赤ちゃんは泣いて当たり前!泣かない子なんてこの世にいない
赤ちゃんは泣くのが仕事のようなもの。
お腹が空いた~
おむつが気持ち悪い~
ゲップを出したい~
なんか泣きたい~
これらの事をすべて泣くことで教えてくれます。
おっぱいをあげようとしてもダメ、おむつを確認してみたけれど濡れてない…。
ゲップをさせようと縦抱きにしてみてもますます泣き叫ぶばかり…
こんな状態が続くと、いくらたまに見せる笑顔がかわいいとはいえ、ちょっと疲れてしまうこともありますよね。
特に初めて出産された方は気が気ではないはず。
赤ちゃんは自身はもちろんですが、泣き声のすさまじさで家族中がストレスまみれになってしまうこともあるでしょう。
こんな時に泣き止ませるテッパン方法をいくつか知っていると、安心じゃありませんか?
調べてみると沢山あるようで、私もとても参考になりましたよ!
赤ちゃんを泣き止ませるテッパン方法
赤ちゃんを泣き止ませようとすればするほど、ヒステリックに泣き叫ばれると、こちらもどうしたらいいかわからず精神的に追い詰められてしまいます。
もしママが「ギャ~!!!」とイライラMaxになったら、一旦その場を離れることをお勧めします。違う部屋に行ったり、少しベランダに出て外の空気を吸って一呼吸おきます。
ちょっと離れただけで、赤ちゃんになにかよからぬことが起きるとは考えにくいのです。
ほんの2、3分でかまいませんので別室で深呼吸をしてきましょう。
そうするとママのイライラが少しは落ち着くし、赤ちゃんも落ち着く可能性もあります。
落ち着いた気持ちで以下に書いた泣き止ませる秘策を試してみてください。
すると…あら不思議!赤ちゃんがいつの間にか泣き止んでしまいます。
🌸赤ちゃんを泣き止ませる方法
☑まずはオムツ・空腹を確認
☑触覚で泣き止ませる
☑聴覚で泣き止ませる
☑資格で泣き止ませる
赤ちゃん生理現象で泣いているのかも…
4か月くらいまでの、まだ昼も夜も分からない状態の赤ちゃんは「寝る、ミルク、おしっこ」が仕事内容です。
まずはこれらのお願いをかなえてあげます。
オムツを変えて気分転換
最近のオムツは濡れていても不快にならないように改良に改良を重ねられていて、気持ち悪くて泣くという事は少ないようです。
確かに使用済みのおむつを触ってみても、サラサラしていることが多いです。
しかし、オムツを替える事で気分転換になり、すっきりして泣き止むことがあります。
ある写真館で見た光景です。
お宮参りの写真を撮りにきたのでしょうか、ある赤ちゃんがギャン泣きしてしまい、撮影にならず、おろおろするママを見ました。
するとスタッフさんが「おむつを替えると気分が変わりますので、替えてみてはいかがですか?」とアドバイスをしていたのを見たことがあります。
やってみたところ気分よく目覚めてくれて、その後の撮影がスムーズにいきました。
気分が変わることは間違いないようです。
授乳してお腹を満たしてあげる
もしかしたらお腹が空いているのかもしれません。
まずはおっぱいを吸わせてみましょう。
特に添い乳はとっても楽です。
寝たな…と思ったらソッと離れても起きないことが多いので、そのままにしておけばいいのです。赤ちゃんを移動させると起きてしまうので、そのままにしておきます。
この秘儀「添い乳」はママの負担も少ないので、覚えておいて損はありません。
お互いが横になりながら、赤ちゃんの口元に乳首を持っていくのはちょっとした訓練が要りますが、慣れてくるとママが乳を出しただけで赤ちゃんが勝手に乳首を探して吸い付いてくれるようになります。
そこまでレベルを上げるととっても楽ですよ。
げっぷが出ないから泣いているのかも
授乳していたときはご機嫌だったのに、飲み終えてから急に泣き出すときは、もしかしたらげっぷを出したいのにでないのかもしれません。
赤ちゃんは、自分一人でゲップを出すことができません。
