何とかやり遂げた!臨月&産後の送迎
2人目の妊娠が発覚すると、問題になるのは「上の子をどうするか」。
妊娠が後期に入るとお腹が大きくなり、保育園の送迎が辛くなってきます。
そして陣痛の時、出産後の入院時…さあどうしましょう。
また、ママが産休に入ると、地域によっては保育園を退所しなければならないところもあります。
以前問題になってましたよね↓
お母さんが産休をとるなら、家で面倒みられるでしょ?だから保育園はやめてくださいねって話でした。
まさに我が家にとってもタイムリーな問題だったので、行く末を心配していました。
子供達の年齢が近いと、このような問題もでてくるんです。
正直なところ、新生児を育てながら上の子の面倒を私一人で見るって無理です。
保育園というのは、仕事や色々な事情で家庭で保育できない人の為の施設です。
そんなんですよね。そうなんですけどね…。
育児休暇中も助けてほしい、仕事を休んでいるけどってのが本音ですよね。
結局我が家の場合は保育園を辞めさせられずに済んだわけですが、今度は新たな問題です。
「下の子が生まれて1か月間、誰が送迎をするのか」
できれば床上げをするまで、新生児の世話に集中したいというのが本音です。
では、一体どんな選択肢があるのでしょうか。
先輩兼業主婦に聞いてみたところ、たくさんの選択肢がありました。
☑自分で送迎
☑親族に頼んで送迎
☑第3者に頼んで送迎
自分で保育園に送迎する
兼業主婦の先輩方に聞いてみたところ、自分自身で送迎をしている方はたくさんいます。
しかも退院後すぐに送り迎えをされた先輩方がちらほらいました。
すごい!まさに母は強しです。
その方法は様々です。
🌸ママが一人で送迎する方法
☑車で送迎
☑A型ベビーカーで送迎
☑徒歩で送迎
車で新生児も連れて送迎
車をお持ちの方はこの方法をとるのが一般的です。
ママへの身体の負担も少ないですし、時間も早く済みます。
生まれたての赤ちゃんも外気に触れることが少ないし、温度管理がバッチリされた車内であれば安心です。
保育園に連れていくかどうかは保育園次第で、駐車場に先生が常駐している様であれば置いて行く方もいます。
このような怖い話もありますし、先生の中には「保育園は雑菌だらけだから連れてこない方が良い」とおっしゃる方もいるので、出産前に保育所と話し合いをしておき、ママは保育園に入らないで2~3分で車に戻れるようにするような工夫をしておきましょう。
門にインターフォンがある場合、先生を呼び出して子供と荷物の受け渡しをしてくれる、良心的な保育園もありますので、是非一度先生と話し合ってみてください。
A型ベビーカーで送迎
A型のベビーカーというのは、子供を寝かせることができるベビーカーです。
⇩Newox 両対面ベビーカー
リクライニングできるベビーかでーで、新生児から使用できます。
一般的なA型のベビーカーは2歳までというのがほとんどですが、Newoxのベビーカーは3歳まで使用可能とかなり長い期間使えるため、耐久性があると言えます。
しかも値段が安いです。
⇩Newoxのベビーカーはここまで倒せます。
これに新生児をのせて、冬場にはレインカバーをつけると寒さ対策、雑菌対策になります。
上の子は歩かせたりバギーボードに乗せたりするとかなり楽です。
バギーボードというのは、ベビーカーの後ろに取り付けてそこに上の子を乗せて移動できるものです。
⇩ラスカル バギーボード
バギーボードの選び方で重要なのは、お手持ちのベビーカーに取り付け可能かどうかです。
ラスカルのバギーボードであれば、ほとんどのベビーカーに取り付けることができます。
しかも取り付け方は簡単なので、多くのママに愛用されています。
ママはちょっと歩きにくくなってしまいますが、バギーボードがあれば急に子供が走り出して肝を冷やすという事も少なくなります。
スリングか抱っこひもで徒歩で送迎
新生児はスリングで、上の子とは手をつないでゆっくり歩いて行くというのが一時期流行りました。
