主婦の味方!時間短縮作り置きレシピ
時間に追われている兼業主婦・ワーキングマザーの一番しんどい時間。
それは、会社で疲れた体に気合を入れて保育園へ迎えに行き、「おなかすいた~」と叫ぶ子どもにご飯を作らなければならないことです。
「何か冷蔵庫に入っているだろう」と買い物をせずに家に帰り冷蔵庫をあけてみると、そこにあった食材はすべて「ちょっと手間のかかるもの」ばかり。

はあ~…
キャベツや大根がそのまま入っていたり、解凍されていない肉しかなかったり…。
なんだかやる気が出ませんよね。
そんな母の気持ちなんて子どもはおかまいなし。「ジュースのみたい」だの「お菓子がいい」だのわめいています。
ただ、母としてはできるだけお菓子とかレトルトではなく、「手作り」のものを食べさせてやりたいという気持ちは誰だってあるものですよね。
そこで本記事では、毎日の夕食作りにため息をつかないために、事前に作り置きできるレシピをご紹介していきます。
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休みの日にまとめて!平日の夕食づくりが時短になる方法
もし冷蔵庫に「切って下ゆでしてある野菜があったら…」「レンジでチンするだけにしておいたハンバーグがあったら…」なんて思いませんか?
そこでご提案したい!
時間がある休日「作り置き」をしておきましょう(੭ ˃̣̣̥ ω˂̣̣̥)੭ु⁾⁾

私はいつも日曜日の午前中にやっています!
日曜の朝7:00~10:00まではママのゴールデンタイム。
TVで何かしらアニメやら戦隊ものを放送しています。
子ども達は静かにしているわけです。
ここで翌週の夕飯作りを楽にするために、色々とまとめてやるわけなんです。
常備菜・小鉢料理を常にストックしておく時間短縮術
夕飯に関して、私の中ではある決まりことがあります。
それは必ず3品おかずを出すことなんです( ✧Д✧) カッ!!
そのほうが見栄えはいいし、主人の晩酌のお供には居酒屋みたいに細々としたものがあった方が何となく嬉しいのかな?なんて思って、結婚当初から決めてそれを続けています。
ただ、3品となるとガリガリ体系の主人には量が多すぎる。
なのでお盆に乗るだけの量、つまり、お味噌汁、ごはんに、メインを一つと小鉢2つ、私の心の余裕があれば小鉢3つ。
イメージは居酒屋です。
ちょっと手間はかかるのですが、主人には好評です。
なので我が家の和食の常備菜は、常に2種類以上作り置きしています。
毎日作るのは大変ですが、まとめて作るのって結構楽しかったりします。
では今日は、我が家でやっている作り置きレシピをご紹介しましょう。
家事時間短縮の基本
野菜は買ったらすぐに切っておく
カットだけでなく、下ごしらえも
野菜は買ったらすぐに切っておく
冷蔵庫から重たいキャベツや白菜を取り出したり、しっかり束ねられた小松菜をテープから外したり、ピーマンの種を取り除いたり、切った野菜の水気を取ったり…
そんな工程を思い浮かべると、なんだかそれだけでウンザリしますよね。
だったら、元気がある時にまとめて切っておけばいいんですよね。
野菜をあらかじめ洗って、いろんな形に切っておきさえすれば、帰宅して荷物を置いたその瞬間に料理を始められます。
例えば、キャベツに、ブロッコリー、大根。
何でも切っておくんです。
料理中に「あ、味噌汁」と思い付いたら即、お鍋にカット済み野菜をぽんぽん放り込むだけで、具だくさん味噌汁の出来上がり。
サラダの野菜だって、もう切ってあるからお皿に盛り付けるだけ。おお簡単。30秒もあれば出来てしまいます。
切っておくと楽な野菜たち
細かく切っておくと、夕食作りが楽になる食材たちをご紹介します。
買ったらすぐにカットしておく野菜
キャベツ
大根
にんじん
玉ねぎ
基本的に、大きいものは切っておいた方が便利です。
キャベツ
我が家ではキャベツはまるごと買ってきて、以下の4種類に切っちゃいます。
キャベツの切り方4種類
みじん切り
(お焼きやお好み焼き、離乳食用)
千切り
(生食用、お好み焼き用)
ざく切り
(野菜炒め、味噌汁用)
芯を薄く切ってレンジでチンをしておく
(ロールキャベツなど、巻き物用)
細かく切り刻めば切り刻むほど日持ちがしなくなります(特に生食用の千切り)が、そこさえ注意すればそのあとの1週間はかなり夕食作りが楽になります。
もし千切りがなくなってしまっても、ざく切りしておいたキャベツの中から千切りしなおせばよいわけです。
大根
大根もキャベツと同じように4通りに切ります。
大根の切り方4種類
大根の葉はみじん切りに
(炒め物に)
大根おろしをフードプロセッサーで作る
(焼き魚や小鉢料理に)
千切り
(味噌汁、生食用)
輪切り
(煮物用)
にんじん
私はちょっと苦手なにんじん。
でも栄養価は高いので、家族には積極的に食べさせたい野菜の一つです。
自分の苦手な食材ほど、使いやすい状態にカットしておかないとなかなか使いませんよね。
そこで、私はにんじんを買ったその日のうちに千切り&みじん切りにして水にさらし、フードパックに入れて保存しています。
玉ねぎ
目が痛くなるので、嫌煙しがちなたまねぎ。
でも料理に入れると、甘みが出て抜群においしさがアップするんですよね。
そこで私は、全部一気にフードプロセッサーでみじん切りにしてしまいます。
そして、あめ色になるまで炒めて置き、小分けで冷凍しておくんです。
炒め玉ねぎをよく使うのは煮込み料理なので、凍ったまま鍋に投入できます。

