家事や仕事、資格勉強もやる気が出ないときありますよね…
資格の勉強もそうですが、家事や育児、仕事など、どうしても「やる気でない…」「モチベーションが上がらない…」そんな風に思うことは誰しもがあることです。
私もその一人。
自他共に認める「気まぐれ子さん」な私は、やる気がみなぎってテキパキ仕事をするときもあれば、ある日はダラダラしている…
こんなことでは、いつも私の背中を見ている自分の子供に示しがつきません。
それに、家事や育児は「やる気ない」なんて言い訳は通用しません。
やらなければいけないのです。
やらなければならないのであればイヤイヤやるのではなく、できれば楽しみながらやりたいものですよね。
資格の勉強も同じことが言えます。
モチベーションをアップさせる主婦の勉強方法3つをご紹介
私が実践してみて効果があった資格勉強モチベーションアップ方法はこれです。
✅わからない所は分かるまで調べつくす
✅やる気オーラをわけてもらう
✅ライバルを勝手につくる
疑問はとことん追求してモチベーションUP
資格の勉強をする上で、どうしても分からない言葉が出てきますよね。
私の資格の勉強方法は「1冊の参考書と問題集をひたすら何回も繰り返す事」です。
【繰り返し】合格率100%!主婦でもできる私がやった資格勉強法とは?
私はこれしかやっていません。
机に向かってノートをとりながらの学校ならではの勉強法は、時間的に無理だと判断してこの方法をとりました。
とにかく参考書を何回も読みます。
資格の勉強を始めて最初の1・2回は分からない単語もスルーして読み進めますが、3回目の参考書の熟読の際はそうは言ってはいられません。
スルーばかりして読み進めていくと、分からない語句を想像で理解してしまっていて、間違って覚えてしまうこともあるでしょう。
分からないことが出てきたら、次のことを試します。
スマホを使ってとことん調べる癖をつける
分からない語句を調べるのに、非常に役に立つのはスマートフォンです。
スマートフォンなら片手でも調べることができるので、通勤中でも使う事ができます。
【資格】通勤電車が働くママの資格勉強場に変身!その方法とコツは?
「どうしてこうなるの?」と思ったことはとことん調べます。
そして、この場で覚えるように努力するのです。
わからないままにしておくと、あとでまた同じ単語が出てきたときにわけがわからなくなってしまいます。
暗記する、というよりは、たとえ話と一緒に理解するようにすると覚えやすいですよ。
例えば、私が資格を取得した危険物取扱者乙種の「ガソリンの引火点は-40℃」というのを覚えたい場合。タダそのまま丸暗記でもいいのですが、イメージが湧くともっと覚えやすくなります。
スマホで調べてみると…
気温が250℃くらいの地球環境だったとするならば
軽油や灯油は火などを近づけなくても勝手に燃え始めるということで
その一方でガソリンは気温が-40℃という酷寒の地でも火を近づける
だけで炎が上がるということを表しています。このような性質を持つことに加えて、他の2つの油に比べて揮発性が
とても高いことなどからガソリンは取り扱いに十分な注意が必要と
されているわけでタバコを吸いながらガソリンを扱うなんていうのは
言語道断で自殺行為といっても過言ではありません。
☞行列のできるトラック相談所から引用
このように書いてあるサイトを見つけました。
すごく分かりやすいですよね~。
マイナス40度で鼻水も凍る所にいても、ガソリンは火があれば引火しちゃうんですよ!
このように、時として参考書よりももっと分かりやすく書いてある場合もありますので、すぐ調べることは大切です。
知らないことがなくなってくると、モチベーションも自然と上がってくるのが不思議でしたよ。
先生になって教えるつもりで調べる
「先生」といえば私の中では「イコール なんでも知っている」というイメージです。
そこでそんな先生のイメージを利用して、自分が今勉強している資格の先生になったつもりで、講義のシュミレーションをしてみてください。
できるだけ分かりやすい言葉に置き換えて、想像する相手に理解してもらえるように努力します。どんな質問が生徒からくるかを想像しながら、勉強したり調べ物をするんです。
相手に教える、ということは、自分自身が深く理解していないとできないことですよね。
先ほどのガソリンの話であれば、引火点と発火点の違いをわかりやすく例えるなら?を考えながら調べていきます。
ちなみに答えは引火点は火をつけたら燃える温度、発火点は火をつけなくても自然に火が出る温度です。
小学生に教えるとしたら、どのような例え話をするだろう?