⇩Viotte ベビースリング
ベビーカーや車だと、保育園に着いた時の部屋の出入りが何か面倒ですが、スリングや抱っこひもならそのままGOです。
赤ちゃんの足はM字型にしておくのが一番いいのですが、スリングだと足がまっすぐに伸びてしまう可能性が高いんですよね。
そうなると脱臼しやすいんです。
ただ、正しく使えばとっても便利です。
スリングのコツがつかめない、赤ちゃんを落としてしまいそうで怖いという方は、安定の抱っこ&おんぶ紐が一番です。
おすすめはエルゴベビーの「ADAPTベビーキャリア」というもの。
なんと、新生児から縦抱きできちゃう抱っこひもです。
⇩エルゴベビー ADAPTベビーキャリア
「とにかく楽で疲れない」というママの声が圧倒的に多く、人気が高いのがエルゴです。
特に「ADAPT(アダプト)」は数あるエルゴ製品の中でも最強だと言われています。
新生児から縦抱きできるのもさることながら、パパママの腰の負担をさらに軽くしてくれ、肩ひもをクロス掛けにできるようにしたことで安定感が抜群です。
肩幅が狭いママや、小柄なママであってもその安定感は変わりません。
第3者の手を借りて送迎
帝王切開になった場合や、産後の回復が思わしくない場合、無理をしないで外注するのも視野に入れておきましょう。
一番手軽にお願いできるのは、市区町村単位で申し込みできる「ファミリーサポートセンター」です。
ファミリーサポートセンターは、地域において育児や介護の援助を受けたい人と行いたい人が会員となり、育児や介護について助け合う会員組織です。
この事業は、働く人々の仕事と子育てまたは介護の両立を支援する目的から、労働省(当時)が構想し、設立が始まりました。
育児のサポートの対象は、子を持つすべての家庭です。
赤ちゃんが生まれたお家はもちろん、幼児や小学生のいるご家庭も対象です。
ファミリーサポートセンターの設立運営は市区町村が行いますので、詳しくは「お住まいの地域+ファミサポ」で検索してみるといいですよ。
保育所までの送迎や、保育所の開始前や終了後、学校の放課後や学童保育終了後、学校の夏休みなどの子供を預かってくれたりします。
料金は、私の済んでいる地区のサポートセンターで調べると1時間700円で利用できるようです。
他の地区も大体がこのくらいの料金設定になっています。
ベビーシッターにお願いする手もありますが、お値段はこれよりも高くつくようです。
料金は1時間平均2千円から3千円です。
ファミサポと違うのは、ファミサポでお手伝いをしてくださる方は普通のご近所さんに対し、ベビーシッターは子育てのプロというところです。
第3者に頼んだ先輩主婦の感想・体験談
🌸ベビーシッターを利用した先輩兼業主婦の体験談
3人目を出産したとき、さすがにこれは一人では無理だと思いました。
主人は深夜まで残業することが多いので戦力には入っておらず、両親も離れたところに住んでいたので完全にワンオペでした。
ただ、地方に住んでいる主人のお母さんが「私は手伝いに行けないから、ベビーシッターにお願いしなさい」とお金を送ってくれたので、お言葉に甘えて使わせていただくことにしました。
子供たちの保育園の送迎と、家事も少しだけ手伝ってもらいました。
さすがプロだけあって、子供たちと仲良くなるのも早かったですし、家事も手際が良くて勉強になりました。
値段は高いとは思いましたが、色々と家事時短のアドバイスももらえましたし、程よい距離感もあって良かったです。
🌸ファミリーサポートを利用した先輩兼業主婦の体験談
上の子のお迎えをお願いしました。
朝は主人が出勤がてら保育園に送っていき、帰りにはファミサポの方の自宅で預かってもらって主人が仕事終わりに迎えにいくようにしました。
2人の子を立派に育て上げられた方でした。
あまりお会いできなかったのですが、ノートに子供がどんな様子だったかを書いてくださいましたし、たまに電話でお話しすることもできました。
