夕食の上手な手抜き方法を徹底調査しました!
子どもが好きであろう唐揚げやハンバーグを夕飯で出しても、食べてくれないのが我が家の子どもたちです。
子どもって、ハンバーグとか唐揚げを出しておけば、喜んで食べるもんなんじゃなかったっけ…?
なぜだろうか…ずっと考えていました。
とある日、時間も食材もあったのでハンバーグを手作りしてみたところ、なんとまぁ!想像以上に食べたんですよね。
冷凍食品のハンバーグって、変な味しない?
するする~!家のハンバーグ、おいしくない。保育園のは、おいしい。
そうなんです。
うちの子どもたちは、ハンバーグが嫌いじゃなくて、冷凍食品のハンバーグが嫌いだったことがわかりました。
確かに冷凍食品のハンバーグは、肉や野菜以外の味もしっかりしますよね。化学調味料とか、食品添加物が入っているの原因だと思われます。
昔から「子どもの食事はママの手作りで」って言われていた理由が分かった気がします。
でも、私に全部手作りはハードルが高いなあ。
食事を全部手作りというのは、今の主婦にはかなり難しいこと。
やることが多すぎて時間がない、そして心の余裕もありません。
実際、毎日の献立を考え、食材の買い出しから調理まで行うのはかなりハードな作業です。
仕事が終了して帰りにスーパーに寄り、その足で保育園に子供を迎えに行って帰宅し夕飯を作るまでにかかる時間。
通勤や家までの距離にもよりますが、私は1時間以上かかります。
毎日の家事負担を軽くするには、もっと楽にできるように工夫をしなければなりません。
そこで、先輩兼業主婦の方々はどのようにしているのかを調べてみました。
主婦はみんな夕食を手作りしているの?
気になるのは「もしかして、冷凍食品ばっかり出しているのて我が家だけ!?」「どのくらいの人が夕食を手作りしているの?」ということ。
調べてみたところ、こんなデータを発見しました。
約100人の主婦に聞いた
夕飯の手作り割合
〇ほぼ100%手作りしているママ
50名
〇手作り割合50~80%程度のママ
48名
〇手作りしない&1~3割程度手作りのママ
2名
半数の方がすべて手作りしているわけではないと言っているのは、なんだか心強い!
ちなみに、手作り割合50~80%程度のママ48名、手作りしない&1~3割程度のママ2名はほぼ100%がフルタイム勤務でした。
お惣菜やレトルト食品と組み合わせながら夕食を準備しているママ多いんですよね。
でも、きちんと手作りしている方もいらっしゃいますよね。みんな時間のやりくりはどうやってるんだろう…。
夕食作りの時間短縮 先輩主婦がやっている方法は?
では、具体的に夕食作りの時短方法を考えていきましょう。
ここは、先輩主婦の知恵を借ります。
今日からやろう!と思えば、すぐにできる方法を集めました。
夕食づくりを時短する
先輩主婦の方法
食材宅配サービスを利用する
休日に作り置きをしておく
朝食と夕食を一緒に作る
お惣菜が買えるところを把握しておく
買い物は食材宅配で注文!玄関先まで運んでもらう
平日の買い物はしない!
思い切ってそう決めた主婦の方が、意外に多かったんです。
では、食材の調達をどうするのか。
いま流行の食材宅配を使うのです。
外出自粛時に、多くの人が注目したサービスです。注文した食材や日用品を、玄関先まで配達してくれます。
食材宅配サービスは、色々あります。
それぞれ個性があるので、ご自分のライフスタイルに合ったサービスを選ぶのがポイント。
食材宅配サービス
わがまま別
夕食だけ調理時間を短縮したい
→ヨシケイ
品揃え豊富で安い食材を手に入れたい
→コープデリ・おうちコープ
安心・安全な食材を安く手に入れたい
→パルシステム
有機野菜を便利に買いたい
→オイシックス
オシャレな冷凍弁当を購入したい
→nosh
制限食をおいしく食べたい
→ウェルネスダイニング
食材宅配サービスを使うことでのメリットは、こんなにたくさんあります。
食材宅配サービス
使うメリット
食材が家まで届く
インターネット注文が楽
重い荷物を運ばなくて良い
買い物に行く時間が全面カットできる
簡単料理キットを買える
配送手数料が安くなってきている
安心・安全な食材が簡単に手に入る
日用品も届けてくれるサービスがある
買い物に行かなくても生活できる
私も食材宅配サービスを始めました!1週間買い物に行かない週が、何回もありますよ!かなり家事の時間短縮ができました。
休日の作り置きは必須
休日をフル活用して1週間分作り置きしちゃうのも、100%手作り夕食を実現するために欠かせない作業の一つ。
私はいつも日曜日の午前中にやっています。この時間帯は私自身も元気いっぱいだし、子どもたちは朝のTVアニメラッシュでおとなしくしてくれています。
では具体的に、作り置きでどんなことができるのでしょうか。
夕食手作り100%目標
休日にできる作り置き
野菜をすべてカット
食材に火を通す
ソースを作っておく
「揚げるだけ」にして冷凍
お米をまとめて炊いて冷凍
野菜はすべてカットしておく
野菜の何が面倒かって、実はカットすることなんですよね。
例えばキャベツ。
お買い得なので丸ごと1個買うんですが、解体するのが面倒でついつい放置しがちです。
でもキャベツをあらかじめ、「千切り」と「ざく切り」にしておいたらどうでしょう?
