【アトピー奮闘記5】乳児のアレルギー検査 採血で血の気が引いた体験談

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生後6か月 いよいよ血液検査の時がやってきました!

生後6か月 いよいよ血液検査の時がやってきた!

昨日、チビ姫ちゃんの6回目の病院検診に行ってまいりました。
ずっと乳児湿疹でお世話になっています。

始まりは軽い乳児湿疹から始まります。

 

 

乳児湿疹で悩んでいるお母様はたくさんいるようで、チュビファースト(チューブ型包帯)を被った赤ちゃんたちが、待合室にたくさんいました。

 

みなさん、先生の言いつけを守ってきちんと…
子どものアトピー性皮膚炎 チュビファーストの切り方

このように切って使っていらっしゃいました。

 

 

なので覆面赤ちゃんがゾロゾロいるという、初めて見た方はビックリされるだろう光景がそこに広がっていました。

ビックリされるけど、かきむしらないためにはこれが一番いい方法なんですよね。

 

さて、我が子の乳児湿疹で悩まれているママは孤独の戦いですよね。
「一生このままだったらどうしよう…」
私はそんなことで悩んでいました。

うちのチビ姫ちゃんは乳児湿疹が長く続くもので、もしかしたら何かのアレルギーかもしれないとのこと。

そこでアレルギー検査をすることになったんですが…
まあこれがかわいそうな結果になりまして…。

正直、乳児の時のアレルギー検査は、相当な覚悟をした方がいいという事をお話ししたいと思います。

アレルギー検査をすることになった、我が家の1日をご紹介します。

かなり衝撃的なものを見てしまい、いまだに動揺がおさまりません。赤ちゃんの採血は、ママは相当な覚悟をした方が良いと思います。

 

チビ姫ちゃんの現在の乳児湿疹の状態

担当の先生はいつもチビ姫ちゃん(次女)を見てくださっている先生で、アトピーがご専門の先生です。

チビ姫ちゃん
チビ姫ちゃん

バブ~バッバブブ~(生後6か月過ぎたよ)

今の状態は、けして良い状態とは言えません。

 

猿の親子現在のチビ姫ちゃん
 乳児湿疹の状態

チェックボックスロコイド(ステロイド)は顔には毎日
チェックボックススピラゾンローション(ステロイド)頭に2日に1回
チェックボックスほっぺの下のあたりだけがジュクジュクしている

 

ロコイド(ステロイド)は顔には毎日

ロコイド(ステロイド)は顔には毎日、腕とヒザの裏、背中には2日に1回塗っています。

ステロイドを処方されているときは、定期的に病院に通って、塗る場所を先生に指示してもらいます。

何回か通っているうちに、どこにどのくらいのステロイドを塗ればいいかが分かってきますが、最初のうちは先生の指示通りにしていました。

本当は顔も2日に1回なのですが、この時期の乾燥で顔のジュクジュクがぶり返してしまい、1週間前からは毎日塗っています。

 

スピラゾンローション(ステロイド)頭に2日に1回

どうも頭が痒いようで、気が付けばいつもボリボリ掻いています。
大きな赤いボツボツが出来るときもあります。これが痒いんでしょうね。

スピラゾンローションを塗った翌日はとても頭皮がキレイになるので、すごい威力だなあと毎回関心してます。

ロコイドとスピラゾンローションは同じステロイドですが、スピラゾンローションの方が威力は強く、頭には塗りやすい液体なのです。

 

ほっぺの下のあたりだけがジュクジュクしている

他の部分は赤みもないのですが、ほっぺの下の部分だけ赤いんですよね。

そこだけジュクジュクして、体液で周囲の誇ゴミをからめとり、そのまま固まってしまっているという状態です。

これが両頬にある状態で病院に連れていきました。

ステロイドのおかげで多少は良くなりましたが、でもまだまだ完治までは程遠い印象です。

 

アトピーやアレルギーの検査は血液検査で行った

アトピーやアレルギーの検査は血液検査で行う

治りがあまり良くないので、採血をして検査をすることになりました。

採血は生後6か月からできるんだそうです。

ヒザのうら、お腹、背中、首、顔、頭…。

病院の先生に触られまくってもチビ姫ちゃんは気にする様子もなく、近くの看護師さんに愛想を振りまいています。

チビ姫ちゃん
チビ姫ちゃん

バブっバブっ!(何?これから何か楽しいことでもするの?)

結果、「もう生後6か月たったから、アレルギーの検査をしてみましょう。なにか引っかかるかもしれない」というお話でした。

 

これから惨劇が…。

 

赤ちゃんの採血に ママ 凍り付く

乳児の採血に ママ 震える

診察が終わり、待合室で待機中にふと思いました。

…採血か…。やっぱり注射器使うんだよね。針、刺しちゃうんだよね…でもまあ、予防接種の時は泣かなかったから大丈夫か!

予防接種はしたことが沢山あるけれど、血を抜かれるという経験はチビ姫ちゃんにはまだありません。でも、似たようなものだから大丈夫だよね、きっと。

ママの心臓の音は、周りに聞こえるかと思うくらい大きくなっています。

私の方が緊張してしまって、手が震えています。

どうやって乳児の採血をするんでしょう…。

 

さあ!採血の時が来た!