と考えているうちに、自然と覚えていますよ。
やる気オーラを分けてもらってモチベーションを上げる
資格勉強だけでなく、家事・育児・仕事でもやる気が出ないときってありますよね。
心が暗い時は、動くのがつらくなってしまいますよね。
主婦の先輩方もそのような方経験をされた方はたくさんいます。
どうやって克服してきたのか、体験談を聞いてみましょう。
育児休暇中の時、私は家にほとんどこもりっきりの生活をしていました。
大姫様が産まれた1か月後に「東日本大震災」があり、原発の放射能の心配もあったため、余計に外に出なくなってしまいました。
すると私はどんどん性格が暗く、テンションもいつも低い状態になったんです。
そんな時、友人が家に遊びに来てくれたんです。
すごく明るい方で、いつもニコニコしている方です。
彼女が帰った後、すごく元気になった私がいたんですよね。
まさしく、彼女の元気オーラを分けていただいたんです。
それでモチベーションが上がりました。
今思えば、私、産後鬱状態だったのかもしれません。
元気って分けてもらえる事に気が付いた私は、できるだけ周りに元気に振る舞うように努力してきました。
普段から明るく元気な友人は、自分が辛い時の助けになってくれますよね。
元気を分けてもらえます。
私は最近、やる気のある人に地域新聞で触れました。
その方はみなさんご存知の有名な料理研究家ですが、こんなことをおっしゃっています。
「家事を休みたいと思ったことはそんなにありません。だって楽しいから!」
私にはとても衝撃的な言葉でした。
振り返ると私は、家事は「義務」と思って機械的に無心でこなしていました。
楽しい、楽しくないは二の次で、ましてや「楽しもう!」なんてこれっぽっちも思ったことはありません。
でも、もしこの家事を楽しみながらできたら…どんなに1日が充実することでしょう。
家事を楽しみながらできると、「料理研究家」「洗濯研究家」「片付け研究家」「お掃除研究家」なんて肩書がついたり、本やコラムを執筆してみたり主婦向け番組に出演してみたりして…な~んて未来が待っているかもしれません。
「○○研究家」といわれている、主婦が普段行っていることを生業としている方々は、本当に家事が好きな人たちばかりなんですよね。楽しんでやるからこそ、長く続くのでしょうし研究しようと思うのでしょう。
だって、テレビで見る○○研究家の方々は明るい方が多いように思いませんか?
悲壮感を感じる○○研究家は一人もいませんよね。
そんな、人生を楽しんでいるような方々に実際逢ってみたり、その方の書いた本を読むだけでもエネルギーを分けていただけるんです。人生のモチベーションが上がっている感じです。
実際に会ったことがことがなくても、本屋や雑誌から元気をもらう事もできます。
資格の勉強であれば、同じ資格を目指している人に近づいて、やる気を分けてもらうのもいいでしょう。
家事であれば、保育園や学校などのママ友に輝いている人はいませんか?
仕事であれば、テキパキこなしている同僚はいませんか?
そんな方々から話を聞いてやる気を分けてもらうのもいいもんですよ!
やる気のない人には近づかない
逆に、やる気のない人、モチベーションが低い人を避けることも重要です。
やる気のなさは伝染します。しかもこのやる気のなさオーラパワーは結構強力で厄介なんです。
隣にいるだけでこちらのやる気も根こそぎ奪われてしまいますので、本当に注意が必要です。
特に会社ではわかりやすい「やる気のない人」「仕事をしない人」。
こんな人たちと一緒にいては、自分も同じようになってしまいます。
そんな人には極力近づかないように、視界にも入れないようにして、人生を楽しんでいる人と積極的にかかわりあって良いオーラをもらうのです。
そしてやる気をいただいた代わりに、こちらもやる気返しをする。
そうすると相乗効果で、今までやる気のなかった人も元気になってきて、周りが良い雰囲気になっていきますよ!
