やらなければならないのにやる気が出ない時 ありますよね…
家事や育児、仕事、勉強など、どうしても「やる気でない…」「モチベーションが上がらない…」と感じることは、誰しもあることです。
私もその一人。
自他共に認める「気まぐれ屋さん」な私は、やる気がみなぎってテキパキ仕事をする時もあれば、ダラダラしまくっている時もあります。
こんなことでは、いつも私の背中を見ている自分の子どもに示しがつきません。
それに、家事や育児は「やる気ない」なんて言い訳は通用しません。
やらなければいけないのです。
やらなければならないのであればイヤイヤやるのではなく、できれば楽しみながらやりたいものですよね。
そこで、様々なシーンで使えるモチベーションアップの方法を研究してみました。
モチベーションが上がらない時どうしてる?先輩主婦に聞いてみた!
家事・育児・仕事・勉強…
やらなければならないけれど、どうしてもやる気が出ないときってありますよね。
心が暗い時は、動くのがつらくなってしまいますよね。
主婦の先輩方も、そのような方経験をされた方はたくさんいます。
どうやって克服してきたのか、体験談を聞いてみましょう。
✿友達と会うことでやる気復活!
育児休暇中の時、私は家にほとんどこもりっきりの生活をしていました。
子どもが産まれた1か月後に「東日本大震災」があり、原発の放射能の心配もあったため、余計に外に出なくなってしまいました。
すると私はどんどん性格が暗く、テンションもいつも低い状態になったんです。
そんな時、友人が家に遊びに来てくれたんです。
すごく明るい方で、いつもニコニコしている方です。
彼女が帰った後、すごく元気になった私がいたんですよね。
まさしく、彼女の元気オーラを分けていただいたんです。
それでモチベーションが上がりました。
今思えば、私、産後鬱状態だったのかもしれません。
元気って分けてもらえる事に気が付いた私は、できるだけ周りに元気に振る舞うように努力してきました。
✿情報誌を読んでモチベーションアップ!
私は最近、やる気のある人に地域新聞で触れました。
その方はみなさんご存知の有名な料理研究家ですが、こんなことをおっしゃっています。
「家事を休みたいと思ったことはそんなにありません。だって楽しいから!」
私にはとても衝撃的な言葉でした。
振り返ると私は、家事は「義務」と思って機械的に無心でこなしていました。
楽しい、楽しくないは二の次で、ましてや「楽しもう!」なんてこれっぽっちも思ったことはありません。
でも、もしこの家事を楽しみながらできたら…どんなに1日が充実することでしょう。
家事を楽しみながらできると、「料理研究家」「洗濯研究家」「片付け研究家」「お掃除研究家」なんて肩書がついたり、本やコラムを執筆してみたり主婦向け番組に出演してみたりして…な~んて未来が待っているかもしれません。
「○○研究家」といわれている、主婦が普段行っていることを生業としている方々は、本当に家事が好きな人たちばかりなんですよね。楽しんでやるからこそ、長く続くのでしょうし研究しようと思うのでしょう。
だって、テレビで見る○○研究家の方々は明るい方が多いように思いませんか?