平日の忙しい夕食づくりでも、手が出しやすくなりませんか?
外の大きい葉っぱ5~6枚は、ロールキャベツ用に電子レンジで加熱しておく、のこりは千切りやみじん切り、ザク切りにしておいてそれぞれを保存用パックに入れておきます。
大根も、大きいものを丸ごと1本買います。
葉っぱは細かく刻み、1/3はおでんや煮物用に太めにカット。
さらに1/3は大根おろしにして、小鉢料理に。
残りは細切りにして、大根サラダやみそ汁の具にするなど、切り方を変えれば色々な料理に使えます。
そしてにんじん。
様々な栄養素がたっぷり詰まっているので、色々な料理に入れたい気持ちはあるけれど、ちょっと使いづらくないですか?
そこで、事前に千切りやみじん切りにしておくことで、何にでもパラパラっと投入することができます。
栄養価が高くなるほかに、料理に彩が加わって目でも楽しめるようになります。
野菜を切っている時に出た皮、根っこなどのクズ野菜は、丸ごと煮てべジブロスにしちゃうのもいいですね。
食材に火を通しておく
ほうれん草、小松菜、おくらなど、火を通しておくとコンパクトになり、使いやすくなる食材がたくさんあります。
野菜を煮ただけだとあまり日持ちがしないので、醤油やめんつゆなどの塩分をからめておくと、少しだけ長持ちします。
私は生卵を購入したら、必ずゆで卵を3つ以上作っちゃいます。
ゆで卵は殻をむいて保存しておけば、そのままでも食べられるし、サラダにしたり、半分に切っておかずの付け合わせにできます。
黄色の食材はなかなかないので、見栄えがすぐに良くなるんです。
茹で卵を半分に切り、黄身の部分だけを取り出してマヨネーズや生野菜などと混ぜ、残った白身に盛り付けるという、ちょっとしたお洒落な料理に最近ハマっています。
もやしも茹でておく時もありますね。
火を通しておくだけでなく、ついでに味付けもしちゃえば、立派な小鉢料理になります。
ソースを作っておく
市販のソースで自分好みの味がなかなか見つからない、という方もいらっしゃるでしょう。
だったら、自分で作っちゃいましょう。
作ってみると、意外と簡単においしくできましたよ!
ミートソース、ネギ味噌などを作り置きしておくと、料理に幅が広がります。
冷凍保存もできますよ!
自宅で作れる!
簡単ソース例
トマトソース
ミートソース
チリソース
タルタルソース
ホワイトソース
にんにく醤油
ねぎ味噌だれ
ねぎ塩だれ
ぽん酢
フレンチドレッシング
焼き肉のタレ
ミートソースを大量に作って冷凍保存しておくと、パスタやラザニア、茹でたポテトにのせるのもいいし、クラッカーにディップして食べるのもおしゃれです。
私が個人的に好きなネギ味噌だれは、そのままアツアツご飯に乗せて食べたり、冷奴に乗せてもいいし、チャーハンの具にしてもおいしいです。カリカリのパンに乗せるのもおいしいんですよ!
さとう、すりごま、ニンニク、しょうが、しょうゆ、酒、ごま油をつかって、自家製焼肉のタレを作るのもよし。
子ども好みの甘め味に調整できるし、自分で作るから食品添加物なしの安全なタレを作ることができます。
揚げ物は揚げるだけにして冷凍しておく
コロッケ、とんかつ、チキンナゲットなど、忙しい時には手作りする時間も気力もないメニューは休日に作っておきます。
揚げちゃってもいいのですが、これから冷凍することを考えるとパン粉を付けた状態で冷凍した方が、揚げたてを食べられるので良いと私は思います。
揚げ物だけでなく、ロールキャベツやハンバーグを作って、あとは火を通すだけにしておくのもいいですね。
お米をまとめて炊いて冷凍
炊飯器一杯にお米を炊いて、1食分ずつラップに包み、冷凍保存しておきます。
ポイントは、炊き立てをラップに包むこと。
そして、しっかり冷ましてから冷凍庫に入れることです。
我が家では5合炊きの炊飯器をフルで2回使い、計10合を冷凍しちゃってます!