周りにやる気のある人がいないなら、自己啓発本を読んでみる
「読むビタミン剤」と言われている自己啓発本。
もし元気な人が周りにいなかったら、自己啓発本を読んでみてください。
意外や意外、少しづつやる気がみなぎってきます。
私が最近元気をもらったのがこれ。
⇩スティーブン・R.コヴィーの「7つの習慣」です。
すべてが思い通りにならず「私って全然ダメ人間だ~」と自信を失っていたときに出会った本です。
世界的ベストセラーになっていて、自己啓発書がお好きな方は知らない人がいないんじゃないかしら、というくらい有名な本です。
まだ読んでいない方は読んでみてはいかがでしょうか。
少しづつ実践していくにつれ、どんどん前向きになっていく自分にびっくりしています。
おかげで、今は毎日楽しく暮らせています。
私にはたまたま、この本がやる気の出るビタミン剤でしたが、それは人それぞれ。
この本にたどり着くまでにちょっと遠回りしましたが、世界には1億冊以上の本があります。
必ず自分を元気にしてくれる本が見つかるはずです。
ライバルを見つけてモチベーションUP!
私は資格の勉強を朝の通勤時間を勉強の時間と決めてやりましたが、前日の疲れが残っていたり、何か悩み事があったりすると「やりたくないなあ…」と思ってしまいます。
それでも自分を奮い立たせて参考書を開くのですが、どうも集中力が続かず「今日の夕飯は何にしようかなあ…」「今晩はなにか面白いドラマがあったかなあ…」なんて、今はどうでもいいことを考えてしまうのです。
これではいつまでたっても資格の勉強ははかどりません。
そんな時、自分を奮い立たせるにはどうしたらいいのか。
それは、「ライバルを見つける事」です。
皆さんには尊敬する人、またはライバル、意識している人はいらっしゃいますか?
「この人には負けたくない」とか「この人のようになりたい」という気持ちを胸に秘め、物事の達成に向けて精進すると、やる気がみなぎってくる事があります。
私は密かに、そして相手に承諾なく勝手にライバルを作っているんです。
「今この時間、きっとあの人も勉強しているんだろうな…」そう思うと、メラメラ闘志が湧いてきます。
尊敬・憧れのライバルをつくる
皆さんは綺麗な女優さんにあこがれたことがありますか?
同じ洋服を着たい、同じメイクをしたい、同じダイエット法を試したいなど、若い時に経験したことがある方が多いでしょう。
「尊敬・憧れのライバルをつくる」とはそういうことです。
職場で憧れている先輩がいます。
私と境遇はほとんど同じ、主婦・子育て・仕事をバリバリこなしていて、しかも管理職です。
仕事ぶりはいつもテキパキ。歩き方も颯爽としていて、しかも美しいときたもんだ。
こういう年齢の重ね方をしたいと「ライバル」というよりは「目標」にしています。
どうしてもやる気が出ないときはこの先輩を思い出し、「今頃先輩も頑張っているんだ。私も頑張んなきゃ」と思ってやる気を奮い立たせています。
子供の通う保育園でいつも自分を綺麗にしているお母さんがいて、「私も洋服くらいきちんとしなければな…」と思っていました。
最近その綺麗なママとじっくり話す機会がありお話を聞いてみると、なんと子供が3人もいらっしゃるとか。
私なんて2人しかこどもがいないのに、こんなに生活臭がしてしかも疲れ切って見えるという…この差は一体何!?