悲壮感を感じる○○研究家は一人もいませんよね。
そんな、人生を楽しんでいるような方々に実際逢ってみたり、その方の書いた本を読むだけでもエネルギーを分けていただけるんです。人生のモチベーションが上がっている感じです。
✿将来どうなりたいかを考えてモチベーションアップ
なぜ私は、今この行動を取っているのか。
そのことをはっきりさせると、生きる意欲が沸いてくるようになりました。
例えば家事であれば、家をキレイに保って快適に過ごすため。
仕事なら高いお給料をもらって、生活を豊かにするため。
勉強なら、知らないことを一つでもなくして、家族のいざという時に役立てたいから。
よく考えてみると、私は家族のために役に立てる自分になりたいと思っていることに気が付きました。
疲れてきたり、めんどくさいと思ったときは、なぜやらなかればいけないかを思い出すと、かなりやる気がみなぎってきます。
【家事編】やる気が出ない時に試した私の方法
家事をやることで、過ごしやすい家にすることができるのは分かっています。
しかし、身体が思うように動かない時もありますよね。
そんなときに私が試している方法を、いくつかご紹介します。
家事
やる気を出す私の方法
とりあえず皿を1枚洗ってみる
ダイエットの一環だと思う
YouTubeのルーティン動画を見る
大好きな音楽を聴きながら
家事の順番を決める
手の動きだけに集中してみる
皿を1枚洗ってみる
皿洗いから、私の1日が始まります。
昨晩の使用済み皿は朝の時間に洗わないと、夏場には異臭を発しますし、朝ごはんを作ることもできません。
そうやって自分を追い込みます。
やる気があろうがなかろうが、とりあえず1枚洗うのです。
するとあら不思議。
いつの間にか1枚だけでは終わらず、全部洗ってしまうのです。
さらに不思議。
朝食の準備、お弁当つくり、夕飯の下ごしらえと、テンポよく進んでいくのです。
最後にはシンクの掃除までしてしまい、寝起きの「だる~い。何もしていたくな~い」という怠け心はどこへやら。
寝起きに水を長く触ることで睡眠から覚醒し、手を活発に動かすことで体が起きてきて勢いがついてくるんですよね。
そしてそのまま洗濯、子どもの世話、仕事へと続いていくわけです。
午前中は、このまま止まることなく、仕事へと突っ走ることができます。
ダイエットの一環だと思う
床に散らばっているものを片付けたり、掃除機をかけてみたり。
洗濯物を干したり、料理を作ったり…。
実は意外と身体を動かせるんです。
特におすすめは「拭き掃除」。全身の運動になりますよ!
そこで、家事を運動の一環と思ってみるとどうでしょう。
毎日取り入れたい運動。本当はウォーキングやジョギングなどしたいものですが、なかなか時間が取れませんよね。
しかし家事なら、運動だけでなく家までキレイになって一石二鳥になるんです。
ちょっとオーバーな動きで家事をすると、夏なら汗をかけます!
YouTubeのルーティン動画を見る
YouTubeで検索してみると、「ルーティーン」という動画がたくさん出てきます。
例えば「ワンオペ子ども〇人ママのナイトルーティン」「働くママの1日に密着」などなど、たくさんの動画があります。
これらの動画をみると、みなさんテキパキと家事をこなしているんですよね。
1.5倍速に編集していることが多いけれど、それでも見ているとやる気がでてくるんです。
毎日キッチンリセットをすることを、YouTube動画で知りました。お掃除した後は、とても気持ちが良いです。
大好きな音楽を聴きながら
最近、音楽を聴いていますか?
心に余裕がないと、音楽の存在すら忘れてしまいますよね。
でも、自分の好きな音楽を聴きながら家事をすると、すごくはかどるんですよ!
おすすめはスマホとBluetoothをつなげ、ワイヤレスで作業をすることです。
家事は意外と動きが激しいので、線があると邪魔で仕方がありません。
私はSpotifyやYouTubeで、音楽を聴いています。
家事の順番を決める
朝起きて「何しようかな~」とやることを考えるよりも、すでに家事の順番を決めておくとスムーズにいきました。
効率を考えながらTO DOリストを作っておきます。
何も考えず、ただその順番通りに家事をこなせば良いから楽!
身体を動かしていくうちに、だんだんエンジンがかかっていくのが不思議です。
家事のTODOリストをつくるのが家事時短のコツ!実際にやってみた
手の動きだけに集中してみる
やる気のない時って、どんな時も手の動きが遅くなっているのをご存知ですか?
