妊娠中に冷え性が原因で入院したことがある私
私が一人目を妊娠した時、あれは臨月の時の話です。
1週間に1回のペースになった産婦人科の定期健診で言われた言葉。
「はい、今日から入院ね。」
「はい~?今日からですか?」
「そう。今すぐ。荷物は取りに戻っていいから。」
問答無用でした。
入院の理由は「胎児が小さい」ということ。
管理入院というやつです。
どんな治療をしていただいたかというと、ご飯を食べ、寝ているだけです。
ななんと!!!それだけのための入院!!!
でもこの効果は絶大で、たったこれだけだったのに、私の体重は変わらないまま、いや、むしろ減って、胎児は無事大きくなりました。
これはなぜだったんでしょうか。
臨月の管理入院の原因は冷えだった!かもしれない
私が入院した時期は年が明け1月の寒い時。
「冷えは妊婦に良くない」と聞いていた私は、ほとんどの時間をこたつの中で過ごしていました。
ですから体を冷やして血行が悪くなる、だから胎児が育たない、ということはないと思っていたのですが…
実は「体を温める」ということは外側からではなくて内側から温める、ということなんですよね。
つまり、こたつのように強制的に温めるのではなく、適度な運動をしたり、体を温めると言われている食べ物から体を温めるのです。
そこで、もう管理入院はしたくないと思った2回目の妊娠の際は、特に食事に力を入れてみました。
体が内側から温まるようなものを積極的にとるようにしたのです。
すると、胎児の体重は9か月頭で2000gを超え、「生まれるのが早くなるかも」と言われました。
これはすごい効果です。
もしかして私の1人目の時の入院で、これは私の体質で胎児が育ちにくいのかもと思っていたので、ちょっとホッとしました。
身体を温めることで、体重管理も楽に!
たまたま今回はうまくいっただけだったのかもしれませんが、体の温まる食品を積極的にとることで代謝が上がり、汗がよく出るし、おまけに体重管理がすごく楽でした。
少なくとも、急激に太ることはまずありません。
そこで、ここでは私が積極的に摂った、体の内側から温める食材をご紹介します。
これは妊娠中だけでなく、産後にも、いや、女性なら生きている間はずっと意識しておくテーマです。
女性は筋力が少ないので、どうしても冷えがちです。
冷えは色々な病気を引き起こしますから、せっかく頂いたこの妊娠期間中に食生活を見直してみましょう。
体の内側から温めてくれる冷え性対策食材Best5
世間一般的に言われている「体を温めてくれる食材」といわれているものを調べてコソコソ食べていました。妊婦さんでも安心して食べられる食材ばかりです。
食材には体を温めるものと冷やすものとあります。
体を冷やすものといえば「夏野菜」。
夏野菜の代表格、キュウリやトマトは体を冷やします。
暑い日に旦那様や子供たちに出すのは大変良いことですが、妊婦が食べ過ぎると体を冷やしてしまう野菜です。
逆に体を温めるものといえば…
✅しょうが
✅乾物
✅ねぎ・ニラ
✅鶏肉
✅お酢
です。
しょうがは体の芯からポカポカ
少量でも効果が高いのがうれしい食材です。
また、ドレッシングやドリンク、お菓子にも使えるヴァリエーション豊富な食材です。
しょうがの成分の一つで辛みのある「ショウガオール」が血流を促進してくれるので、身体が芯から温めてくれます。
また、つわりの気持ち悪さをおさえてくれたり、食欲増進や脂肪燃焼の効果も期待できます。
ただ、食べすぎると腹痛・下痢・お腹のハリが出てきてしまうこともあるので、1日5g~10gの範囲内※にしておきましょう。
※5g~10gの目安 スライスであれば6枚 すりおろし小さじ1杯、生姜紅茶であれば1日2~3杯
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乾物
乾物というのは、例えば高野豆腐やきくらげ、干しシイタケ、ヒジキや切り干し大根などのことです。
私は乾物に体温め効果があるとは知らなかったのですが、天日に干すことで温め効果が高まり、栄養素がギュッと濃縮されているんだそうですね。
保存性が優れているし、うまみ成分が沢山含まれているので、少量の味付けで満足できることが、塩分カットにつながります。
