子どもたちの寝つきが良くなる我が家の「入眠儀式」
「子供たち…早く寝てくれないかな…」
何度そう思ったことか…。
こちらの焦りが子供にも通じるのか、眠るどころかどんどん覚醒していくさまを目の当たりにしたことはありませんか?
なかなか都合よくはいかないですよね~寝かしつけって。
理想は、ママの子守唄を聞きながら子供はスヤスヤ…お休み3秒!なんですが、1度もうまくいったためしがない!
子供も一緒に歌いだす始末。
そのうちテンションが上がってきて目がギラギラしだす…なんてことも…。
こちらも面倒になってきてしまい、子守唄で寝かしつけはさっさと諦め、ただ電気を暗くして放っておいてみました。
すると「あれ?!」
なんと!勝手に寝ているではないですか。
なんということでしょう(๑°⌓°๑)
我が家の場合は寝かしつけなんて必要なかったんではなかろうかと思うほど、あっさり眠りに落ちました。
…という日もあります。
さて、これまでの話はまだ一人っ子だった時の話。
1人だけに向き合っていれば何とかなっていた子育ても、2人相手になると困ったことになるのでは!?と思ったら、どうやら私、コツをつかんだみたいです。
そこで、我が家で実践している寝かしつけ方法を記録しておきます。
ちなみにうちの子供たちは、今小学1年生と2歳です。
2人同時の寝かしつけ方法 まずはどこで寝るか~新生児編~
ベビーベッドを購入して、赤ちゃんを寝かせる。
これが世の中の基本で私もそうしていましたが、もしかしたら赤ちゃんによっては、思い切ってママが添い寝してあげるのも策かもしれません。
昼間は上の子の魔の手から守るために、ベビーベッドを活用することは大いに賛成ですが、夜は授乳があります。
泣く度にママが起き上がって授乳するよりも、ママも横になったまま添い乳をしてあげると、ママの体力も温存できます。
赤ちゃんが泣いたら胸をポロッと出すだけですから( ̄ー ̄)ニヤリ
それに、赤ちゃんによっては、ママのぬくもりを感じさせながらのほうが良く寝られる場合もあるようです。
1番多いのは、家族全員が川の字になって寝る、ということ。
意外と気になる下の子の夜泣きですが、敏感に感じるのはママだけのようで、周りの家族は案外気にせずグースカ寝ているようです。(うちがそうなのです)
赤ちゃんの添い寝は危険!?
赤ちゃんの隣に寄り添って眠ることは、赤ちゃんの眠りをサポートしてくれるのでグッスリ眠ってくれる効果があります。
しかし、赤ちゃんの隣に寝ることで心配なのは「赤ちゃんをつぶしてしまったりしないか」ということ。
1人目の時はそれが怖くて、長い事添い寝はできませんでした。
2人目は思い切って、0か月の時から添い寝をしてみることにしたんですが、意外と大丈夫だった!
出産後というのはママの眠りは浅く、寝ている時も赤ちゃんに神経を使っているんですよね。
添い乳ってこんなに楽なんだと初めて知りました。
ただ、家族で寝相が悪い人がいる場合は、迷わずベビーベッドを使いましょう。
東京都内の乳幼児不自然死の原因に「窒息」がありますが、その原因は…
☑授乳後、すぐに寝かせて窒息
☑大人用の寝具で就寝中、布団が赤ちゃんの顔にかかって窒息
が多いことが分かりました。
特に2つ目に書いた「大人用の寝具で就寝中、布団が赤ちゃんの顔にかかって窒息」は、寝相が悪い人が隣に寝ていても同じ。
夜中に布団を蹴り上げたり、払いのけたいしますよね。それが赤ちゃんにかかってしまうと危険です。
何か一つでも危険因子があるのであれば、後悔しないためにもベビーベッドを使った方が良いでしょう。
幼児2人の寝かしつけ方 我が家の場合
さて、ここからが本題です。
保育園や小学校に通っている子供だと、日中動き回ってきてくれるので、夜は案外簡単に寝付くこともあります。
ただ、雨や休みの日だと元気が有り余ってなかなか寝ません。
また、生活のリズムが崩れると、決められた時間に寝付かず騒ぎまくっていることもあります。
ママはこの後、家事や残った仕事をしなければならず、イライラしてしまう事もあるでしょう。
そんな時、私がやってみた「入眠儀式」をご紹介します。
☑ママがリラックス
☑1度寝れば起きない方から寝かしつけ
☑周囲の音に敏感にさせない
☑昼寝時間の見直しと夕食をしっかり食べさせる
☑音を聞かせる
☑足の温度調節
☑電気を消す
☑ママの狸寝入り
☑トントン
まずはママがリラックス
赤ちゃんの睡眠のリズムが安定するまでは、寝かしつけには苦労します。
「早く寝てくれ~」とママが思うと、それがオーラとして現れるのか、不思議と子供も眠気が吹っ飛んでしまうようです。ママの心拍の変化や、呼吸の乱れを敏感に感じ取るんでしょうね。
寝かしつける際は腹式呼吸を意識して、子供よりゆっくり呼吸するように心がけてみましょう。思い切って一緒に寝てしまってもいいですね。
「ま、今寝なくてもいつかは寝るだろう…」
そういった心の余裕が必要です。
もし子供たちが寝ないのであれば、自分の好きな読書でも始めるような、そんな気持ちでいましょう。
寝てしまえば起きない方を先に寝かしつけ
一度寝たらなかなか起きない大姫様(小学生)の方を重点的に寝かしつけます。
寝かしつけてしまえばこっちの物。1度寝たら滅多に起きない子です。
あとはゆっくりチビ姫ちゃん(2歳)の相手をします。
ただ、チビ姫ちゃんは大姫様が眠ると、それにつられて眠る傾向が強いですね。
やはり、日中活発に動き回っている上の子を先に寝かしつける方がいいのかもしれません。
周囲の音に敏感にさせない環境をつくる