大人とは口の構造が違い、ミルクを飲みながら呼吸できるように、ミルクと一緒にたくさんの空気を飲み込みます。
その空気を出してあげないと、せっかく飲んだミルクも吐き出してしまう事が多いのです。
縦抱きにして背中をさすり、ママが促してあげます。
赤ちゃんに触って泣き止ませる方法
ママの手からぬくもりを感じてもらったり、逆にちょっとだけ冷やしてあげたりすると、気持ちが入れ替わる可能性があります。
🌸赤ちゃんに触って泣き止ませる方法
耳の中に指を入れる
耳の中に指を入れて、「こちょこちょ」すると、くすぐったいのか泣き止むことがあります。
反射作用によるものだそうです。
ある番組の中で実験したところ、70%の確率で赤ちゃんが泣きやんだそうです。
裸にする
肌着が気持ち悪い、チクチクすることで泣いている時に特に有効な方法です。
丸裸にするのではなく、前のボタンをはずしてあげるだけでも違いますよ。
暑かったり布団が重い時も、この方法で泣き止んでくれます。
ついでにおむつも替えて、スッキリさせてあげましょう。
※冬場にやる場合は、室温に注意しましょう。
ベビーマッサージをする
赤ちゃんは抱きしめられ、触れられ、親の愛情や温もりをたっぷりと受けることで、愛されていることを実感し、情緒的にも肉体的にも健やかに成長すると言われています。
赤ちゃんに触れることで、ママも赤ちゃんに愛しさを感じ、母親としての自覚が促され、日々の体の変化や成長を感じることが出来るようになります。
赤ちゃんの肌はスベスベで、しかもムッチリしていてやわらかいので、触っているだけで気持ちいいですよね。大人にはない感触を味わうことができます。
足をさすってあげたり、腕をモミモミすることで気持ちが落ち着くことがあります。
耳や顔に軽く息を吹きかける
これは人間の本能、条件反射によって泣き止みます。
大人もいきなり耳に息をふきかけられるとビックリしますよね。
それと同じです。
ちなみに私は右耳のほうが敏感なのですが、赤ちゃんにも右左で感じ方が違うかもしれません。
赤ちゃんの弱点を見つけましょう。
スプーンで背中をなぞってあげる
スプーンの腹で赤ちゃんの背骨に沿って、優しくなぞってみてください。
丸まっている、食べ物をすくうところで優しくです。
大人がカレーを食べるときに使うような大きなスプーンが、我が子には効果がありました。
これは、針を使わない『小児はり』でもよく行われる方法です。
おくるみで巻く
子宮の壁で全身が覆われていた時期を再現してあげることで、心を落ち着かせる方法です。
耳を隠すように巻くと赤ちゃんは落ち着きます。
口や鼻はふさがないように注意しましょう。
横向きにする
横向きは胎児期の姿勢の模倣なんだそうです。
本当はうつ伏せがいいらしいんですが、何度か死亡事故が起きているのでやめましょう。
口や鼻元はきちんと呼吸できるように注意して見てあげてください。
腕枕をしてあげる
ママとの密着がるので赤ちゃんは安心します。
腕枕だけでは効果が見られなかった場合は、腕に赤ちゃんの耳がくっ付くようにすると、心音が聞こえるので安心して眠ることがあります。
ママのにおいや母乳のにおいがついたものを持たせる
ママや母乳のにおいで、安心して泣きやみ眠ることがあります。
タオルやガーゼハンカチなどに母乳をつけ、抱っこで寝かしつけている時は腕と赤ちゃんの頭の間にはさみ、布団で寝ている時は頭の下に敷きます。
常に持たせるようにしておくのも、赤ちゃんの精神安定剤になります。
おんぶする
おんぶしてゆっくり歩きます。
最初は嫌がる事もありますが、めげずに歩き続けます。
我が家では一番おんぶが効きましたね。
両手が空きますので、家事をする事も出来ます。
聴覚で泣き止ませる方法
赤ちゃんはお腹の中にいるときから物音を感じることができると言われています。
特に、目の見えない新生児の時に、頼りになるのは耳です。
何か変わった音を聞かせると、何かしら反応があるようですよ!