子供がなついてくれたのがよかったです。
中には、なかなかなついてくれずに変えてもらう方もいるようです。
最初の1か月だけの予定でしたが、すごく良い方だったので私が離れられず、結局3か月間お願いしました。
今でもたまに子供のお迎えをお願いしています。
家族&親族に頼んで送迎
一番多いのが、家族や親族に送迎をお願いする方法です。
新生児を家族や親族に見てもらい、ママが送迎するという方法をしていた方もいました。
やはり頼りになるのは血縁者ですね。
家族&親族に頼んで送迎したママの感想・体験談
🌸旦那の実家に移住した先輩兼業主婦の体験談
私は子育てのことを見越して、結婚した時にできるだけ主人の実家の近くに住もうとしました。
その結果が功を奏し、すっかり主人の実家にはお世話になっています。
私の家族全員が主人の家に泊まりに行くといった感じです。
その時は主人の実家に8人もいることになり、義父や義母はさぞ大変そうでしたが、おかげで私はゆっくりすることができました。
私の下着まで義母が洗ってくれ、本当に頭が上がりません。
その代わり、上の子の送迎は私がやりました。
おかげで早く床上げできたように思います。良い気分転換にもなりました。
🌸迎えを親族に頼んだ先輩兼業主婦の体験談
2人目のお産は自分でも分かるくらい消耗が激しく、産後2・3週間は頭がクラクラしていました。
本当は自分で送迎をしたかったのですが、ここは潔く周りに頼むことにしました。
主人に出勤時間を1時間遅くしてもらって保育園への送り。
迎えは義父か義母にしてもらう、という連携プレイです。
「みんな、すごい迷惑だろうな…」とは思いつつ、でもここは思い切って甘えてしまいました。
でも良いこともあって、子供とと義父が今まで以上に仲良くなったんですよね。2人きりの時間が作れたことで。
これはすごく良かった事です。
🌸自分の実家に帰った兼業主婦の体験談
出産後1か月は上の子を保育園を休ませて、遠く離れた実家に引きこもっていました。
里帰り出産です。
帝王切開予定だったので、出産したらとても動ける状態じゃなくなると思い、予定日の1週間前に実家に帰りました。
3か月ほどいましたが、やっぱり実家は最高です。
ただ、あまりに居心地がよくて社会復帰に苦労しました。
🌸義母さんが家に住み込んだ兼業主婦の体験談
産後に主人が海外出張で1か月離れてしまうことになりました。
すると、お義母さんが家に住み込んでくれることに。
お義母さんは保健師をしていたのでとっても心強かったです。
1か月くらいいてくれました。
おかげで子供も私もお母さんと仲良くなれました。
さすが元保健師、手のかかる上の子の扱いが素晴らしかったです。
やってみると何とかなる保育園の送迎
この記事を始めて書いたのが、私が第2子を妊娠中の頃。
2人の子供を私だけで育てられるのかどうか不安で仕方がありませんでした。
必死に調べたことを思い出します。
このころにお腹にいた下の子も、もう2歳です。
今は元気に保育園に通っています。
新生児のころを思い出してみましたが「あまり覚えてない」が本音です。
心配するだけ損で、人生何とかなるんですよね。
私の選んだ方法は、退院後の1週間は主人の実家にお世話になり、その後はA型ベビーカーで送迎方法です。
最初は「新生児を外に出していいのだろうか…」と心配していましたが、これしか方法はないんだっ!保育園に行ってもらわないと私が倒れるっ!という強い気持ちを持ってやり遂げたような気がします。
結局、なんとかなりました。
ただ、私の場合は産後の回復が早く、子供たちがたまたま健康だったからできたこと。
人生は何があるか分からないので、せめてファミリーサポートセンターには登録しておいた方がいざという時に安心だったかもしれません。
ファミサポは事前登録が必要でカウンセリングもあるので、妊娠中に動いておいた方が安心ですよ!