このように野菜を解体しておくことで、「早く使おう」という気持ちも生まれ、使い残して腐らせるということも減るようになるんですよ!
カットだけでなく、下ごしらえも!
カット以外にも、下ごしらえをしておくと良いものもあります。
下ごしらえ例
輪切りにした大根を米のとぎ汁で下茹で
小松菜やほうれん草は茹でて一口サイズにカット
もやしを茹でて、めんつゆで味をつける
などなど。
これで平日の食事作りが、とっても楽になりますよ!

切って切って、切りまくれ!
冷凍・冷蔵保存できる時短作り置き料理
野菜でも準備をしておくと楽できるのですが、他にも調理しておけるものがいくつかあります。

私も実践しているものを、いくつかご紹介しておきますね。
時短作り置きレシピ
葉物野菜のお浸し
もやしのナムル
ミートソース
鶏むね肉のから揚げ
飴色玉ねぎ
冷凍焼おにぎり
鶏むね肉のチキンカツ
肉みそ
きのこの焼きびたし
きんぴらごぼう
肉じゃが
ハンバーグ
はるさめサラダ
ポトフ
葉物野菜のお浸し
ホウレンソウや小松菜のお浸しは鉄板です。
さっと茹でてめんつゆで合え、冷やしておきます。
ある日はそれにゴマを振りかけて、次の日は味付けのりを細かく千切ったものを散らして…シラスを乗せるのも好評です。

