はプールだよ」と、例え自分がすっかり忘れていたとしても、言ってくれるかもしれません。
子供にとってプールは楽しいイベントですからねぇ。
例:「後ででいいから準備しといて」を真に受けない
家族が「後ででいいから、新しい歯ブラシ出しといて」と言ったら即動き出します。
こんなの1分で終わります。
「寒くなったからコート出しといて。時間があるときでいいから」と言われても即出します。
TO DOリストに書く時間のほうが勿体ない場合は、すぐやりだすと忘れることはなく確実に実行できます。
とにかくすぐに動き出しましょう。
仕事も「後回し」は危険
仕事でも「後回し」「時間がある時に」は危険です。
ある仕事をこなしている最中に上司から「今日中でいいからこの会議の資料、コピー取っといて」と言われたとします。
今日中って言っているから後ででいいや、なんて思い、今やっていることをやってしまいがちですが、このような時にも先にコピーを優先すると精神的負担はグッと軽くなります。
それに「頼めばすぐにやってくれる」「仕事が早い」と、周りの信頼も得られることができます。
頼まれて引き受けたのに忘れてしまうのが一番まずいことです。
繰返し作業は省略し手家事時短
日々を生活していくうえで、必ず繰り返してする決まった家事は存在します。
生活の中で毎日繰り返ししていることはありあせんか?
同じことを毎日しているもので「省略できるもの」はないか探してみましょう。
うまく省略して、時間短縮をしてみるのです。
いくつか省略できそうなものがありますので、ご紹介します。
買い物を省略して家事時短
買い物は毎日する必要性はありません。
必要なものは冷蔵庫に貼ってあるメモに記入しておき、時間があるときにそのメモを持って買いにいきます。
それ以外買わないようにすれば、無駄も減らすことができます。
買い物に行く回数は週1回、多くても週2回で充分です。
土日にまとめ買いをして、その食材で1週間やりくりするのも良いでしょう。
我が家の場合は「食材の宅配」を利用しています。
1週間に1度、新鮮な食材が届きますし、かさばるものや日持ちするものもまとめて注文しています。
月曜日に食材の宅配が届きますので、前日の日曜までに冷蔵庫を空にするように努力します。そうすることによって、買い過ぎによる食材の無駄をなくするのです。
買い物による時間の短縮、買い過ぎによる食材の無駄もなくなり一石二鳥。
もし買い物が面倒であれば、食材宅配を利用することをお勧めします。
今は配送手数料がお得なサービスも多数出てきていますよ!
掃除を省略して家事時短
「ついで掃除」を心がけましょう。
「掃除」の時間をマルマル取るのは大変ですが、何かをするついで掃除だったらいかがでしょう?
例えば、私が実践しているのはトイレついでのひと掃除です。
トイレに入るにつき1か所掃除をします。
掃除のしどころはたくさんありますよね。床や壁、便器、空気清浄器、棚など、狭い空間でありながら汚れはつきます。しかも汚れやすい!
なので、1回トイレに入って床、2回目トイレに入って右の壁拭き、次は左の壁、のような感じで掃除します。サッとでいいんです。
他にも、電子レンジを使うたびにレンジ周辺の拭き掃除、煮物を煮込んでいる間に台所の床掃除、お風呂に入ったら1か所掃除など、ついでにできることはたくさんあります。
掃除だけを抜粋してやると時間がかかりますが、この「ついで掃除」ならすぐに終わりますし、そんなに苦にはなりません。
調理時間を省略して家事時短
食事は余分に作って冷凍や冷蔵をしておくのはいかがでしょうか。
作る手順は同じなのですからまとめて多めに作っておけばいいのです。
休日だけでなく、日々の夕食づくりで作り置きもできます。
例えばコロッケ。
スーパーの総菜を買うのが早いし安い気はするのですが、なにか余計な味付けがされているようで気になってしまうのです。
余分な味付けはしない、素朴なコロッケが好きなので、出来るだけ手作りするようにしています。
しかし、手間と時間がかかりますよね。特にジャガイモの皮をむいてマッシュするのは一苦労。
なので私は10個分くらいまとめて作り、3個はその日に使って(3人家族なので)残りは揚げる前の状態で冷凍してしまってます。
人によっては揚げてしまってもいいでしょう。
そうすればレンジでチンしてすぐお弁当に使えますし、朝ごはんのサンドイッチにも使えますよね。
もし揚げたものを冷凍した場合、サクサク感を復活させたいようであれば、フライパンやグリルでサッと火を通すといいですよ。
ほかにも手作りチキンナゲット、ハンバーグ、カレー(ジャガイモはつぶして)など、冷凍の仕方を工夫すればそのバリエーションは豊富です。
送り迎えを省略して家事時短
送り迎えは近所の人と交互にするのもいいでしょう。
子供が大きくなってくると習い事の送り迎えが大変になってきます。
ここをお友達と相談して交代で行うのです。
例えば○曜日は私が送り迎え、○曜日はお友達のお母さんが送り迎え、というふうにします。
大抵の兼業主婦が送り迎えが大変だと感じているものです。信頼できる子供の友達ママがいるようであれば、是非やりたいことの一つですね。
いくつかの作業を同時進行して家事時短
作業の同時進行は時間管理の基本中の基本です。
その組み合わせ方はたくさんあります。
家事の場合は、電化製品を使えば全自動ですので、ボタンを押せば最後までやってくれますよね。
これをうまく組み合わせて、同時進行で家事を進めていきます。
3つの家事同時進行だって不可能じゃない!
