開かずの扉になっていませんか?クローゼットのお掃除方法
世の中の整理整頓術では「物の処分=お金が貯まる」なんて言われています。
いろいろな方の話を聞く限り、やはり生活が乱れてお金に関してルーズな人は家も汚い、というのは的を得ているような気がします。
汚い=物が多いということらしいです。
そして、物が多すぎると、自分一人で管理しきれないんですよね。
何があるのかもわからない、あるかもわからないのに新しものを買ってくる、そして似たようなものが家に合ったのに気が付く…この悪循環です。
そこで今日は、カオスになっている可能性が高い「押入れ・クローゼット」をどうやってきれいにしたら良いかを徹底調査していきます。
押入れ・クローゼット 物が多いとこんなデメリットが!
押入れやクローゼットに物が多いと、こんなことでとても困ります。
押入れやクローゼット
物が多いデメリット
どんなものが入っているか分からなくなる
ほこりや害虫の温床になる
物を探すのが大変
あまりギュウギュウに押入れ・クローゼット詰め込んでしまうと、ほしいものが出てきたときに探すのが大変。
通気性が悪くなって害虫も出てくるし、お掃除がしにくいからほこりも溜まりやすくなります。
なにより、物が探すのが大変。
人は1日10分、人生の153日間を探し物に費やしているといいます。
ひぇぇぇぇ~!この時間、もったいない!
物が詰まったクローゼット内を探すのは、10分で終わる気がしません。
物を探す時間がもったいないと感じるならば、使いやすいクローゼットにするしかありません。
押入れ・クローゼット 不用品をどんどん処分!
クローゼット内の物をしっかり管理するためには、必要のないものを処分することです。
8割程度の荷物にしておくのがちょうど良いと感じています。
ではどんな基準で、どのように不用品を処分したら良いのでしょうか。
押入れ・クローゼット
処分のポイント
何年も使っていないものは処分
段ボールの中身をしっかり確認!不用品を処分
リサイクルすると捨てる罪悪感が減る
フリーマーケットを使う
何年も使っていないものは処分
押入れや物置には、普段使わない物を入れていますよね。
何年も使っていない物があるとすれば、それはもう必要のないものです。
思い切って処分してしまうのが良いでしょう。
いつか使うだろうと思っていても、使う機会がなかったりすることの方が多いのではないでしょうか。
今後も使うことはないですので思い切って処分しましょう。
気分もスッキリします。
もし捨ててしまったものが必要な時になったら、その時の最新式を購入するか、レンタルするかすれば良いのです。
リサイクル品でもかまいません。
特に、かさばるスキー用品やゴルフ用品などスポーツ関係の物で、大きかったり幅を取るもので何年も使用していなければ、処分をおすすめします。
スポーツ関係の物は、どんどん最新の物がでてくるから、処分しちゃった方がいいですよ!
段ボールの中身をしっかり確認!不用品を処分
押入れやクローゼットに入っている段ボールの数々。
中身を全部把握していますか?
段ボールに入れたもう使わない物、何がはいっているか分からない物があったりする場合、段ボールの中身を確認して、必要ないと判断出来る物は思い切って処分してしまいましょう。
捨てるか捨てないか悩む場合、せめて段ボールの中身が何なのかくらいは把握しておきましょう。
リサイクルすると捨てる罪悪感が減る
押入れ・クローゼットのお掃除は、不要なものは捨てるということから始まります。
すると、ちょっと捨てづらい、もらい物もたくさん入っている事でしょう。
例えば、お中元やお歳暮でいただいた物などです。
処分するとなると、ちょっともったいない気もするし、良心が痛みますよね…
このような場合は近所のリサイクルショップに出して、今必要としている方々に使っていただくのも手です。
このご時世、リサイクルショップの需要は高いですよ!
お中元やお歳暮でいただきがちなバスタオルや洗剤などは、リサイクルショップでの需要も多いので高値で引き取ってくれる可能性があります。
また、近所のリサイクルショップでなくとも、ネットで買い取り申し込める会社もあるんですよ!
☟ネットリサイクルショップについてはこちらにまとめました!
