妊娠中に大切な食事 調べれば調べるほど「食べたい物がないっ!」
妊娠中から授乳期まで、子供に良い栄養を与えるためにもママの食生活は気を付けたいものですよね。
食は体の資本です。
これは赤ちゃんだけではなく、大人の私たちだってそうなんですよね。
食べている物で体の調子は変わってくるものです。
病気の原因だって、私たちが普段食べている物が多くを占めます。
しかしこの情報社会、あまりにも膨大な情報がありすぎて何が良いのか悪いのかわからないですよね。
「あれもダメ~これもダメ~」ばかりで、「食べられるものがないじゃないか!!」と思った回数、数知れず。
食べられるものと言えば海藻とか野菜とか…食欲が出ないぜっ…
私は、ダメな食材を調べてため息をつくのではなく、最低限の事だけ心に留めておいて、他はストレスのない程度に自由に食べることにしました。
だってつわり明けは食べることが唯一の楽しみなんですから!
それに探し出すとキリがありません。
そこで、私が実践した「これは頭の片隅にでも入れておこう」と思う食生活の基本5カ条をご紹介しますね!
妊娠中1日の摂取カロリーは2000~2300kcal
妊娠後期になると、体重管理が最大の課題になってきます。
普通に生活をしていればそんなに気にしなくてよいはずなのですが、妊娠中ということで動きは鈍くなるは、仕事は産休に入り体を動かすことが少なくなるはで消費カロリーがグンと落ちます。
特に産休に入ると、いつも身の回りには食べ物がある生活になってしまう、これが体重増加に拍車をかけるわけなんですよね。
食べ物がおいしい時期ですから、誘惑に打ち勝つのは大変です。
ちなみに、私は誘惑に負けまくり、それまで順調だった体重増加が産休に入って倍のスピードで増えていきました。
臨月には産婦人科の先生からイエローカードが出ました。
おすすめ!妊娠中の体重管理方法
妊娠中の体重管理方法でおすすめなのが摂取カロリーをスマホで記録することです。
一般的な女性の1日のカロリー摂取量はおよそ2000calです。
ここから考えると、妊娠初期で2050kcal、妊娠後期で2450kcal、授乳期では母乳のために2350kcalが必要だとされています。
妊娠中はごはん茶碗1杯分位は多めにカロリーを摂取する必要があるんです。
だからと言って食べすぎは良くないですよね。太ります。
基本はこのカロリーでやるのですが、前日はちょっと食べ過ぎてしまったという場合は、今日は少し少なめに…といったように調整していけばいいわけです。
そんな時に体重管理アプリは役に立ちます。
葉酸・鉄分・カルシウムをたっぷりとる
葉酸・鉄分・カルシウム この3つは、妊婦には欠かせない3大栄養素です。
常に意識をしながら、夕飯の献立を考えるようにしたいところです。
妊婦だけではなく産後も、そして大切な家族にも大切な栄養素なので、妊娠が終わっても意識して食事に取り入れ続けたい栄養素です。
もし食事だけではとることが出来ないのであれば、サプリメントを利用するのも手です。
その値段が安いといって選ぶにではなく、化学物質が入っていない合成葉酸のものを選ぶとよいでしょう。
今、妊婦さんに人気のサプリメントは「ベルタ葉酸サプリ」です。
☟ベルタ葉酸サプリ 公式サイトはこちら!
葉酸・鉄分・カルシウムがたっぷり、そしてしっかり入っています。
私は仕事が忙しくて夕飯にはそんなに気を使えなかったし、つわりもあったので、この葉酸サプリメントは重宝しました。
出産後も飲み続けているサプリメントです。
おかげさまで調子も絶好調!