1人目の時は、周りの音や光などの加減に注意して、子供を起こさない様に気を付けたママも多いことでしょう。
寝かかっている時に旦那が元気よく「ただいま~!」で、ブチギレそうになるママも。
しかし子供2人となるとそう簡単に静かにできるような環境ではありません。
だって上の子がいるんですもの。
なので、少々騒がしくても寝てくれるような2人目に育てなくてはいけません。
実は2人目は意外と周りがうるさくても寝てくれる、という噂があります。
あまり周囲の音には敏感にならなくても良いようです。
実際うちの場合もそうです。
下の子が生まれたときから、音はあまり気にせず育てました。
旦那が元気よく帰ってきて起きてしまっても別にいいし、上の子が騒いだって「静かにして」と注意することをしませんでした。
最初は音にびっくりして起きちゃうことが続きましたが、あれ不思議。
何か月かすると、横でテレビの音が鳴ってようが、上の子が奇声を発しようが、ほとんど起きなくなりました。
その方が、周りのみんなも気を使わなくて済みますよね。
昼寝時間を考慮し、夕飯をしっかり食べさる
離乳食が始まっているのなら、長い時間をかけてもいいので沢山食べてくれると、早く、そして長く眠ってくれるという手ごたえを感じました。
大人と同じで、お腹一杯炭水化物を取ると眠くなるようです。
そしてできるだけ昼間明るいうちは起こしておくようにして、夜はぐっすり長時間寝てくれるように、早い段階から訓練しておきます。
ごはんのタイミング、昼寝の時間、お風呂の時間を見直してみましょう。
特にお昼寝の時間は大切で、できればお昼寝は夕方3時までには済ませるようにすると、夜、比較的長く寝てくれます。
音が眠気を誘うこともある
うちの子だけかもしれませんが、おんぶをしながら洗い物をしていると、いつの間にか寝ていることが多いことに気が付きました。
おそらく、水道から出る水の音が効果あり、とみています。
どうやらこれはうちだけでなく、他のお宅でもお気に召しているお子さんがいらっしゃるようです。
「川のせせらぎ」のCDを音量小さめで聞かせると、寝つきが良いような気がします。
ママのお腹にいた時のことを思い出すのでしょうか。
試しに上の子で挑戦してみましたが、集中して聴いているうちに寝ていますね。
足の温度調節で眠気を誘う
足の温度に注意を払ってみてください。
眠いサインは足の裏が暖かいこと。
足が暖かいと感じたら布団をかけてさらに暖かくしてあげます。
「暑くなってきたかな?」と感じたら足だけを布団から出して熱を取ります。
足の体温が下がっていくのと同時に眠りが深くなっていくみたいです。
夏場だったら足ではなく、頭でも効果があります。
また、子供が急にぐずりだしたら、足の温度を確かめてみてください。
もし温かかったら「眠くて機嫌が悪い」という事がわかります。
その時はベッドに寝かせてあげれば、すぐに寝てくれますよ!
もし寝る時間なのに足が冷たい!という場合は、足つぼマッサージをして温めてあげましょう。
マッサージをすることでけっこうが良くなり、だんだんと足も身体も温まってきますよ!
電気を暗くする
足元が見える程度で問題はありません。
部屋を暗くしましょう。
部屋を暗くすることで「もう寝る時間」というのを潜在意識に叩き込みます。
人間というのは昔から、夜暗くなったら寝るというシステムが備わっているんです。
なのでそのシステムを呼び起こしてあげましょう。
暗いと手元が見えないので遊べないですよね。
暗いとつまらないものだ、だから寝よう、という習慣をつけてみましょう。
我が家では、みんなが元気に走り回っていようが、必ず21:30分には電気を消します。
この時間に慣れるまでは、暗かろうが何だろうが遊び続けますが、日が経つにつれて21:30分までには自分からベッドに横になるようになりました。
添い寝をして寝たふり
「ママ寝るよ~」と言って横になり、目をつむってしまいます。
始めは「ママから寝たの~?」と言ってみたり、ここぞとばかりに上に乗ってくることもありますが、覚悟を決めて寝たふりをします。
そのまま寝てしまっても構いません。
もしやらなければならない家事があるのであれば、明日の朝早起きしてやればいいのです。
私は最近この方法を採用していて、子供と一緒に早く寝て、その分早起きをする生活にしています。
夜よりも朝の方が、頭の回転が早いし、速く家事が終わるような気がしています。
トントン
保育園では、保育士さんが添い寝をしながら、子供の胸のあたりをトントンしてくれることがあります。心臓の速さよりも、ちょっと遅めのテンポがいいです。
メトロノームで40くらいから始め、だんだんと遅くしていきます。
また、優しく頭をなでたり、耳たぶを触られたり、手を握ったりすることで安心し、眠気が襲ってくることもあります。
まとめ
我が家の子供たちに効果があった寝かしつけ方法は以上です。
今、私が主にやっている方法は「寝たふり」。
ふりじゃなくて、本当に寝ています。
多分…なんですが、ママが目をつむっている顔、そして寝息のゆっくりさが、子供たちをリラックスさせてくれるのかもしれません。
薄眼で子供たちを観察していると、ママが横になると横になるし、おとなしくしているように思います。
ただ、本当に寝てしまう場合は早起きは必須。
まだ家事も残っているでしょうから、このままいつもの時間まで寝てしまうと、朝の地獄が待っています。
ただ、朝の方が夜よりも仕事がはかどるのでおすすめです。
早起きは最初が辛いですが、慣れると苦になりません。
是非試してみてください!