未就学児に習いごとの目的は?忙しい子のスケジュール

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未就学児に習いごとの目的は?忙しい子のスケジュール

未就学児の習いごとどうしたらいい?悩むママは多い!

一昔前の習いごとといえば、習字、そろばん、ピアノが一般的でしたが、最近では種類も増えてきています。

スポーツ系では体操、ダンス、空手、フィギアスケートなど。

学習系では実験教室やパソコン教室なんていう習い事が我が家の近所にあるくらいなのでもはやどこにでもあったりするのではないでしょうか。

しかもまわりのお母さんが通わせていると「うちの子もやらせた方がいいのかしら?」なんて考えてしまう今日この頃。

子供よりも私のほうがやりたい!!と思ってしまう習いごとも数多くあります。

 

 

 

習いごとをしたからといってその道のプロになるとは限らない

子どもが習い事に通っているからといって、必ずその分野で一流になれるとは限らないのは絶対頭の片隅にでも置いておいたほうがいいです。

例えば、ピアノ教室に通っているからと言って譜面がスラスラ読めちゃう、というわけでもありません。
それは結局その子の努力次第なんですよね。

これは、私が音楽の仕事をしているのでよくわかります。
小さいころからピアノ、ヴァイオリン、声楽をやっている子がいますが、楽譜は全然読めません。

講師にも責任がありますが、これは本人が「楽譜を自分で読めるようになりたい」という気持ちがないため、練習してこないことにも原因があります。

では子どもに習い事をさせる本当の意味って何なのでしょうか。

 

子どもに習いごとをさせる意味

子どもに習い事をさせる本当の意味は「辛くても、苦しくても、面倒でも、とにかく続ける経験ができる」ということだという専門家の先生がいらっしゃいます。

発明家トーマス・エジソンの有名な言葉で「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」と言われるように、どんな素晴らしいアイデアも挫折してしまえばそこで終わり…何も成し遂げられません。

 

社会に出た時の事を考えてみてください。

社会人になると自分の好きなことばかりやっていられないことは大人なら誰でも分かります。

仕事で辛いことがあったって、会社に行くのがめんどくさいからって簡単に辞めることができないのが会社です。

この忍耐力を養うのは、お稽古事が一役かっているのではないでしょうか。

ですから、子どものうちから習い事をさせるなら、なるべく続けさせることが大切なんですね。

「ずっと続けてきた」という経験は大人になってからも必ず大きな自信になるはずです。
親が「諦めないことの大切さ」を子どもに教えるのは、習い事を続けさせることがうってつけなのかもしれません。

ただし、続けさせるにはいろいろと乗り越えなければならない壁があります。

「辞めたい」「行きたくない」と思った時にどう親が寄り添ってアドバイスしてあげるか、考えるのも大変ですが、ここがターニングポイントになりそうです。

 

 

未就学児に習い事はさせるべきか、させなくてもいいか

これは私個人の考え方ですが、感覚が優れていて果敢な時期に、何も習い事をしないよりは、するほうがきっと子供にとってプラスになると思います。

例えば今流行の英語は、まず日本語をしっかり覚えてからでも遅くはないのではないかと思いますし、(日本語のお稽古は習わせてもいいかも…)ピアノやリトミックは、どうやら保育園で取り入れているようなので必要ないかなと思っています。

体を動かす習い事は、まずは好き勝手遊んで、それで伸ばせそうな競技があるなら…

 

ただ、これは我が家がフルタイムの共働きだからであってお稽古の付き添いができない、という理由もあります。

幼稚園の場合は午前中のみだったりして時間がありますから、いろいろな経験を小さいときからさせるのもいいのではないかと思います。

もしお稽古事を検討中であれば体験レッスンをいろいろ試されるのがいいのではないでしょうか。

たいていの体験レッスンは無料ですので気軽に受けられます。

また体験レッスンならば、小学生のレッスンでも親が見学ができますから、普段は付き添い不可でもその時ばかりは親子でその体験を共有できますし、だいたい1時間以内で終わります。

ただ、いづれは習い事に通わせた方がよいかもしれません。

それは子供に「小学校だけがすべてではない」という事を分かってもらうためです。

小学校で嫌なことがあっても、水泳教室に自分の居場所があれば1日頑張ることができます。

もし水泳教室が嫌になっても、ピアノ教室になら自分の居場所があるかもしれません。

それに、何か一つだけでも得意なことがあると、人生楽しいものですよね。

それを分かってもらうためにも、何かしら他の世界を味合わせてあげるのも良いのではないでしょうか。

 

 

ハード!大人より忙しい子供のお稽古スケジュール

ハード!大人より忙しい子供のお稽古スケジュール ある子の1週間

ちょっとご覧いただきたいタイムスケジュールがあります。

●月曜日

4時~6時 そろばん
公文宿題10枚
8時~8時半スカイプ英会話

●火曜日

4時~6時 そろばん
6時半~7時
公文教室国語

●水曜日

4時~5時 サッカー教室
8時~8時半スカイプ英会話
公文宿題 10枚

●木曜日

5時半~6時 ピアノ教室
公文宿題10枚

●金曜日

4時~6時 そろばん
6時半~7時 公文教室国語
8時~半スカイプ英会話

●土曜日

9時~10時半 そろばん
公文宿題10枚

●日曜日

9時~10時半 そろばん
5時~6時 和太鼓教室
公文宿題10枚

 

実はこれ、ある幼稚園年長さんのタイムスケジュールです。平日は保育園もしっかりあります。

私の印象は「忙しそうだなあ…」です。大人よりもタイトなスケジュールですが、皆さんはどう思いますか?まさかこんなに毎日スケジュールが入っている子がいるとは…。

かわいそうなのかな…と思う反面、スケジュールを詰めることは子供にとってプラスに働くこともあるようです。

小さい頃、月曜日から土曜日までギッシリと習い事の日があった人には、スケジュール管理が上手な人が多いようです。

学校が終わると、レッスン開始までの間に学校の宿題を終わらせ、その後レッスンへ向かい、帰宅後、夕食・お風呂、自由時間という人。

または、放課後すぐにレッスンに行き、帰宅後、夕食・お風呂を済ませ、学校の宿題を集中して行い、自分の時間を作る人など様々です。

いずれの人も、ハードスケジュールの中、1日のタスクを確実にこなし、自由時間を捻出しているのが共通点です。

ここまでやれ、なんて口が裂けても言えませんし、うちの子は絶対続かないという自信がありますが、このような生活を送っている子供も世の中にはいるんですねえ。

差がつくわけだ。

 

 

まとめ

継続は力なり、と言いますが、まさにそれですね。
毎日コツコツやることが上達につながる、それは大人も子どもも変わりません。

ただ、未就学児はまだ小さいから、とにかく何でもやってみたいと思う年頃です。

全部やらせてあげたいですが、現実的に無理ですよね。

あとは親次第ということになります。

色々試してみて、子どもに合った習いごとを見つけてあげたいですよね。

 

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