そこで、無理にでもがむしゃらに手を素早く動かし続けててみてください。
するとどうでしょう。
どんどん家事が進んでいくんです。
手の動きを止めないためには、次にやることを常に考えていなければなりません。
それで脳も動き出し、しばらくすると怠け心はどこへやら。
次から次へと家事をこなしている自分がいるんです。
【仕事編】どう頑張ってもやる気が起きない時に試した私の方法
仕事をしなければ、早く家に帰れない…。
でもやる気が出ない…
そんな時に私が試したいろいろな方法をご紹介します。
やる気が出ないときに試した私の方法
とりあえず仕事に手をつける
競争相手を設定する
自分の仕事ぶりで良いところを探してみる
仕事を細分化してみる
とりあえず仕事に手をつける
まずは少しだけ、仕事に手を付けてみるのはいかがでしょうか。
やりやすい仕事、簡単な仕事、頭を使わずにできることから始めてみると良いでしょう。
その仕事が栄養剤となり、次の仕事も手を付けやすくなる可能性が高いです。
今までのことを振り返ってみると、仕事をする前からやる気がある時って少なかったような気がします。
やり始めてから、やる気が出てくるものなんですね。
やる気が出ないのは朝だけではありません。
高いハードルは、昼ご飯を食べてからの午後にあります。
午後の時間は作業効率が下がることが常識で、突如として睡魔が襲って来たりもします。
そんな時も「とりあえず1つやる」。
午後にやる仕事でおすすめなのは、電話をかけることです。
相手先も昼食を終えていて、欲求が満たされた状態。
お腹が満たされた状態だと、人間は心が穏やかになるものです。
そんなときの電話も、終始穏やかに話が進むことが多いのです。
人と話すことでこちらも良い気分転換になります。
物事を始める前は「嫌だな…面倒だな…」と思っていたことでも、いざ始めると案外すんなりいってしまうことは経験があるのではないでしょうか。
何事も最初の1歩を踏み出せるかどうかです。
競争相手を設定して努力する
私は敵がいると燃えるタイプです。
あれは小学生の時の話。
自主学習を毎日するようにという学校の先生の命令で、ノート何ページやったかを申告して表につける、という取り組みをしていました。
私にはどうしても負けたくない相手がいて、その人を意識しまくってせっせと勉強していたことがあります。
結果、クラスで2~3番くらいの成績になったことがありました。
これは仕事でも同じです。
もし職場に自分よりすごい人がいるのであれば、その方を目標にしてみるのはいかがでしょうか。
私の尊敬している人が言っていました。
「僕は人の2倍やってもダメ。3倍やって人と同じ土俵に立てる。4倍やって競走できるようになる。」
世界的に有名な方の言葉です。
自分の仕事ぶりで良いところを探してみる
自分の長所はなんですか?
人に言えるように、仕事での自分のよいところを挙げてみてください。
モチベーションが上がらない時って、自分に自信がない時と被っていることが多くないですか?
そんな時に思いましょう。
●私は仕事が適格
●私は愛想が良い
●私は電話応対が素敵
●私、失敗しないので!
●私は仕事が丁寧
●私は上司受けが良い
etc…
その部分を伸ばせるように、今日も頑張ってみるのです。
自信は、自分の栄養剤になります。
仕事を細分化してみる
今やろうとしている仕事が、もっと細分化できませんか?
もしかしたら、大きな仕事すぎて、具体的に何をしたらいいかわからなくなっているのかもしれません。
もっと細かく仕事を区切って予定を組みなおせば、1つの仕事のハードルが下がってとっつきやすくなります。
例えば記事を書く仕事があったとします。
「記事を書く」というタスク一つにしがちですが、リサーチをする、書く項目を決める、使う画像を用意する、清書すると安くを細かく4つに分ければ、ちょっとはやる気が出てきませんか?
さらに、それぞれに〆切を設けるのも良いでしょう。
仕事内容が大まかすぎるときに効果的な方法です。
【残業しない仕事術】主婦が早く家に帰るためには?在宅ワーカーにもおすすめ!
【勉強編】モチベーションをアップさせる方法
私が実践してみて効果があった、資格勉強モチベーションアップ方法はこの3つです。
資格勉強
やる気を出す方法
わからない所は分かるまで調べつくす
やる気オーラをわけてもらう
ライバルを勝手につくる
詳しく解説していきます。
疑問はとことん追求してモチベーションUP
資格の勉強をしていると、どうしても分からない言葉が出てきますよね。
私の資格の勉強方法は「1冊の参考書と問題集をひたすら何回も繰り返す事」です。
私はこれしかやっていません。
机に向かってノートをとりながらの勉強法は、兼業主婦の私にとって時間的に無理だと判断してこの方法をとりました。
とにかく参考書を何回も読みます。
参考書を読むだけなら、自分の都合に合わせて勉強できます!