私がよくやる同時進行家事は、食器乾燥機+ご飯を炊く+洗濯機を回すの3つ同時進行です。
まずは洗濯機をまわします。
次にご飯を研いでスイッチON。
次が食器を洗って食器乾燥機をON。
おかずを作ったり、掃除をしたりしているうちに洗濯機がその役目を終えますので、洗濯物を干します。
今度はご飯が炊けますので、それを1人分づつラップして冷ましておきます。
そして最後に食器乾燥が終わるので、乾いた食器を片づけます。
もしこの最中に手が空いた場合は、床の掃除をします。
電化製品が進歩してくれたおかげで、このような芸当が、たった一人でできるようになったわけです。存分に活用しないともったいないです。
グループ分けをして3つ同時進行家事に挑戦!
こんなグループ分けの方法もあります。
私は家事をこの3つに分類しています。
Aグループ 電化製品が一人で頑張ってくれる家事
✅洗濯
✅食器乾燥・食洗器
✅ご飯を炊く
✅氷を作る・飲み物を冷やす
✅布団乾燥
Bグループ マンパワーでないとできない、大物家事や身支度など
✅食器洗い(食洗器がある場合はA)
✅床掃除
✅自分の身支度・化粧
✅料理
✅洗濯ものを片付ける
✅部屋の片づけ
Cグループ 短時間でできる、細切れ時間を使った家事
✅ちょっとした掃除
まずAグループにある、家電がやってくれるものをセットします。
そして家電が頑張って家事をしてくれている間にBグループをします。
Bグループをしている間にも細切れの時間はありますので、その隙にCグループをするわけです。
例えば、朝起きたらまず洗濯機を回し(A)、その間にご飯の準備(B)をするのですが、昨日の夕飯の残りを電子レンジで温めている間に冷蔵庫周りのホコリをササッと取る(C)、といった具合です。
我が家は便利家電が少ないのでバリエーションが多くないのですが、Aに食器洗い乾燥機、お掃除ロボットがあればA+A+B+Cという神業もできますし、A+B+Bという可能性も広がります。
ここのポイントはAグループをまずしっかり把握しておくこと。
自分がかかわらなくても出来る家事は、一番最初にフルで稼働させます。
次に、いつでもCグループをできるようにスタンバイしておくことです。
私はちょっとした掃除をCグループに入れていますが、いつでも掃除できるように、ホコリを取るためのティッシュは各部屋に準備してありますし、クイックルワイパーはいつも使いやすい定位置に置いてあります。
このような下準備をしておくと、3つ同時進行もスムーズにいきますよ。
料理をしながら心の栄養補給
同時進行させるものは、家事同士でなくてももちろんかまいません。
たとえば皿洗いをしながら好きな音楽を聴いて歌ってみたり、洗濯物をたたみながらテレビを見たりし、心の栄養補給をしたっていいわけです。
家事をしながら子供の話を聞くのもいいと思って一時期やっていたのですが、目線はどうしても自分の手元に行ってしまうことが多く、子供の目を見て話を聞くことができません。
そうすると子供も話をするとき、相手の目を見て話することがなくなり、よそ見しながら話すようになった気がしたのでやめました。
子供が話をしてくれているときは、子供の目を見て、話を聞いています。
家事や仕事が忙しいと、どうしても自分の楽しみは後回しにしがちです。
やっぱり主婦の心の栄養補給は大切。それで生活に余裕が出てくるからです。
テレビを見ながら床掃除や洗濯物たたみで家事時短
テレビに集中していると、どうしても手が止まってしまいます。出来る家事があれば是非やるといいでしょう。
例えば洗濯物をたたむのもいいですし、テレビのある部屋を掃除するのもいいでしょう。
他に、自分磨きの一環としてエクササイズをするのもいいですね。
テレビを見るときは絶対バランスボールい乗る!と決めて実践していた友人にこの前会ったら、腹筋が割れていました( ゚Д゚)
ほかにもストレッチをして体をほぐしたり、ヨガをやってみたりと、体がスッキリすることを習慣にすると気持ちもスッキリするでしょう。
まとめ
家事を時短する工夫はたくさんあります。
仕事を行う時もそうですが、共通するのは家事時短をするには事前準備が大切だということですね。
しっかり段取りを決めておくことで、何をしなければいけないかが分かるようになり、悩む時間が確実に減ります。
さらに手を素早く動かすことで集中力が増し、1時間ほどの家事時短は簡単にできますよ!
最近は「あれ、家事ってこんなに早く終わるもんなんだ」と思っています。
何か一つでも参考にしていただけるものがあれば幸いです。
確かに忙しい家事ですが、是非楽しんでやってみてくださいね!