塩分・油分は控えめに
我が家ではフッ素加工のフライパンを使い、油は一切使わなくなりました。
それまでは何を炒めるのにでも、必ず油をひいていたんですが…。
主人と結婚してからずっとで、うちの主人は油を好まないのです。
新婚の頃は主人に好かれようと無理して合わせていたのですが、今じゃすっかり私も油を使わなくても平気になりました。
主人はとてもスレンダーなのですが(170㎝ 50㎏)どうしてこの体型を維持できるのか。主人の食生活で分かった気がします。
実際、私も痩せましたしね。
味付けもそうです。
主人は濃い味のおかずを残しますので、味付けは極力薄味を心掛けるようにしています。
思考錯誤して調理し、主人と同じ物を食べると、なぜか私の血圧がドンドン下がりました。
そして体重も減るんです。
何故かというと、全体的にあまりしょっぱくないので、白いご飯がすすまなくなるんですよね。
塩分・油分控えめ食生活は健康に良いことももちろんですが、体型維持にも欠かせない食習慣です。
妊娠中のアルコール・タバコはNG
タバコは科学物質のかたまりです。
妊娠を機会にやめたほうがいいでしょう。
しかも値上がりに値上がりを重ね、今や家計を圧迫しています。
こんなに値上がりしても購入者がいるということは、それだけ依存性が高いんですよね。
病院の先生によっては「妊婦のストレスになるくらいなら、やめなくてもいい」とお話される先生もいらっしゃるようですが、ほとんどの先生はやめるべきだとおっしゃるようです。
私は喫煙していましたが、この漫画を読んで恐ろしくなり、やめました。
どうしてもやめられない方は、是非ご一読を。
2・3巻に掲載されている「喫煙妊婦」という回で、喫煙し続けた妊婦の慣れの果てが描かれています。
みんながみんなこのようになるわけではありませんが、このようなリスクを覚悟しておきましょう。
✿私の体験談
会社で妊娠中にたばこを吸っている女性社員がいました。
本人は全くやめるつもりがありません。
無事に出産できたから良かったものの、お腹が大きくて煙草をふかす姿を見せられているこっちは、気分が良いもんじゃありませんでしたね。
さて、お次はアルコール。
これまた私は大好きで、会社終わりの一杯をおいしく飲むためだけに仕事を頑張っているというほどのビール好き。
しかし悪阻で飲めなくなってしまいました。
2人目の妊娠のときはダメなままで出産を迎えられたので良かったのですが、1人目の妊娠の時はつわりが明けたとたん、目がビールを追うようになりました。
アルコールは、1日グラス1杯くらいなら飲んでも構わないという説が多いようです。
ただ、私みたいに1杯飲んだらタガが外れちゃうって方もいらっしゃると思うんですよね。
そんなあなたに朗報です。
今、世の中には素敵な商品が出ています。それはノンアルコール飲料。
その中でも私が一押しなのが「アサヒ ドライゼロ」です。
ノンアルコールでしかもカロリーゼロ。
食物繊維がすこ~し入っているというビールテイスト飲料です。
数々のノンアルコールビールを飲んできましたが、アサヒ ドライゼロが1番ビールに近いと感じました。
もしよければこの機会にお試しください。
バランスの良い食事を規則正しく、そして楽しく食べる
一つの物だけを食べ続けるのは、誰がどう見ても「偏った食事」ですが、ご飯、野菜、肉や魚、果物、これらが1セットで「バランスが取れた」と言ってもいいのではないでしょうか。
あまり堅苦しく考えず、大体のバランスがとれていればいいと私は思います。
そしてほどよく決まった時間に、自分が楽しく食べられるように工夫してみましょう。
私は最近「ワンプレート料理」に凝っています。
例えばこのような感じの食事です。
一つのお皿に、いろいろな種類の食材を盛り付けます。
決まりごとは一つ。
「お皿に乗りきらない物は食べない」ということ。
量の調節がしやすいので気に入っています。
食べているものは普段とあまり変わらないのですが、1つのお皿に盛るだけでなんだか美しく見えるのです。
1プレート料理を美しく見せるためには大切なことは「空間」の使い方です。
あまりギュウギュウに盛り付けると全然美しくないのです。
理想はこれですね。
見た目の美しさを追求すると、必然的に量が減ります。
それでもお腹が一杯に感じるのですから、見た目の大切さはあなどれませんよ。
妊娠中でも楽しく食事を楽しみたいですよね!
インターネットで妊婦の食事について調べると、様々な禁止事項が多すぎて覚えきれません。
もともとキチッとした性格ではなく、大雑把なわたし。
最初のうちはきちんとやっていましたが、長くは続きませんでした。
もっとおおらかに食事管理をしてもいいのではないか。
そう思ってもう一度調べなおしたら、「絶対にこれは食べていけない!」という物はないんですよね。
「食べすぎに注意!」とはあります。
なんでも適度ならいいんです。
って思ったら気が楽になりました。
食べすぎてはいけない食材は頭の片隅に置いておき、食べすぎない範囲で楽しく食事を摂りたいですよね!