🌸耳で泣き止ませる方法
スーパーの袋をこすりあわせる
赤ちゃんを泣きやませたい時、ビニール袋をガサガサとすると、赤ちゃんはその音に神経を集中させて泣き止んでくれることが多いです。
うちの子でも試してみましたが、必ずといっていいほど泣き止みました。
残念ながらずーっと静かにしていてくれるというわけではありませんが、赤ちゃんの注意を泣くことから離すことはできます。
ビニール袋ならいつでも簡単に行うことができますし、軽くて携帯しやすいので外出先でも使うことが可能です。
赤ちゃんの為に使わなくてもゴミ袋としても使えますし、スーパーの買い物袋としても使えます。
電車に乗るときは、泣きだし防止のためにも取り出しやすい位置に備えておくようにするといいですよ。
テレビの砂嵐の音を聞かせる
昔はTVが砂嵐になる時間はたくさんあったのですが、最近はメッキリ減りましたよね。
でもこの方法もなかなかの効果が発揮されます。
YouTubeにこの砂嵐映像だけのものがあります。
「ホワイトノイズ」っていうんですって!
掃除機の音
赤ちゃんのいる部屋で、掃除機をかけてみましょう。
掃除機の音を聞いたとたん、ピタリと泣き止むことがあります。
あんな大きな音で、むしろビックリして泣き出しそうな気がしますが、どうやら逆のようです。
家電製品から発せられるザーという音は、水の音と同じく胎内にいるときの血液の音に近いため、安心することができるそうなのです。
ただ、良い掃除機を使っている方はいいのですが、古い掃除機で気になるのは排気です。
充分換気をしながらやりましょう。
ドライヤーの音
ドライヤーの音も掃除機の音と同様、ママの胎内にいた時の音と近くて安心できる音なんですって。
強弱をつけながら、時々足や手に当てて遊んでみてもいいでしょう。
温風で遊ぶ場合は、その温度に気を付けて、赤ちゃんがやけどしないように充分赤ちゃんから離して使いましょう。
一見、雑音が大きく赤ちゃんが余計に泣きだしてしまいそうに感じますが、ちょっと試しにやってみてください。
水の音
近くにあるお水を口に含ませ、息を吸い込んで「ちゅるるるる」と音を立ててみましょう。
ちょうど、ワインをテイスティングするのと同じ音がでます。
この音に赤ちゃんは反応し、ピタリと泣き止むことが多いです。
麺をすする音をでもいいですね。
他にも浴槽に水をためる音、ちゃぷちゃぷ鳴る音も好きです。
このような水の音は、赤ちゃんがお腹にいるときに聞こえてくる血液が流れる音によく似ているため、安心することができると言われています。
歌を歌う
これはママの気分転換にもなりますから、カラオケ代わりにいいですよ。
赤ちゃんによって効果の度合いはありますが、いろいろと歌ってみたお子さんに合う歌を探してみても良いですね。
我が家ではキラキラ星とか古くから伝わる子守唄を、鼻歌で歌っています。
🌸赤ちゃんの子守歌
☑ゆりかごのうた
☑江戸の子守歌
☑七つの子
☑シューベルトの子守歌
☑ブラームスの子守歌
☑モーツァルトの子守歌
☑ララルー(ディズニー曲)
声は低めの方が、うちの子には良かったですね。
パパに唸ってもらうのも効果がありました。
視覚で泣き止ませる工夫
産まれてから2~3か月経ってくると、だんだんと周りの物がはっきり見えるようになってきます。
この時期に試してみたいのが、見せる泣き止ませ法です。
サングラスをかけてもらう