資格の勉強を始めて最初の1・2回は、分からない単語もスルーして読み進めます。
しかし、3回目の参考書の熟読の際は、そうは言ってはいられません。
スルーばかりして読み進めていくと、分からない語句を想像で理解してしまっていて、間違って覚えてしまうこともあるでしょう。
分からないことが出てきたら、次のことを試します。
モチベーションを上げる
分からないことの調べ方
スマホを使ってとことん調べるクセをつける
先生になって教えるつもりで調べる
スマホを使ってとことん調べるクセをつける
分からない語句を調べるのに、非常に役に立つのはスマートフォンです。
スマートフォンなら片手でも調べることができるので、通勤中でも使うことができます。
「どうしてこうなるの?」と思ったことはとことん調べます。
そして、この場で覚えるように努力するのです。
分からないままにしておくと、あとでまた同じ単語が出てきたときに、わけが分からなくなってしまいます。
暗記する、というよりは、たとえ話と一緒に理解するようにすると覚えやすいですよ。
例えば、私が資格を取得した危険物取扱者乙種の「ガソリンの引火点は-40℃」というのを覚えたい場合。
タダそのまま丸暗記でもいいのですが、イメージが湧くともっと覚えやすくなります。
スマホで調べてみると…
気温が250℃くらいの地球環境だったとするならば
軽油や灯油は火などを近づけなくても勝手に燃え始めるということで
その一方でガソリンは気温が-40℃という酷寒の地でも火を近づける
だけで炎が上がるということを表しています。このような性質を持つことに加えて、他の2つの油に比べて揮発性が
とても高いことなどからガソリンは取り扱いに十分な注意が必要と
されているわけでタバコを吸いながらガソリンを扱うなんていうのは
言語道断で自殺行為といっても過言ではありません。
☞行列のできるトラック相談所から引用
すごく分かりやすいですよね~。マイナス40度で鼻水も凍る場所にいても、ガソリンは火があれば引火しちゃうんですよ!
このように、時として参考書よりもインターネット上のほうが分かりやすく書いてある場合もありますので、すぐ調べることは大切です。
知らないことがなくなってくると、モチベーションも自然と上がってくるのが不思議でしたよ。
先生になって教えるつもりで調べる
「先生」といえば私の中では「なんでも知っている」というイメージがあります。
そこで、自分が今勉強している資格の先生になったつもりで、講義のシュミレーションをしてみてください。
できるだけ分かりやすい言葉に置き換えて、想像する相手に理解してもらえるように努力します。
どんな質問が生徒からくるかを想像しながら、勉強したり調べ物をするんです。
相手に教える、ということは、自分自身が深く理解していないとできないことですよね。
先ほどのガソリンの話であれば、引火点と発火点の違いをわかりやすく例えるなら?を考えながら調べていきます。
ちなみに答えは引火点は火をつけたら燃える温度、発火点は火をつけなくても自然に火が出る温度です。
小学生に教えるとしたら、どのような例え話をするだろう?
と考えているうちに、自然と覚えていくんです。
どんどん知識が深められるので、勉強が楽しくなっていきます。
やる気オーラを分けてもらってモチベーションを上げる
やる気オーラって、人から分けてもらえるってご存知ですか?
私もくじけそうになった時に、人と会って話を聞くだけでモチベーションが上がったことが何回もあります。
資格の勉強なら、同じ資格を目指している人に近づいて、やる気を分けてもらうのもいいでしょう。
やる気オーラを分けてもらう
具体的な方法
同じ資格を勉強している人に会う
動画配信サイトを見る
やる気のない人には近づかない
自己啓発本を読んでみる
同じ資格を勉強している人に会う
資格の専門学校に行くと、同じ目標を持った人がたくさんいます。
通学タイプの資格勉強を選ぶことの最大のメリットが、仲間を作りやすいことです。
仲間を持つことで励ましあい、時には競い合い、自分を高めることができます。
動画配信サイトを見る
「勉強 一緒」で検索すると、ユーチューバーがただひたすら勉強をしている動画が、いくつも出てきます。
中には、東京大学を目指している方の動画も。
東大を目指している方の1日勉強ルーティーン動画、かなりやる気が出ますよ!