食べるときは電子レンジで加熱すればOK。
パックご飯を買うのもありですが、自分で作った方がお金の節約になります。
そこまで手がかからないので、すごくおすすめです。
朝食の準備と夕食下ごしらえを一緒にやる
家に着いたらすぐに夕食に出来るように、ある程度の仕込みは朝のうちにやってしまうとかなり楽になります。
朝の夕食下準備
できること
朝ごはんを作りながら夕飯のレシピを考える
解凍しておいたほうがいいものは冷凍庫から出しておく
ご飯の炊き置きが足りているか確認。
メインディッシュに火を通すだけにするようにしておく
朝はバタバタしがちで夕食の下ごしらえまで手が回らない!と思いがちですが、時間に換算するとたった10~15分くらいです。
休日に、いかに沢山の作り置きをしておくかがポイントになります。
朝に夕食のメインディッシュを決めておくだけで、かなり心の負担が減るんですよね…。
惣菜が買えるお店を把握しておく
我が家の近所には5か所、お惣菜を売っているお店があります。
大型スーパーが3店舗。
お惣菜専門店が1店舗。
揚げ物を作っている肉屋さんが1店舗。
すべて自宅までの帰り道にあるところを、ピックアップしてあります。
「今日は夕食を作る気力がない」と思ったら、子どもたちのお迎えがてら、お惣菜を買って帰ります。
それぞれのお店ごとに特徴があって、大型スーパーは種類が豊富、お惣菜専門店はお母さんの味、揚げ物を作っている肉屋さんはボリュームがすごいのです。
その日の気分で使い分けています。
最近はコンビニのお惣菜もおいしいんですよね~。お皿に盛り付けちゃえば、手作り感が出るのでおすすめ!
料理の時短調理技を集めてみました!
もっと簡単に料理ができないだろうか…。
できるだけ時間をかけずにできる調理方はないだろうか…。
そんなことを考えながら毎日料理をしていました。
解決方法は、先輩主婦たちの知恵にあったんです。
そこで「こりゃ便利だったなあ」「目からうろこ!こんなに簡単にできるなんて!」と思った調理法を、いくつかご紹介します。
料理の時短調理技
炊飯器で野菜を茹でる
温泉卵を簡単に!いつもの料理にひと手間加えて豪華に!
アルミホイルで野菜の皮むき
アルミホイルで簡単アク取り
包丁ではなくキッチンばさみを使って時短
にらや万能ねぎを刻むときは輪ゴムを使う
茹でじゃがいもは電子レンジで手早く
溶き卵を美しく花咲かせる簡単な方法
粉は容器に移す
炊飯器で野菜を茹でる
「無駄が一切大嫌い」という先輩主婦に聞いた、炊飯器で野菜に火を通す方法。
炊飯器にといだお米をいれたら、アルミホイルでくるんだ野菜、例えばジャガイモを中央において炊飯器のスイッチを押します。
するとあら不思議。
中まで火の通った、ふかしいもの完成です。
つぶしてポテトサラダにするもよし、バター醤油で食べるもよしです。
卵でもできるんです!立派なゆで卵になりますよ!
お弁当には、この少しの量がありがたかったりしますよね。
温泉卵を簡単に!いつもの料理にひと手間加えて豪華に!
意外と手間がかり、タイミングが難しいトロトロの温泉卵は、ちょっとひと手間加えるだけで簡単に作ることができるんです。
温泉卵
簡単な作り方
【1】生卵を30分だけ冷凍庫へ入れておく。
⇓
【2】鍋に湯を沸かして火から下ろし、そこに30分冷凍した卵を投入。
⇓
【3】20分たったら卵をお湯から取り出して、水で冷やせば完成。
ここでポイントとなるのはキッチンタイマーです。
時間を正確に計ることができるし、他の料理に集中できます。
そして、温泉卵完成と同時に他のメニューも完成させるようにするのです。
温泉卵の完成が早いか、料理を作り終える方が早いか、競争です!
