とにかくメモを取って家事の「うっかりミス」ゼロを目指そう!
人間は、ものごとをすぐ忘れてしまう生き物です。
自分では覚えが良い思っていても、いつの間にか頭の中はパンク寸前!
「今日は○○に電話してアポ取って…。そいえば明日は子どものお弁当を準備しなければいけなかった!おおぅ、早くこのコピー取って郵送しなきゃ!」
やることは山ほどあるのに、さらに仕事が増えていきます。
「このくらいだったら覚えていられるからメモを取るほどのことではない」と思っていても、電話がかかってきたり、周りに話しかけられたりすると「あれ、なんだっけ?」ということも少なくありませんよね。
たとえ覚えていても、時間が経つにつれ記憶が曖昧になっていく可能性もあります。
さらに、思い出すのに苦労した経験はありませんか?
これは記憶の衰えというよりも、やることが多すぎることが原因かもしれません。
もし改善したいのなら、必ずメモを取ることです。
文字で書き残すことによって、それは形として残ります。
後で読み返せば、必ず思い出すことができますよね。
本記事では、家事のことで今すぐでもメモを取りたくなるメリット、そして実際にメモを取る時のポイントや、メモに最適なツールをご紹介していきます。
家事メモを取るメリット
やることを全部覚えていられない方におすすめななのが、メモ。
ビジネスにおいて、メモがどんなに大切を書いた本がブームになりました。
↓メモの魔力
これは、家事にも応用することができます。
メモをとることは、たくさんの良いことがあります。
家事メモ
メリット
すぐに忘れられる
未来のことを考える余裕ができる
やるべきことを忘れない
書くことで不安が減る
迷ったり思い出す時間をカットできる
すぐに忘れられる
メモをすることの最大のメリットは、書いたらその場で忘れても良いことです。
いつまでも覚えている必要がないので、今、目の前のことに集中することができます。
集中することができれば、ミスも減りますよね。
あとでメモを見返すことを忘れさえしなければ、確実に実行することができます。
未来のことを考える余裕ができる
メモを取ることで忘れることができる。
すると心にゆとりができ、未来のことを考える余裕もどんどん出てきます。
例えばある日の朝。
今日の仕事帰りは味噌を買わなければ夕食が困るから「みそ」とメモする。
明日の夕食は…おっと、ナポリタンにする予定だったのにケチャップがない。
だったら味噌を買うついでに買っておいたほうが良いから「ケチャップ」とメモする。
こんな感じです。
未来を思う余裕があれば、買い物の手間も省けるようになり、結果的に家事の時間短縮になるのです。
明日の夕食の献立を考える余裕ができるから、買い物1回分の時間が省けましすよね!これが3日だったり1週間だったら、一体何時間の節約になるんだろう…?
やるべきことをすぐ実行できる
メモを見返せば、その時やることを忘れてしまっていても、すぐに思い出すことができます。
「あれ、次に何をするんだっけ?」「さっきまで覚えていたのに忘れちゃった…」
思い出すまでの時間が、もったいなくないですか?
そのかわり、どんな些細なことであってもメモを取るのがおすすめです。
むしろ、思いついたことは全部メモをしておきましょう。
書くことで不安が減る
「あれもしなきゃ…これもしなきゃ…」
頭のなかで考えていると、たくさんありすぎてやりきることができるか不安になったりしませんか?
しかしメモをとってみると、意外にもそこまで不安にならずに済むタスク量だったりするのです。
さらに、頭の中がスッキリして、不安なんてどこへやらです。
不安になったら、とにかく文字にするとスッキリしますよ!
迷ったり思い出す時間をカットできる
何をするか、何をするんだったか思い出せないときは、メモを見ればすべて解決。
答えがそこに書いてあります。
5秒もかからず次にすべきことがわかるので、思い出すまでに時間がかかることはありません。
家事メモをするポイント
やらなければならないことをメモする際、いくつか注意したいポイントがあります。
家事メモ
ポイント
思いついたら1分以内にメモをする
家事メモは必ず見直す
家事メモは裏紙よりも手帳の方が時短
できるだけ短くメモする
家事のことでなくてもメモをする
思いついたら1分以内にメモをする
時間が経つにつれて忘れていってしまいますから、思いついたら1分以内にメモするようにしましょう。
特に「最近忘れっぽいなあ」と感じている方や、細々とやることがたくさんある方は徹底した方がよいでしょう。
何故なら、私がそうだからです。
次々とやらなければいけないことを思い出してしまい、今思ったことをすぐ忘れてしまいます。
これでは意味がないので、思いついたら他のことを考え出す前に速攻メモです。
主婦として、家事でよく忘れてしまうものは、買い出しリストです。
「確か買い足さなきゃいけないものがあったんだけど…なんだっけ??」「家族に何か買ってくるように頼まれたんだけど…あれ?」ということはよくある話。
こういうことがないように、必ず思いついたらメモを取る習慣をつけてみましょう。
キッチンには必ず、メモ帳を置いておくようにします。
家事メモは必ず見直す
手帳に書いたメモは、必ず後に見直すようにします。
そうしないとメモを取った意味がありません。
もしメモが時間軸に書き写す必要性がある場合は書き写しますし、手直しが必要ならば加筆します。
そうやって、アイデアをもっとより良いものにしていきます。
また、購入予定の物はすべてまとめておくと買い物する時に便利です。
メモを整理するのは、通勤時間や隙間時間を使ってやります。
家事メモは裏紙よりも手帳の方が時間短縮かも!?
