すべてはここから始まった!乳児の脂漏性湿疹
脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)ってご存知ですか?
うちのチビ姫ちゃん(当時0歳)が病院で「ああ…脂漏性湿疹ですね。」と言われた時、「それは一体何ですか?」と聞き返してしまいました。
私は初めて聞いたのですが、実は乳児には多く見られる症状のようです。
そんな脂漏性湿疹の事を必死で調べた結果をご報告します。
最初にいっておきますが、必ず良くなるのでご安心くださいね。
今はもうすっかり良くなったよ!(現在3歳)
「脂漏性湿疹」我が子の場合はこうでした!
乳幼児の中で多く見られるのが「脂漏性湿疹」です。
生後4か月頃までに現れやすく、顔面と頭部にかさぶたのようなものやフケのようなものが出てきます。
我が家の2人の子どもたちも、程度は違えど出ていました。
大姫様(4)はそんなに気にするほどでもない程度でしたが、チビ姫ちゃん(0)は眉毛のあたりから頭のてっぺんまでびっしり。
説明通りかさぶたのように出ました。
剥がそうと思えば剥がれるのですが、特に頭の脂漏性湿疹の場合はかさぶたと共に髪の毛もゴッソリ取れてしまい、このまま髪の毛が生えてこないのではないかと心配しました。
脂漏性湿疹とは?
乳児湿疹で低月齢のころに脂分の分泌が多い場所に見られる湿疹には、「脂漏性湿疹(しろうせい しっしん)」という名前がつきます。
他には生後2~3カ月ごろになると、乾燥によってできる湿疹もります。
また、ガーゼなどでふきすぎると口の周りがカサついて赤くなり湿疹が出ることもあります。
低月齢のころのこうした湿疹が、アトピー性皮膚炎かどうかは、少し様子を見ないと判断できないこともありますが、心配であれば病院で検査をしてもらうとよいでしょう。
「何が原因の湿疹か」で対処法がかわってきますので、症状が長引く場合はまず原因をつきとめてみましょう。
脂漏性湿疹の原因
実はこの脂漏性湿疹はかゆみはほとんどありませんが、炎症を起こすと赤く腫れあがったり、患部がじゅくじゅくしたりすることもあります。
原因として考えられるのは、お母さんからの女性ホルモンの影響で、皮脂の分泌の多い新生児では、過剰分泌された皮脂が肌表面や毛穴に溜まってしまうことが多く、それが乾燥してかさぶたのようになるということです。
他にも、外からの刺激や汚れによって炎症を起こす場合や、赤ちゃんが触ったりひっかいたりすることで悪化することもあります。
脂漏性湿疹 私のやった対策
本人はそうではなくても、見ているとなんだか痛々しい脂漏性湿疹。
病院の先生の指導の下、私がやってあげた対策は以下の3つです。
脂漏性湿疹の対処法
無添加石けんで頭を洗う
無理にはがさない
ミトンをつける
無添加せっけんで体を洗う
脂漏性湿疹対策脂漏性湿疹の対策としては、入浴時にしっかり洗い肌を清潔に保つことが一番です。
かさぶたがへばりついて取れにくい場合は、入浴前にベビーオイルやワセリンなどで患部をふやかしておくと取れやすくなります。
私は入浴しようと思った30分前に、赤ちゃんの頭にオイルをたっぷり塗ってタオルで巻き、その間にお風呂を沸かしていました。
病院の先生が、オイルを処方してくれました!ふやけて取れやすくなるんですよ!
そして、刺激の少ないシャンプーやボディーソープをたっぷり泡立ててやさしく洗います。
私はナイロンタオルなどは使用せず、手で洗っていました。
たとえばこのような、石鹸と水だけで作ったボディーソープを使うと刺激が少なくて済みます。
⇓無添加 泡で出てくるベビーせっけん
頭だけではなく、身体も全部これで洗います。
少しでも石けんが残っていると、それが発疹の原因になることもあるんです。
洗い終わった後は、しっかり泡を落としてあげてください。
お風呂上がりのケア
お風呂上りに湯冷まし、もしくは母乳をあげているのですが、その時にはかさぶたは充分ふやけて取れやすくなっています。
取れているものは取っていましたが、無理にはがしたりしないようにします。
毎日コツコツ続けるうちに、だんだんと減ってきます。
爪のケアをしっかり!
また、赤ちゃん自身が爪で患部を傷つけないよう、爪は丸く切りそろえ、掻きむしろうとするのであれば柔らかいミトンを付けてあげましょう。
amazonにはかわいいミトンがたくさん売っています。
肌に触れるものはこまめに清潔なものと交換し、清潔を保つ工夫をしておけば1週間もすれば状態は良くなっていきますよ。
まとめ
見た目はかゆそうでも、実はあまりかゆくないという事実が判明しただけでも安心しますよね。
「とにかく清潔にすること!」
それさえ気を付ければ脂漏性湿疹ならいずれ必ず治ります。
我が家のチビ姫ちゃんは、ケアを気合を入れてし始めて1週間ほどで改善の方向へ進みました。
今ではすっかり脂漏性湿疹はなくなりましたよ。
脂漏性湿疹よりも、私が苦戦したのは乳児湿疹のほうなんですよね…。
このことがきっかけで、私とチビ姫ちゃんの、長い闘病生活がはじまります。
その話は後日。