また、勉強の仕方動画だったり、勉強の内容を詳しく解説してくれている動画もあります。
下手に通信教育を受けないで、無料のYouTubeで充分なのでは?と思うくらいのクオリティが高い授業動画もあるんです。
やる気のない人には近づかない
やる気を出すためには、やる気のない人、モチベーションが低い人を避けることも重要です。
やる気のなさは伝染します。
しかもこのやる気のなさオーラパワーは、かなり強力で厄介なんです。
隣にいるだけでこちらのやる気も根こそぎ奪われてしまいますので、本当に注意が必要です。
特に会社ではわかりやすい「やる気のない人」「仕事をしない人」。
こんな人たちと一緒にいては、自分も同じようになってしまいます。
そんな人には極力近づかないように、視界にも入れないようにして、人生を楽しんでいる人と積極的にかかわりあって良いオーラをもらうのです。
そしてやる気をいただいた代わりに、こちらもやる気返しをする。
そうすると相乗効果で、今までやる気のなかった人も元気になってきて、周りが良い雰囲気になっていきますよ!
自己啓発本を読んでみる
「読むビタミン剤」と言われている自己啓発本。
もし元気な人が周りにいなかったら、自己啓発本を読んでみてください。
意外や意外、少しずつやる気がみなぎってきます。
私がいつも元気をもらっているのがこの本です。
⇩スティーブン・R.コヴィー
「7つの習慣」
すべてが思い通りにならず「私って全然ダメ人間だ~」と自信を失っていたときに出会った本です。
世界的ベストセラーになっていて、自己啓発書がお好きな方は知らない人がいないんじゃないかしら、というくらい有名な本。まだ読んでいない方は読んでみてください!
少しづつ実践していくにつれ、どんどん前向きになっていく自分にびっくりしています。
おかげで、今は毎日楽しく暮らせています。
私にはたまたま、この本がやる気の出るビタミン剤でしたが、それは人それぞれ。
この本にたどり着くまでに、私はちょっと遠回りしましたが、世界には1億冊以上の本があります。
必ず自分を元気にしてくれる本が見つかるはずです。
ライバルを見つけてモチベーションUP!
やる気がない時、自分を奮い立たせるにはどうしたらいいのか。
それは「ライバルを見つけること」です。
皆さんには尊敬する人、またはライバル、意識している人はいらっしゃいますか?
「この人には負けたくない」とか「この人のようになりたい」という気持ちを胸に秘め、物事の達成に向けて精進すると、やる気がみなぎってくることがあります。
私は密かに、そして相手に承諾なく勝手にライバルを作っているんです。
「今この時間、きっとあの人も勉強しているんだろうな…」そう思うと、メラメラ闘志が湧いてきます。
尊敬・憧れのライバルをつくる
皆さんは美しいな女優さんに憧れたことがありますか?
同じ洋服を着たい、同じメイクをしたい、同じダイエット法を試したいなど、若い時に経験したことがある方が多いでしょう。
「尊敬・憧れのライバルをつくる」とはそういうことです。
先輩主婦の話を聞いてみました。
✿職場の先輩に憧れて自分も頑張っている
職場で憧れている先輩がいます。
私と境遇はほとんど同じ、主婦・子育て・仕事をバリバリこなしていて、しかも管理職です。
仕事ぶりはいつもテキパキ。歩き方も颯爽としていて、しかも美しい…。
こういう年齢の重ね方をしたいと「ライバル」というよりは「目標」にしています。
どうしてもやる気が出ないときはこの先輩を思い出し、「今頃先輩も頑張っているんだ。私も頑張んなきゃ」と思ってやる気を奮い立たせています。
✿先輩子だくさんママを見習っている
子どもの通う保育園で、いつもキレイにしているお母さんがいます。
「私も洋服くらいきちんとしなければな…」とずっと思っていました。
最近そのキレイなママとじっくり話す機会があり、お話を聞いてみると、なんと子どもが3人もいらっしゃるとか。
しかも私と同じ簿記の勉強もしているそうなんです。
私なんて子どもは2人しかいないのに、こんなに生活臭がしてしかも疲れ切って見えるという…この差は一体何!?
そんな思いから勝手に「私の憧れのママ」にさせていただきました。
家事に疲れた時は「きっとあのキレイママも頑張ってる!私もがんばろう!」とやる気を出しています。
✿仲良しのママ友が英会話を始めたのをキッカケに
子どもの年齢が2人とも同じで仲良くなったママさんがいます。
私より年齢は上だけど、とってもエネルギッシュ。
下の子が4歳になったと同時に、近所の英会話教室に通うということなので、私も一緒に行っています。
私は忙しすぎて宿題もままならないのに、そのママさんはしっかり予習復習しているので、尊敬しています。
どのように時間を捻出しているのか、色々聞き出して、私の生活にも取り入れています。
こいつだけには負けたくないと思うライバルをつくる
一緒に仕事していると「この人には負けたくないな~」「コイツ腹立つわ~」と思う同僚一人や二人いませんか?
