旦那を最強イクメンにしたいっ!兼業主婦には必須の仕事
「イクメン」
育児をするメンズのことですが、今は育児をしない男性は減ってきているように感じます。
私の周りだけでしょうか。
大手子ども用品メーカーのコンビは、インターネット調査によって「子どもとのお出かけと育児に関する意識調査」を行なった結果が、今のイクメン浸透率を物語っていますのでご紹介します。
イクメン率は53%、子どもと外出「楽しい」が多数=コンビ調べ
調査対象は、20~39歳の男女で、3歳以下の子どもがいる既婚各100人。
「育児を楽しみ積極的に参加しているか」と質問してみたところ、子育て中の男性53%が「YES」と答えたそうです。
約半分といったところでしょうか。
逆に言えば、約半数は育児を嫌々やっている、もしくは育児に参加していないということになります。
世の中の兼業主婦は、男性にも積極的に家事や子育てに協力してほしいと思っているでしょうが、現実問題、そう簡単にはいかないようですね。
家事・育児をしない男性の離婚率が高くなっている!?
実は家事をしない旦那さんには恐ろしいこんな結果が出ていまして、離婚を切り出されやすい男性は(浮気は別にすると)非常に多いことがわかっています。
完全にママのワンオペ育児だと、日頃の鬱憤がたまります。
それが積りに積もった結果が離婚でしょう。
今どきの女子学生は「家事を出来ない(しない)男性とは結婚したくない」と言っている方が多いそうです。
特に男の子のいるご家庭で、旦那さんが家事をしないのを普通の日常にしてしまうと、おそらく子どもも将来家事をしなくなるでしょう。それが普通だと思っているからです。
➡ 男の子は本当にかわいい!思いやりのある男の子の育て方
私の旦那の場合、イクメンにするためには私の働きかけがポイントでした。「あなたがいないと大変だ」「あなたがいてくれて助かった」ということを、大げさなくらいオーバーに言っていました。とにかく褒め上手になることです。
男性はどうして家事・育児をしないのか?
理屈はわかっていてもイクメンになりきれない、そういう男性はまだ多いようです。
自分の育った環境が大きく関わっていると私は思います。
もし自分の母親が子どものころ家事をさせないお家だったら…
「男は家事をするべからず」の教育方針だったら…
私の旦那の家の男性は一切家事をしません。義母がすべて一人で子育て、家事をやってきた状況です。
その子どもは大人になっても家事や育児をするとは思えません。
自分に向上心がなければ尚更です。
「仕事をしている環境と子育ての環境では世界観が違いすぎるので、男性は悪気なく、子育てに関する想像力がはたらきづらい」と分析する専門家がいらっしゃいます。
予測不能なことばかり起こる子どもの自由さについていけないんですね。
それをそのまま放置しておくか、子どもの為、自分を変えようと思うかはパパ次第です。
ただ、変わるように促すことはできます。
それはママの力量にかかっています。
イクメンになりたいと思っている男性はなんと50%も!