医学的には「デカラージュ」という現象だそうで、普段と違った景色が急に目の前に現れるので、何が起こったのかを必死に探ろうとし、気がそちらに逸れて泣いてる場合ではなくなるということなんです。
生後1年以上の子供に特に有効な方法だそうですよ。
小さい子だと周りの景色を認識する機能が未発達の為に、新生児には効果はあまりないようですね。
鏡で赤ちゃん自身の顔を見せる
自分の顔を他人と見間違うのか…。
うちの子は「!?」という顔をします。
調子がいいと、鏡に移った自分の姿にパンチを繰り出したりするんです。
赤ちゃんを抱っこして、顔を近づけたり遠ざけたりすると楽しいみたいです。
鏡で笑ってくれたら、もう自分が泣き叫んでいたことは忘れてしまっています。
写真や動画を撮って赤ちゃんに見せる
鏡を見せるのと同じ理由で効果が期待できます。
写真に残るわけですから記念にもなりますよね。
大きくなってから子供に見せると、ちょっと照れくさい顔をしますよ。
また、子供がもっともっと大きくなって結婚して子供を持った時に、きっと今私たちが悩んでいるのと同じような悩み(泣きが激しい)に直面するでしょう。
そんな時にこの大泣きしている写真を見せながら体験談を話してあげると、きっと役にたつことでしょう。
部屋の明かりを消す
豆電球の小さな光にも反応する赤ちゃん。
外からの光を防いで暗くするために、遮光カーテンが有効です。
また、暗がりを怖がって泣く場合、寝るまでは豆電球をつけ、寝たら消すようにするとグッスリ寝てくれます。
徐々に暗い部屋を怖がらなくなります。
その代わり、昼間と夜を区別するために、昼はカーテンを開けてできるだけ暗くしないようにしましょう。
そうすることで昼と夜の区別がつくようになり、体内時計が整っていきます。
夜はしっかり寝てくれるようになっていきますよ。
「タケモトピアノ」のCMを見せる
このリズムがどうやら赤ちゃんの心をくすぐるようで、不思議と赤ちゃんを泣きやませます。
実証済みです。
今現在2歳の我が子にも、未だに有効です。
テレビでCMが流れると、遊んでいる手を止めてじ~っと財津一郎さんを見てますよ。
ふかふかかふか
我が子だけではなく、保育園のママ友もほとんどの方が絶賛している、ママ界隈では有名な動画です。
☟ふかふかかふか
ふかかふっか ふかかかふかふか~
聴きすぎて覚えちゃいました( ̄ー ̄)ニヤリ
まとめ
こうやって書き出してみると、実に様々な方法があります。
自宅でできる事ばかりでしたが、他にも「車に乗せてドライブする」「ベビーカーに乗せて散歩」するという方法もあります。
子供が泣き叫んでいる時はママも焦ってしまい、冷静な判断が出来なくなっている可能性があります。
そこで私は、これらの方法を自分の楽な順番に書き出して、赤ちゃんのそばに張っていました。
赤ちゃんが大泣きしだしたら、何も考えずに上から順番にこなしていく、というやり方をしていました。
うまくいけば3個めくらいで泣き止んでくれるし、10個くらいやらないとダメな時もありますが、まあそれは運ですかね…。
ただ、無理に泣き止ませようとはせず、時にはほっとくことも大事。
私は、上の子の時に神経質になりすぎて、少しでも赤ちゃんが声を上げようものならダッシュで駆け寄って抱っこしていました。
でも、それじゃあ神経疲れるんですよね。
下のこのときは、泣いても3~5分は放っておいて泣き方を観察します。
すると不思議、2~3分で勝手に泣きやむことがなんと多いことか!
「ただ声を上げたいだけ」って時もあるんじゃないかなあと思います。
ま、気楽に子育てしましょう!