できるだけシンプルに作っておくことがポイントです。
細かく切って、冷奴の上に乗せたりする方法もあります。
身体に大切な栄養素がたっぷり入った緑黄色野菜ですから、家族に毎日食べさせたいですね。
もやしのナムル
もやしをサッと茹でて、中華だしで合えただけの状態にして、タッパーに入れて冷やしておきます。
そのまま食べてもおいしいし、豆板醤とゴマ油を合えて辛めに仕上げて、ナムルにしてもいいですね。
ねぎと合えてもおいしいです。
もやしもできるだけシンプルな味付けにして保存しておくのがポイントです。
もし余ったら、みそ汁や煮物に入れてもOK。
かさ増し料理にも使える万能食材です。
ミートソース
子どもも大好き、玉ねぎの甘味がたっぷりのミートソースです。
フードプロセッサーがあればさらに簡単にできますし、もしめんどくさかったら市販のミートソースの素に具材をプラスするだけでもGOOD。
手作り感が増しますよ!
冷凍が出来るので小分けに常備しておけばいつでも使えます。
私はパスタだけでなく、グラタンやドリアにも使っています。
使うときは、他の食材を仕込んでいる時にレンジでチン。
我が家はトマト缶とコンソメをメインに自分で味付けして作っていますが、うちの主人はトマトの酸味が得意ではないので、ケチャップを多めに入れて甘みをプラスしています。
鶏むね肉のから揚げ
時間がある時に揚げて冷凍しておくと、忙しい朝のお弁当づくりや「もう一品!」という時は大助かりです。
我が家のから揚げは、しょうがとニンニクのきいた和風の唐揚げです。
ポイントは「揚げてしまってから冷凍する」というところ。
あとは揚げるだけにして冷凍したこともありましたけど、私の場合「揚げるのめんどくさっ!」て時が多いので、揚げてから冷凍しています。
だから食べるときに電子レンジでチンするだけ。
カリカリがお好きな場合は電子レンジは軽めにして、あとはグリルやトースターで焼くといいですよ!
マヨネーズをちょっとかけて食べてもおいしいです。
私は大根おろしとポン酢を合わせてソースを作り、上からかけちゃってます。
そうすると多少しんなりしてても気になりません。
飴色玉ねぎ
玉ねぎをフードプロセッサーでみじん切りにし、塩を少々いれてあめ色になるまで炒めるだけです。
もちろん冷凍保存できますから、小分けにして上記のミートソースやカレー、シチューにも凍ったまま投入できおいしく出来上がります。
少量だけやるのは時間がもったいないので、1~2㎏の玉ねぎをどっさり1度にやっつけてしまいます。
大量だと時間はかかりますが、月1回日曜の朝はこれをしながら台所の掃除をしてることが多いので、あまり苦になりません。
飴色玉ねぎが入っているか入っていないかで料理の質が変わるので、時間がある時に是非まとめて作っておきたい一品です。
冷凍焼おにぎり
あまったご飯で味噌おにぎりを作ります。
焼いてから冷凍もいいですが、私は焼かずに冷凍して食べるときに電子レンジでチン、心の余裕があればグリルでちょっとあぶるというようにしています。
冷凍しておけるので、市販の冷凍焼おにぎりは買わなくなくても大丈夫です。

とても簡単なので夜食・子どものおやつ・お酒の〆にお茶漬けにもいいですね。
みそに細工をして、ちょっと甘めにしてみたり、にんにくを混ぜてみたりと味のバリエーションも楽しめます。
鶏むね肉のチキンカツ
我が家は揚げる直前の「パン粉を付けた」ところで冷凍しています。
それはなぜか。
むね肉はパサつきますからね…。
一度揚げたあと冷凍してチンしたら、えっらい硬くなったことがありました。でも私は硬い方が好きです。
歯ごたえやパサパサ感がお好きな方は、揚げてから冷凍しても良いでしょう。
肉を柔らかくするため、酒・砂糖・塩を鶏肉にしっかり揉み込むのがポイントです。
我が家は下味をしっかりつけているので、そのまま何もかけずにいただいています。
ご飯に良く合う肉みそ
豚ひき肉、みそ、砂糖、酒、ネギを炒めるだけでおいしいご飯のお供ができあがり!
冷蔵で1週間位持ちます。
寒い時にはショウガ、元気を出したいときはニンニクやトウガラシを入れることもあります。
マイルドにしたいときはマヨネーズもありです。
我が家ではごはんだけでなく、冷や奴の上にのせたり、チャーハンの具にしたりしています。
おいしくするポイントは、ひき肉からでる油をしっかり拭きとることです。
脂っこいが嫌いな主人には、冷めて固まると白くなるあの油が許せないようです。
気になる方はよく拭きとってくださいね!
きのこの焼きびたし
きのこ類は低カロリーなうえに食物繊維もふくまれていますので、毎日積極的に取りたい食材の一つ。
私の家にも常にストックしておくように気をつけていますが、きのこは水分を多く含んでいるので、保存には一工夫が必要です。
そこで私は、その日スーパーで特売だったきのこを炒め、醤油、酒、みりんをその日の気分で投入し、ある程度水分を飛ばしたものを冷蔵保存しています。
そのまま食べてもおいしいですし、冷たい豆腐にかけたり、卵でとじて丼物にしたり、お浸しと合えたりと、その活躍の場は多岐にわたります。
冬場は冷蔵で1週間くらい持つので、我が家の定番になっています。