なんということでしょう、実際は子育てに参加していないけれど、心の中では「子育てに参加したい」と思っているパパが50%をこえているというのです。
しかし、実際には「手伝うと邪魔になる」「疲れてやる気が出ない」「どうやるのかわからない」といった気持ちがあり、なかなか手を出しづらい状況にあるようです。
イクメン育成方法 我が家の場合「褒め倒す」
男性は女性よりも自尊心は強いもの。
中には『育児は母親がするもの』と開き直っているパパも多いことでしょう。
旦那様が育った環境が大きく影響するようです。
旦那様の家族を見てみるとよく分かります。
旦那様のお父さんは食事の時どうしていますか?大体その行動は、旦那さまの家での行動と一緒です。
私は、もし男性の家事育児に積極的でない家庭に育っても『育児が楽しいもの』と思ってもらえれば、次第に自ら育児参加するのではないかと感じています。
我が家の場合をご紹介します。
我が家では第1子のとき、育児休暇を取ったのは私でした。
その期間は1年間です。
1年間も子どもと一緒にべったりしていれば、そりゃあ赤ちゃんはママっ子になる確率は非常に高くなります。
するとパパは、最初のうちは好かれようと頑張るのですが、いつの間にか諦めてくるんですよね。それで子育ても消極的になっていきます。
それでいつの間にか「ママじゃないと無理」と思ってしまうようになったんです。
これでは私の身が持たないし、何より旦那の家での居場所がなくなってしまうと感じた私は、「しつけ担当は私」にすることにしたんです。
なにか子どもが悪い事をしたときに注意するのは私です。
子どもを褒めるのは主人担当です。
あと、「子どもがいるから休みの日の仕事は無理」とせず、あえて休みの日も仕事をするようにしました。それで主人と子どもの2人っきりにするのです。
主人も「俺が何とかしなければならない」と思ったのでしょう。
子どもと2人で積極的に外にお出かけして、信頼関係を築いていきました。
おかげで今はすっかりイクメン。子どももママよりパパLOVEです。
今では笑って「あの時の俺の努力が今報われている」と言っています。
当時は精神的に大変だった様子です。
しかしあの時に真剣に子どもと向き合ったからこそ、今があるんだと思います。
思わぬ副産物もありまして、会社で仕事をしない人、できない人は大嫌いで腹を立てていた主人ですが、子育てを経験することで気持ちが寛大になりました。
できない社員にも「仕方ない」と思えるようになったらしいです。「日本語が通じるだけでまだマシ」「イライラしたってしょうがない」ということでしょうか。
子育てもそうですが、イライラしたって損するのは自分自身ですものね。
➡ ママのイライラ限界!の解決策 私のやった気持ちの切替方法
家事や子育てに積極的でないパパの操縦法
「家事・育児が楽しくないと思うパパの気持ち」になって、パパをうまくコントロールしてみます。
これはママにしかできない方法です。
「楽しくない楽しく仕事させる方法」は、会社の部下にも使える方法。
自分の為にもなりますので、相手の立場になって、どう声がけをすれば楽しく仕事ができるかここで真剣に考えてみましょう。
パパの操縦法
言い方、お願いの仕方を工夫する
付箋を使って頼み上手に!
旦那さんの居場所を作ってあげる
言い方、お願いの仕方を工夫する
こんな言い方をしているときはないでしょうか。
「育児って大変なんだから!」と愚痴ばかりこぼす
「どうしてそんな風にするの?」と夫の育児方法を非難する
このような態度では、男性も快く育児を引き受けてはくれません。
もし自分がされたらどうでしょう。私だったら絶対頭にきます。
家事の方法にケチをつけられたら「私のやり方に文句があるなら自分でやれ」と思ってしまいます。
ママの言い分もわかります。
しかしここはグッとこらえて、気持ちよく育児を引き受けてくれるように促してみましょう。
まずやってほしいことはお願いする姿勢でいるとうまくいくことがあります。
命令や指示をするわけではなく『疲れているところ申し訳ないんだけど、今から買い出しに行ってくるから少しの間だけ子どものこともみててもらえるかな?お願いできる?』と理由を言って優しくお願いしましょう。
もしくは子どもの面倒をみるか、買い物に行くかの2拓にしてみましょう。
そしてお願いしたら相手を信頼して任せましょう。
男性は不慣れなことも多いはずです。
やった経験が少ないなら尚更です。
多少のミスや時間がかかってしまうことは目をつぶってください。
みんな初めてからスタートしますし、自分もそうだったはず。
それなのに何か口出しされたら、私だったら「そんなに言うなら自分でやれよ」と思ってしまいます。
どうしてもやり方に口を出しそうになったらその場から離れてしまいます。
やっているところを見ないようにするのがいいですね。
例えば、洗濯物干しは私の干し方と違いがあります。
「もっと綺麗に美しく」と思うときもあるし、主人だって私に対してそう思っているのかもしれません。
しかし口には出しません。
お互い様です。
最後に感謝の気持ちを伝えます。
少しでも何かをしてもらえたら、大げさでも構わないので、感謝の気持ちを伝えましょう。
相手は気持ちよく次も手伝ってくれるはずです。
感謝の気持ちを言うのが普通になると、旦那も「ありがとう」を言うのが当たり前になってきます。
さらにそれを見ている子どもも「ありがとう」を言うことが普通になってきます。
良いことづくめですよね。
付箋を使って頼み上手に!