嫌な気持ちを顔に出さずにうまくやるって、結構ストレスになるんですよね。
そんな嫌な奴を、自分のモチベーションアップに役立たせる方法もあります。
✿職場のイライラをパワーに変えた
職場に腹立たしい人がいます。
いつも仕事は遅いし、無駄口は多いしで頭にきます。
そんな時私は、「こいつにだけは負けない」ライバルにして競争していると、やる気が出ることがあります。
ムカつきをパワーに変えるというのでしょうか。
ヤツが持っていない仕事に必要な資格も、この怒りパワーで取得することができました。
でもやっぱりムカつきます。
✿訪問販売のイライラをパワーに変えた
なぜか私の家は、訪問販売が多く来ます。電話もです。
もしかしたら何か良くないものを売りつけられたりするんじゃないかと危機感を持ち、悪徳商法やクーリングオフの方法などを調べていきました。
それだけでは自信がつかず、今は法律の勉強も始めました。
実生活に直結しているので、すごく面白いです。
短期のライバル&長期のライバルをつくる
合格までのライバル(短期)、合格してから資格を生かして仕事をしているライバル(長期)を設定すると、「燃え尽き症候群」とは無縁になります。
家事や子育てであれば、今現在子育て家事に奮闘しているライバル(短期)、子育てを終え自由を謳歌しているライバル(長期)。
仕事であれば、同じプロジェクトで頑張っている同期(短期)、社長(長期)のような感じです。
短期のライバル 設定方法
短期のライバルは自分より少し上くらいの方を設定します。
通学型の資格学校に通っているなら、簡単に見つけられます。
通信教育や独学なら、今はブログやSNSがあります。
自分でコツコツと資格の勉強をしている人の中には、ブログを自分の勉強っぷりをブログで公開している人がいます。
そんな方々の中から、自分のライバルを設定していくのです。
「こんな苦労があった」「今日はこのくらい勉強できた」そんな記事を読むと、自分もモチベーションが上がってきます。
もし心の余裕があれば、その方のブログにコメントを残してお近づきになって、お互いを高め合うのも手。
ブログを更新している人にとって、自分の記事にコメントが付く事は嬉しいものですから。
そして想像するのです。
「私のライバルは、私がこうしてダラダラテレビを見ている時間も勉強しているかもしれない…」
「私のライバルはもっと高いレベルでできるのかもしれない。」
「私のライバルはもっとたくさんの努力をしているかもしれない。」
「私のライバルはこの程度で泣き言、言い訳、弱音を吐かないかもしれない。」
「私のライバルと今テストで勝負したら、負けるかもしれない。」
そう思うと、勉強する気力が湧いてきませんか?
長期のライバル 設定方法
短期のライバルと一緒に、長期のライバルも設定してみてください。
長期のライバル設定は、そう簡単には勝てない相手にします。
短期のライバルは「自分よりちょっと上」のレベルの人を設定しましたが、地道に努力していくと、いづれライバルを追い越してしまう可能性が十分出てきます。
「勝った!」と思ってしまうと、人間とは恐ろしいもので、人間誰しもが持っている「怠惰」というものがひょっこり顔を出し、今までのような努力をしなくなってしまうのです。
これを「燃え尽き症候群」といいます。
そうなっては今までの頑張りも水の泡になってしまいます。
だから長期ライバルを設定する必要があるのです。
その業界で、神的存在の人を目標にしてみるといいかも。
「ライバルをつくる」が一番やる気が出ました
家事・仕事・勉強で、私がやる気の出ないときに試した方法をご紹介しました。
私がこの中でとても刺激になったのは、「ライバルをつくる」でした。
ブログや書籍を読む、またはYouTubeで動画を見るだけで「世の中にはこんなにすごい人がいる」「私なんかまだまだだ」と自分を戒め、さらなる努力をしようという気にさせてくれるのは驚きました。
自分の殻だけにとじ込まらず、周りに目を向けてみるって大切だなと感じています。
みなさんも試してみてくださいね!