アルミホイルで野菜の皮むき
ごぼうの皮むき、私はいままでピーラーでていねいにむいていました。
しかし、食べるところが少なくなってしまうのがデメリット。
そこで発見した方法がアルミホイルを使った皮むきです。
適当な大きさに切ったアルミホイルを、くしゃくしゃに丸めてから広げます。
あとはごぼうを包み込むようにしてこするだけ。
スピーディーに、しかも皮を薄くこすり落とすことができますから、皮をむいたら食べる所がない、といったことにはなりません。
ピーラーで皮をむくと食べるところがなくなってしまいそうな細い部分も、身を残して皮だけキレイにむくことができます。
ごぼう以外にも、表面がデコボコして皮がむきにくいショウガの皮むきも楽ちんです。
皮だけむくことができますので、食材を無駄にすることがありません。
アルミホイルで簡単アク取り
煮物をするときに出るアク。
アクをキレイに取るのと取らないのとでは、料理の仕上がりに差がでてきますよね。
このアクを簡単に根こそぎ取る方法は色々ありますが、アルミホイルを使うのも一つの手です。
鍋の口径より少し大きめにカットしたアルミホイルを、くしゃくしゃに丸めます。
あとは広げて落し蓋をするような感覚で入れ、そのまま取り出すだけなんです。
クシャクシャしたシワになった部分がアクをキャッチしてくれるので、アクをキレイに取ることができるというわけです。
使い終わったアルミホイルは、そのままゴミ箱にポイすればいいので楽ですよね。
包丁ではなくキッチンばさみを使って時短
100円均一ショップでも購入できるキッチンばさみ。
もっともっと活用していきましょう。
世界には包丁を使わず、キッチンばさみのみを使う国もあるくらいなんです。
食材の入った袋を切るだけではなく、食材を直接切ることにも使えます。
たとえば、味噌汁。
ねぎを切るのも油揚げを切るのも、キッチンばさみで充分です。
出来上がった料理を切り分けるのにも便利です。
揚げ物や、子ども用に料理を小さくする時に重宝しています!肉の筋を切ったり、余分な脂身を切り落としたりするのも、キッチンバサミは小回りがきくから便利!丁寧な仕事ができます。
ブロッコリーやカリフラワーを小房に切り分けるのも簡単ですし、レタスの芯を切り落とすのも簡単です。
子どものお手伝いにも最適!包丁を使わせるのはまだまだ危ない、と思う場合はキッチンばさみで食材を切ってもらうのも良いですよ!
にらや万能ねぎを刻むときは輪ゴムを使う
何本かまとめて刻むうちにバラバラになってしまい、刻むのに手間取ってしまうニラや万能ねぎ。
もっとコンパクトに、そしてスマートに刻む方法は、輪ゴムを使って切ることです。
根元に1か所、真ん中あたりに1か所輪ゴムで縛って刻むと、まとめながら押さえつけなくてもよくなるので手早く作業できます。
ゴムで縛ってあるところは上手によけて、刻んでいきます。おもしろいほどスムーズに刻むことができますよ。
茹でじゃがいもは電子レンジで手早く
茹でじゃがいもを少量、手早く作るためにおすすめなのが、電子レンジを使うことです。
まず竹串で2~3か所穴をあけてラップをかけ、100gあたり500W1分30秒ほど加熱します。
蒸しあがったジャガイモは、ジャーマンポテトやポテトサラダにしてみたりしています。
家族3~4人分の適量がすぐにできてしまうので、作りすぎることがないのが気に入っています。
溶き卵を美しく花咲かせる簡単な方法
我が家では汁物によく卵をいれますが、どうも見た目が美しくありません。
卵がよく混ざっていないのと、汁に一気に入れてしまうからキレイにほぐれず、団子になってしまうことが原因だと分かりました。
それを解消してくれるのが「網じゃくし」です。
よくといた卵を網じゃくしを通して少しづつ流し入れます。
網じゃくしの目が細かい分、卵が絹糸のように細かくキレイに仕上がるんです。
あとは少しずつ流し込めば、卵のように団子になることはありません。
見た目もとってもきれいに、そしてフワフワに仕上がります。
粉は容器に移す
手作りにこだわると、小麦粉や片栗粉などの粉を使う機会が増えます。
ただ、スーパーで売られている袋のままだと、とても使いづらいですよね。
そこで、密封容器を使います。
↓タケヤ化学工業 保存容器
取り出しやすくなるし、粉をカビから守ってくれます。
今まで買ったままの袋の状態から粉を出していたけど、容器に移し替えることでこんなに使いやすくなるのかと思いました。
まとめ
今日ご紹介した時短術をすることで、我が家では平日の夕食づくり30分以内に収まっています。
タッパーからただ盛り付けるだけの物が多いのが、料理時短の一番のポイントかもしれません。
また、食材宅配を利用しているところも大きいです。
おかげで、手間がかかると思っていた料理作りが、とても楽&楽しくなりました。
今までいかに、無駄が多かった&下準備をしていなかったのかがよく分かりました。
料理作りは毎日のこと。
無駄なところはどんどん省いて、楽しく料理を続けていきたいですよね!