もしかしたら、家事はそんなに大変な事じゃないと勘違いをされているのかもしれません。
家事・育児のやらなければいけないことを細分化し、すべて1つずつ付箋に書き出して夫に見せるのです。
このとき、平日昼、平日夜、休日昼、休日夜でそれぞれ書き出して表にします。
おそらく旦那さんはこの表を見せたとたん、その仕事量の多さにびっくりすることでしょう。
一つ一つの作業時間はそんなにかかるものではありませんが、仕事の種類の量ならどの仕事にも負けません。
ママの家での仕事内容を、旦那さんに分かっていただくよい機会です。
その表を一緒に見ながら「私はこれをすべてやるのは無理です」と旦那さんに言ってみます。
旦那さんは「それなら…」と思い腰を上げてくれるはずです。
そして、旦那さんができそうな仕事が書いた付箋を、旦那さんの仕事として渡します。
出来の良い旦那さんなら、察しが良いのでいちいち言わなくても、やることリストを貼っておくことで「何か手伝おうか」と言ってくると可能性もあります。
いちいち言葉に出して言うと、あまりい気はしない旦那さんにもこのほうほうは使えます。
旦那さんの特性によって伝え方を変えてみるといいですね。
➡ 手帳+付箋活用で仕事の効率アップ!
旦那さんの居場所を作ってあげる
私は「男性にも家事や子育てをやってほしい、家事をしない男性とは結婚したくない」という考えです。
一方で「男性には威厳のある一家の大黒柱であってほしい」という古風な考えも持っています。
結婚生活はまだ短いですが、「男性をおだてると男性も気分が良い」ということはとても感じます。
まずは旦那さんの居場所を作ってあげることです。
我が家で徹底していることは「主人の悪口を言わない」「主人の席には座らない」ということ。
「主人の悪口を言わない」は特に子どもの前では絶対です。
主人がいるから私たちは幸せに暮らしていけるんだ、パパの事がママは大好きなんだということを機会があるとき伝えるようにしています。
主人だけでなく他人の悪口を絶対言いません。
口に出すと本当に心の底から相手の事が嫌いになってしまいますし、その相手の良いところが見つけにくくなり、好きになることや見直す機会がグンと減ってしまいます。
真似をして子どもも愚痴を言い出すかもしれません。
「主人の席に座らない」これは些細なことですが気持ちの問題もあります。
主人の席はテレビの一番良く見える席です。
主人が家にいないときは座ってもいですが、家に帰ったら席は必ず空けます。
そのことで主人も「この席は俺の居場所」という自覚が持てますし、それと同時に「この家の頭」という自覚もできます。
そのような自身を持たせることの積み重ねで、家事や育児に積極的になっていくのではないかな…なんて勝手に思っています。
まとめ
このほかにも「まずは形から入る」という方法もあります。
コレクター癖のあるパパなら、料理をしてもら痛いのであれば専用の包丁を準備してあげたり、掃除や洗濯をお願いしたいのであれば掃除機、マイエプロンを揃えるなど「自分だけの物」を揃えるのも、やる気を引き出す方法の一つです。
ただ、ママにも家事の得意不得意があるように、旦那さんにも好きな家事・嫌いな家事があります。
うちの主人の場合は、洗濯や掃除は好きだけど、皿洗いや料理作りは苦手なようです。
苦手なものは私だってやりたくないですが、嫌なものを押し付けられるのはもっと嫌です。
そこはお互い譲りあう事も大切ですね。
妥協点を見つけて、楽しく子育て&家事をしていきたいですね。