また、乾物は日本人にかかせない「天然のミネラルサプリ」とも言われています。
ねぎ・ニラ
ねぎは薬味として少量でつかってもその効果を存分に発揮してくれます。
ぶつ切りにしてお鍋に入れたり、焼いて食べるのもおいしいですよね。
にらは、古くから「体を温める野菜」といわれていました。
ニラに含まれる「アリシン」が、ドロドロ血をサラサラな状態の整え、血行を触診してくれます。
卵とあわせるとおいしいですよね。汁物にしたり、にら玉なんてどうでしょうか。
鶏肉
たんぱく質の中で体を温めるといえば鶏肉です。
肉類の中では低カロリーでありながら、値段も安いといううれしいおまけつき。
料理のバリエーションも豊富ですから、我が家ではとても重宝しています。
鶏肉とねぎの塩焼きは我が家でも好評の定番料理ですが、体を温める効果が抜群食材だけで作られた、妊婦には最高のおかずだったんです。
お酢
お酢に含まれる酸味成分は血行を促進させる働きがあり、体中の血液循環が滞りなく流れ、血液をサラサラにしてくれる効果があります。
血液の流れが良くなるということは体を温めてくれるということです。
他にも、内臓脂肪や中性脂肪の年商を促進させたり、カルシウムの吸収率を上げてくれたり、便通を良くしてくれたりと、妊婦さんに嬉しい効果が期待できます。
特に、香酢や黒酢などのタイプのお酢が飲みやすいですよ!
食べ物以外では?気を付けたい生活習慣
身体を芯から温めて冷え性を改善させるためには、食事だけではまだ足りません。
日々の生活にも「冷えにくい生活」を取り入れるようにしていけば、少しづつでも改善していくはずです。
✅服装を見直してみる
✅夏場の冷房に注意
✅軽い運動をする
✅湯船につかる
服装を見直してみる
身体を締め付けるような洋服は、身体の血流を悪くしてしまいます。
特に下着には注意が必要です。
ブラジャーは妊婦用のゴムのものが楽だし、下着もお腹まですっぽり入る、伸縮性のあるものが楽です。
※あまりにラクチンなので、出産後も愛用中
楽だという事は、血流も滞りなく流れているということ。
まだ使っていない方は、切り替えただけでだいぶ体への負担が減るので試してみてください。
下着だけではありません。
特に冬場は足から冷えてしまうので、マタニティ用の靴下やタイツを上手に組み合わせてみると、快適に過ごすことができますよ!
タイツの上から普段はいているパンツをはけばポッカポカです。
夏場の冷房に注意
最近では会社でも28度設定にしている所がおおく、だいぶ過ごしやすくなりましたが、冷房の近くだとやっぱり寒いですよね。
なので、夏場でも長袖を持ち歩いたり、ブランケットや腹巻などで対策をするといいですよ!
軽い運動をする
適度な運動は、妊婦でなくてもみんな大事なことです。
一番良いのはウォーキング。
お金もかからないし、自分の好きな時にできます。
もし外に出るのが億劫であれば、家中の掃除をしてみましょう。
特に拭き掃除がおすすめです。
壁や床を雑巾がけすることは全身運動になるし、部屋もキレイになるで一石二鳥!
臨月の時に産婦人科の先生から「壁拭きを毎日やりなさい」と言われました。
屈伸運動が良いんですって!
湯船につかる
入浴はシャワーで済ませる方がおおいですが、せっかく浴室に湯船があるのが普通な日本人にうまれたのですから、これを使わない手はありません。
冷え性を改善するには、身体の奥底から温めることが必須です。
熱すぎない温度で、肩までつかってゆっくり温まりましょう。
冷え性が改善したことで、やる気までみなぎってきた!
冷え性が改善されることで、なんだか元気になってきたのは驚きです。
冷静になって考えてみると、身体が冷えた状態だと「動きたくない」という気分になりませんか?
冷え性が改善されたおかげで、家事も仕事もテキパキできるようになった気がします。
✅お腹が張りやすくなった
✅腰痛や便秘になりやすくなった
✅足がむくみやすくなった
✅足がつりやすくなった
こんな症状が現れたら、それは原因が「冷え」かもしれません。
今までの生活を見直してみて、身体を温めることを取り入れてみてください!