そんな思いから勝手に「私の憧れのママ」にさせていただきました。
家事に疲れた時は「きっと綺麗ママも頑張ってる!私もがんばろう!」とやる気を出しています。
こいつだけには負けたくないと思うライバルをつくる
一緒に仕事していると「この人には負けたくないな~」「この人腹立つわ~」と思う同僚一人や二人いるでしょう。
嫌な気持ちを顔に出さずにうまくやるって、結構ストレスになるんですよね。
そんな嫌な奴を、自分のモチベーションアップに役立たせる方法もあります。
職場に腹立たしい人がいます。
いつも仕事は遅いし、無駄口は多いしで頭にきます。
そんな時私は、「こいつにだけは負けない」ライバルにして競争していると、やる気が出る事があります。
ムカつきをパワーに変えるというのでしょうか。
奴の持っていない仕事に必要な資格も、この怒りパワーで取得することができました。でもやっぱりムカつきます。
ブログやSNSで短期のライバルと、長期のライバルをつくる
長い目で見たライバルと、目先のライバル2人を作っておくのもいいですね。
資格勉強であれば、合格までのライバル(短期)、合格してから資格を生かして仕事をしているライバル(長期)を設定します。
家事や子育てであれば、今現在子育て家事に奮闘しているライバル(短期)、子育てを終え自由を謳歌しているライバル(長期)。
仕事であれば、同じプロジェクトで頑張っている同期(短期)、社長(長期)のような感じです。
短気のライバル
短期のライバルは自分より少し上くらいの方を設定します。
資格取得のためのライバルを見つけるのであれば、同じ資格を勉強している人を見つけるのは大変ですが、今はブログやSNSがあります。
自分でコツコツと資格の勉強をしている人の中には、ブログを自分の勉強っぷりをブログで公開している人がいます。そんな方々の中から自分のライバルを設定しても良いでしょう。
「こんな苦労があった」「今日はこのくらい勉強できた」そんな記事を読むと自分もモチベーションが上がってきます。
もし心の余裕があれば、その方のブログにコメントを残してお近づきになって、お互いを高め合うのも手でしょう。ブログを更新している人にとって、自分の記事にコメントが付く事は嬉しいものですから。
「私のライバルは、私がこうしてダラダラテレビを見ている時間も勉強しているかもしれない…」
「私のライバルはもっと高いレベルでできるのかもしれない。」
「私のライバルはもっとたくさんの努力をしているかもしれない。」
「私のライバルはこの程度で泣き言、言い訳、弱音を吐かないかもしれない。」
「私のライバルと今テストで勝負したら、負けるかもしれない。」
そう思うと、勉強する気力が湧いてきませんか?
長期のライバルを作る
短期のライバルを作ると共に、長期のライバルも設定してみてください。
長期のライバル設定は、そう簡単には勝てない相手にします。
短期のライバルは「自分よりちょっと上」のレベルの人を設定しましたが、地道に努力していくと、いづれライバルを追い越してしまう可能性が十分出てきます。
「勝った!」と思ってしまうと、人間とは恐ろしいもので、人間誰しもが持っている「怠惰」というものがひょっこり顔を出し、今までのような努力をしなくなってしまうのです。
これを「燃え尽き症候群」といいます。
そうなっては今までの頑張りも水の泡になってしまいます。
だから長期ライバルを設定する必要があるのです。
私には「ライバルをつくる」が一番やる気が出ました
私が資格の取得を頑張っているのは「夢の自営業を成功させるため」というのが根本にあります。
資格取得は自営業を成功させるための数あるハードルの一つでしかありません。しかし、資格を取得したからと言って自営業が成功するという保証はどこにもありません。
資格取得は通過点でしかないのです。
ですから、私は長期ライバルとして、ある実業家を設定しています。
一生かかってもこの方に勝てるわけがないのは重々承知していますが、それでも一応同じ人間。もしかしたらもしかするかもしれません。
この方はまだ駆け出しのころ、とても苦労してきた方です。
苦労しながら努力をし、懸命に働いて会社を大きくされました。
そんな方のブログや書籍を読むだけで「世の中にはこんなにすごい人がいる」「私なんかまだまだだ」と自分を戒め、さらなる努力をしようという気にさせてくれるのです。
モチベーションを高めるには、このライバル設定はかなり良いですよ。
負けず嫌いな性格の方には特におすすめです。