いらなくなった紙の裏に書くのもいいです。
しかし、1分1秒でも時間が惜しい方、メモ帳を準備したりまとめたりするのが面倒な方は、手帳に直接書くようにすると良いでしょう。
裏紙に書くことのデメリットは、後で書いたものを回収しなければなりません。
つまり、書きっぱなしではなく、外に出るときに持っていかなければいけないのです。
例えば買い出しリスト。
書いたリストがないと、買い物に行っても何を買うのか、分からなくなってしまいますよね。
それなら手帳はどうでしょう?
手帳はいつも持ち歩いていますからいつでも確認できますよね。
できるだけ短くメモする
やることを思いついたら1分以内にメモをとるということは、今やっている作業を中断してやることになります。
しっかりじっくりメモを書いていると、今やっている作業のリズムがくるってしまうことも。
できるだけ早くメモを終わらせるように、単語、あるいは自分の分かる記号で、サクッと短く書くのがおすすめです。
家事のことでなくてもメモをする
メモをとるのは、家事のことだけではありません。
なにか思いついたことも、すべてメモに取るようにします。
仕事のアイデア、子どもとやってみたいこと、将来の夢など、色々とメモしてみましょう。
もしかしたらその中に、日々の暮らしを快適にする、素晴らしいヒントが眠っているかもしれません。
家事メモに便利なツール
「メモ、メモ」行ってきましたが、実は自分の記憶を残しておくツールは、市販のメモ帳だけではありません。
今はアナログからデジタルまで、様々なツールがあるんです。
家事メモ
ポイント
裏紙
手帳
メモアプリ
録音
音声アシスタント
裏紙
もっとも経済的!お金をかけずに、しかもエコにもなるのが裏紙を使ったメモ帳です。
いらなくなったプリント、広告の裏紙などを使います。
我が家では、子どもが勉強し終わったA4のプリントを、4つに切ってクリップで止めて使っています。
手帳
手帳を持ち歩いている方は、手帳にそのまま書いても良いでしょう。
常に開いてある状態にし、何か思いついたことがあればすぐに書き込みます。
いつも持ち歩いているわけですから、出先でもすぐに確認をすることができます。
付箋
もし、大切な手帳だからキレイな字で分かりやすくまとめて書きたい!
というのであれば、付箋をメモ代わりに利用してみるのはいかがでしょうか。
少し大きめの付箋を用意し、思いついたことを書き込みます。
あとは、手帳やノートなど、普段持ち歩くものにペタッと張っておくだけ。
もし後に残しておきたいアイデアだったら、時間がある時に手帳へ書き写せばいいのです。
メモアプリ
メモ専用のスマホアプリは、たくさん出回っています。
ただメモするだけのシンプルなものから、色分け機能や音声入力ができるアプリまで様々。
無料のものがたくさんあるので、自分に合ったメモアプリを探してみてください!
私が最近使っているスマホアプリは、「Todoist やるべきことリスト」です。
☞「Todoist やるべきことリスト」ダウンロードはこちら!
直観的に使えるのが良く、ダウンロードしたらすぐに使えます。
本来ならTO DOリスト作りに使いますが、私は思いついたことも書き込んでいます。
録音
スマホには、デフォルトで録音アプリが入っているものが多くあります。
アプリを開いて録音ボタンを押せば、すぐに使うことができるんです。
書くのがめんどくさい時は、自分の声を録音しちゃって、後で時間がある時に聴くのもありです。
音声アシスタント
スマートフォン、スマートスピーカー、パソコンなどをサポートしてくれる「音声アシスト」。
デバイスに話しかけるだけで、色々な要望に応えてくれます。
私が使っているのは、Amazon Echo(アマゾンエコー)です。
「アレクサ!やることリストに○○って入れて」というと、Amazon Echoは「やることリストに○○を追加しました」と言ってくれます。
私の言った言葉は文字になり、スマートフォンに入っているアプリのTODOリストに追加してくれているんです。
皿洗い中で手が濡れていても、話せばアレクサがすべてやってくれるのはありがたい!
手を止めることなく、メモができるんです。
メモとは関係ないけれど、Amazon Echoのタイマー機能がすごく便利。子どもの学校のチャイム変わりにもなっています。
うっかりミスが減っただけでなく「気が利く人」に!
一番大切なのは、使うツールは何でもよいからメモを取り、必ず見返すことです。
手帳やスマホだってかまわないし、いらない広告の裏だっていいのです。
要は、メモを取るのが簡単ですぐできるものを使い、見返す時にも便利なものを使うと良いんです。
すると、確実にうっかりミスを減らすことができます。
さらに、やることが活字になっていることで心に余裕ができ、例えば毎年忘れかけてバタバタする両親の誕生日や、何かの記念日など、事前に時間をかけて準備をする心の余裕もできるんです。
これであなたも「気が利く人」になれる!
是非お試しくださいね!