きのこって価格の変動が少ないので、家計は大助かりですよね。
きんぴらごぼう
こちらも我が家では大定番。
きんぴらごぼうは冷蔵で1週間くらい持つし、しかも野菜をたくさん取ることができておかずにもなる、とても優秀な作り置きレシピです。
歯ごたえを出すために、ごぼうは繊維に沿って切ると、子どももよく噛んで食べるようになります。
我が家ではごぼう、にんじん、ゴマのほかに鳥のささみ、またはさつま揚げをいれたりしてボリュームUPしています。
特にさつま揚げは、本来に持っている旨みが野菜とよくからむので、野菜だけとはちがった旨みを楽しむことができます。
子ども用にはそのまま出しますが、お酒のお供にするときは七味唐辛子をササッと振りかけて出しています。
肉じゃが
日にちが経つほどおいしくなる煮物。
作った初日よりおいしくなる料理と言えばカレー、大根の煮物と並ぶくらいのレベルの高さですよね。
煮物は一度作ってから完全に冷やし、温めなおすとその味のしみこみ具合が格段に違くなります。
そのため、我が家の煮込み料理は作ったその日には出さないので、完全に作り置きレシピです。
肉じゃがは、作りすぎても後で色々なものにリメイクできるのがうれしいところです。
料理リメイク術!大量のおかずを作り変えちゃうレシピ集で家事時短!
ハンバーグ
子どもも男性もみんな大好き!なはず…。
常に冷凍庫に置いておきたいメニューの一つがハンバーグです。
ソース次第で味に変化が生まれるし、なんといっても嫌いな人はいないから、メインディッシュに困ったときにとっても便利!
ハンバーグは焼かずに、しかも成形もせずに具を混ぜ合わせた状態で冷凍しています。
「今日食べよう!」と思った時の朝、冷凍庫から出し、仕事から帰った時にはすっかり解凍されていて、あとは成形して焼くだけ。
丸く成形すれば、ミートボールにもなります。
ただ、急な対応用に作る場合は、冷凍する前に焼いた方がいいですね。
電子レンジで加熱すればすぐに食べられます。
うちはひき肉1、豆腐1の割合のほぼ豆腐ハンバーグを作っています。

豆腐は冷凍に向かないですが、粉々になれば冷凍しも大丈夫なんですね。むしろ一度凍らせた方が、水分がでていいかもしれないと思っています。
はるさめサラダ
春雨サラダは、作ってその日に食べるよりは1日経った方がおいしいです。
春雨が調味料をたっぷり吸ってくれるからです。
具材がたくさんあれば何でもいれますが、私はきゅうりとゴマだけって時もあります。
あとは調味料次第です。
酸味があるとさっぱりしていておいしいですよね。
ポトフ
ポトフは野菜や肉を切って、コンソメで煮るだけ。
シンプルで簡単だからこそ、リメイクもいろいろできるというのがポイントが高いです。
ポトフのメリットは、さまざまな料理に変身させることができることです。
ポトフのメリット
離乳食に使える
シチューにできる
カレーにできる
グラタンにできる
肉じゃがにできる
ポタージュにできる
スープにできる
リゾットにできる
こんなに作り替えが可能な料理はほかにあるでしょうか。
それに、食材を切って煮ておけば勝手に完成するので、超時短万能料理と言っても過言ではありません。
【時短小鉢レシピ】あと1品!困ったときにサッと作れる簡単メニューをご紹介!
空き時間にまとめて調理で平日の夕食作りがグッと楽になる!
1日寝かせた方がおいしい料理は、ほとんどが作り置きレシピになります。
その中で冷凍できるものと言ったら数が限られてきますが、それでも2・3日もってくれればありがたいものです。
ある芸能人が言ってました。
「どうしてもご飯を作るのが大変やったら、やきそばでええねん!嫌なら自分で作れって言ったればええんや」
やきそば。
野菜が入っているし肉も入ってる。
炭水化物だから主食の準備はいりません。
確かにおっしゃる通りですよね。
休日に切っておいたキャベツとねぎ、小分けにして冷凍しておいた肉、あともやしも入れれば10分ほどで完成してしまいます。
要は「知恵を絞る」ことだと思うんですよね。
できる事は出来るところまで空いている時間(休日)にやってしまう。
これが、仕事がある日に家事を時短する秘訣です。