妊娠中の市販薬は自己判断禁物!必ず医師に相談した方がいいよ!
私が妊娠中の薬の危険性のことについて調べたきっかけは、自分が高熱を出したときなんです。
自己判断した結果、これは間違いなく風邪だということは分かったんですが、今は状況が違います。
妊娠中なのです。
普通だったら風邪薬を飲んだり、もしくは具合が悪くても無理をして仕事をしてればそのうち治るだろう程度で何とかなるのですが、今回の場合は私一人の身体ではありません。
無理してお腹の赤ちゃんになにか悪影響があったら恐ろしいではありませんか。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
早く治さなきゃ…でもどうやって?
薬が使えれば一番手っ取り早いんだけどな…。
薬の影響って、胎児にどのくらいの影響があるのか知りたい、もし飲める薬があったら知りたい。そう思って調べた結果をここに記録しておきます。
妊娠中の薬はどのようなリスクがあるの?
調べれば調べるほど、明確になったことがあります。それは
市販の薬はやめておけ
ということです。
今までわたしたちは何か体の不調が起こると、結構気軽にほいほい薬を飲んでいます。
市販の薬でも「これ、よく効くらしい」と噂で聞けば、成分表なんてろくに見ないで飲んでしまう傾向にありませんか?
凄く効くということは、それだけ強い成分が入っているということなんですよね。
薬の副作用も気になるところですが、吐き気とか頭痛とか分かりやすい副作用なら気が付きますが、実は自分が気が付いていないけれど副作用が出ているって場合もあるんですよね。
さてさて、そんな市販の薬を妊娠中に飲んだらどういうことになるんでしょう。
妊娠4週未満の影響
赤ちゃんが人の姿を目指して成長していくもっとも大切な時期ですが、この時期に妊娠に気が付くというのは本当に稀です。薬を避けようがありません。
ここでどの薬を服用したかによって、赤ちゃんが健康に育つか、あるいは流産や奇形などのリスクを負うかが分かれますが、もし薬の影響でなにか異常が発生した場合、妊娠は成立しないとされています。
妊娠4週目〜妊娠7週目の影響
4週未満と同じく、この時期も赤ちゃんの体の中に臓器ができあがる大切な時期です。
薬の影響を受けやすいのは4週未満以上で、産婦人科医にとっては一番気を使う時期なんです。
薬の服用も、もし妊娠が分かっているならば避けた方が良いでしょう。
ただ、すべての薬が奇形を生じるわけではなく、奇形の原因となる薬は特殊な病気の薬がほとんどです。
もしもこの時期に妊娠している事に気づかず、薬を飲んでしまったとしても過度に心配することはありません。
妊娠8週目〜妊娠15週目の影響
8週以降は主要な臓器が形成し終わり、さらに細かい性器などの形成が続けられています。
外からの影響で赤ちゃんに何かが起こるというリスクは低くなりますが、ここでもまだ安心はできません。
薬そのものの影響は少ないと考えられているようですが、何事も100%はありません。
薬の影響によって奇形になる可能性はまだありますので、服用はやめておいたほうが無難です。
奇形になるとすれば、この時期は口周りや正規の形成が主なので、口蓋裂や男性化(女の子の場合お股に異変)などが挙げられます。
妊娠16週目以降の影響
すでに安定期に入り、主要な部分はほとんど形成されてきて、赤ちゃん自身も安定しています。
ここでは初期ほど薬の影響に神経質になる必要はありませんが、自己判断はせず産婦人科を受診して体調などを伝え、それに応じて薬を処方してもらうもがいいですよ。
私はこの時期までは薬は飲まないで頑張ってきましたが、風邪やら花粉症やら頭痛やら便秘やら色々大変でした。
そこで産婦人科の先生に相談したところ、私と同じような悩みをもつ妊婦さんは沢山いるようで、それぞれに合わせた薬を処方してくれました。
効き目はいまいちでしたが、それでも症状の緩和はできたし、なにより赤ちゃんへの影響を心配しなくていいわけですからありがたいことです。
自己判断は危険!市販の薬は飲まない!くらいの心意気で
昔、うちの母が言っていました。
「薬に頼らないで、自分の中にある人間の治癒能力を信じなさい」
大人になってから親元を離れ、薬に手を出す機会が増えましたが、人間の病気と闘う力ってすごいんですよね。
妊娠中は特殊な病気以外であれば、薬に手を出さずに自分の力を信じてみるのもいいかもしれません。
市販の薬は戸棚の奥底にしまっておきましょう。
つらい場合は必ず病院へ。そこで処方された薬だけを飲むようにした方が賢明です。
結局、私の風邪は自分の治癒能力で治しました。
その結果はこちら!