さあ!採血の時が来た!「チビ姫ちゃん、処置室へどうぞ~」
見るからにベテランすぎる看護師さんに連れていかれるチビ姫ちゃん。

これからどんな事が自分に起こるのか分かっていないチビ姫ちゃんは、相変わらず看護師さんに愛想を振りまいています。

私も、いつものようにチビ姫ちゃんについていこうとすると…

「お母さんは先に会計を済ませてきてくださいますか?」

とな。

 

あれ、今までにないパターン。

 

だいたい、注射針をブッ刺す時って、ママも赤ちゃんの頭やら腕やら押さえつける係にさせられませんか?

予防接種の時はいつもそうなんですが、どうやら今回は違うみたいです。

なんだなんだ????

私にはどうすることもできないので、看護師さんに言われるがまま会計に行きます。

 

待合室に響き渡る絶叫!

ギャン泣きする我が子を泣き止ませる方法 私が実践5分くらいで会計が終わり、処置室前の待合室にいると…

「ぎゃあああああああ~あんあんあん、ぎゃあああん。゚( ゚இ‸இ゚+)゚。」
我が子の雄たけび、いやいや泣き声が…。

やっぱ刺されちゃってるよな…そばに駆け付けた方がいいのかな…しかし処置室に勝手に入っていいのかな…。

明らかに私は動揺していたのですが、ここはひとまず心を落ち着かせるために呼吸を整える私。

 

それから10分経っても、泣き止みもしないし出てくる気配もないと、さすがに心配になりますよね。

まるで「おじいさん、この扉は開けてはいけませんよ。」と言われた、つるの恩返しのじいさんが禁断の扉を開けるときのように恐る恐る開けてみると…

そこにあった光景は…!!!!

 

赤ちゃんに馬乗りの看護師を見た!

乳児の採血に ママ 震える生後6か月のチビ姫ちゃんに馬乗りになるベテラン看護師さん。

まさかの想像もしていなかった光景に、私、フリーズしちゃいました。
文字で書くと

「っ!!!!!」

って感じです。

「おかあさん、大丈夫だから外で待っててね~!」とベテラン看護師がおっしゃるので、フリーズしながらも必死に足を動かそうとする私。

大声で泣き叫ぶ我が子。

もう心臓がバクバクしてました。なんだろう、この気持ち。
見てはいけない物を見てしまったような感覚です。

と同時に妙に納得しました。

「だから私に会計に行ってもらったのか。この姿はママには堪えられないから。」
確かに私、大ショック受けてます。

赤ちゃんが採血中、その扉を開けてはいけません。

 

血管が細く、採決にてこずったらしい

チビ姫ちゃんはというと、赤ちゃんは脂肪が多いうえ、血管が細いのでなかなかうまく採血できず、両手の甲に針のあとが数か所残るという結果になりました。

検査結果は1週間後に出ます。

 

今回の診察で処方された薬

今回の診察で処方された薬

前回の診察とほぼ変わらない症状ですが、ひとつだけ悪い変化がありました。

目の際にも赤いポツポツができていたんです。

それ専用の塗り薬を処方していただくことになりました。
薬がもう1種類追加、計5種類の塗り薬です。ひぇぇぇ~。

他に、よだれかけの着用禁止、洗濯の時の柔軟剤使用禁止令が出ました。

よだれかけの事は柔軟剤とも深くかかわっていて、柔軟剤って洗濯しても衣服に残りやすく、これで肌が荒れる子も結構いるらしいんですよね。

その柔軟剤がよだれかけに付着して顔に付いて…というのが原因で良くならないのかもしれないとの事でした。

 

今回の診察でチビ姫ちゃんが処方された薬は、前回と同様、

・プロペト
・ロコイド
・スピラゾンローション
・ヘパリン類似物質油性クリーム「ニプロ」

これにプラスして
・プレドニン眼軟膏
という塗り薬が処方されました。

これは目の炎症を押さえるためのステロイドで、チビ姫ちゃんの目の際に塗る用に処方されました。

薬剤師さんの話では、直接目に入っちゃっても大丈夫とのことでした。

綿棒で塗るのが良いらしいのですが、私、超不器用なので手で塗ってます。目に刺しちゃったら危ないですもんね。

 

まとめ

次回は来週、いよいよアレルギーの検査結果がやってきます。

そして塗る薬が多すぎて覚えきれないということで、主人はチビ姫ちゃんへの薬塗りの仕事は放棄しました。なにせ5種類あります。

確かにこれだけたくさんあると覚えずらいです。

ニプロとプロペトは混ぜて使うってのも覚えるのを難しくしている要因ですね。
いいですよ。私がやりますよ。いえ、私にやらせてください。

今回の病院でも経過は良くなった、とは言えない物でした。

乳児湿疹を治りにくくしている要因は、空気の乾燥と、チュビファーストという筒形の包帯をチビ姫ちゃんは嫌がり、着用しても速攻で取る技を身に付けたということです。
即3秒、瞬殺です。するっと取ってしまいます。

なかなか思い通りにはいかないものですね。

 

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