フリーマーケットを使う
もし「楽しみながら不用品を売りたい!」と考えていらっしゃるのであれば、フリマに挑戦してみてはいかがでしょうか。
今は副業にしている方も多いと聞きます。
意外な物が、予想以上に高値で売れちゃったりもするものです。
今はオークションよりもフリマの方が人気があるようです。
押入れ・クローゼット 掃除の方法
押入の掃除は大変!
頻繁にはできないですから、衣替えの春と秋の年に2回は、押入れの中を全部出して整理をするようにするといいですね。
一気にやるのではなく4等分にわけて、今日は右上、来週は右下…など、少しづつ整理整頓していくのも良いでしょう。
こまごましたものは時間のある休日に、少しづつやっておくのも心の余裕につながります。
では、具体的にどのように掃除したら良いのかを考えてみました。
押入れ・クローゼット
お掃除方法
・通気を良くしておく
・物をすべて出す
・掃除をする
・換気&乾燥
・整理整頓をする
・物をしまう
通気を良くしておく
押入れやクローゼットを掃除するときは、天気が良く湿気が少ない日に、扉を開けて通気を良くしておきます。
そうしないと、今まで溜まっていたたくさんのカビやダニに、掃除している私たちがやられてしまいます。
戦いを挑んだのに先制攻撃でノックダウンになってしまうこともあるので、避けたいところです。
では、どうして押入れは湿気が溜まりやすいのでしょうか。
それは、物がいっぱい入っていることと、扉はいつも閉めっぱなしになっていることが原因なので、日頃から定期的に扉を開けて、空気の入れ替えをするようにするだけでも違います。
部屋の空気を入れ替える時に、押入れやクローゼットの扉も開けて、空気を循環させるのが効果的です。
また、乾燥剤を入れておくのも一つの手。
我が家は、目に見えるタイプの箱型乾燥剤を使っています。
↓オカモト 水とりぞうさん
水が想像以上に溜まっていますので、押入れは結構湿気があることが目に見えて分かります。
これじゃあカビもはえたくなるでしょう。
物をすべて出す
押入れの中身を、すべて出します。
何も考えずに、とにかく外に出してください。
あまりにも物が多い場合は全部を押入れから出すと収集が付かなくなってしまいます。
まずは上の段からと日をわけてももちろんOKです。むしろそっちのほうが良いかもしれません。
お布団は、掃除が終わったらすぐしまえるように先に干しておくのがいいでしょう。時間短縮ですね。
一度興味が出てしまうと、手が止まってしまいます。できるだけ「無」になって物を全部出しましょう。
掃除をする
押入れが空になったら、隅々までキレイに掃除機をかけます。
そのあと、かたく絞ったぞうきんで床、壁、天井を拭き掃除します。
消毒用のアルコールを全体に軽く吹きかけておくと今後のカビの予防になります。
換気・乾燥
拭き掃除が終わったらすぐにしまわず、2〜3時間は押入れ内の換気と乾燥をします。
乾燥をしているあいだに間に、中身を整理整頓します!
整理整頓をする
できるだけ通気性良く、そして今後もお掃除しやすいように、物を減らして整理整頓をしていきます。
例えばこんな方法があります。
整理整頓
ポイント
不要な洋服を処分する
新しいタオルを出して古いタオルを処分する
布団は圧縮袋でペタンコに!
不要な洋服を処分する
1年間着なかった洋服は、処分対象です。
処分と言っても、ゴミにするわけではありません。
フリマやリサイクルショップに出すこともできるし、私が住んでいるところでは資源物として出すことができます。
誰かが使ってくれるかも!という気持ちがあると、処分しがいがあります。
新しいタオルを出して古いタオルを処分する
頂き物のタオルやシーツ類、知らない間にたくさん溜まっていることもあります。
タオルやシーツって、自分で買うと意外と値段がするんですよね。
そこで、今使っている物を処分し、クローゼットや押入れに入っていた新しい物に変えてみると良いでしょう。
使用済みタオルやシーツは、雑巾として使うのもよし!
私もやってみましたが結果、押入れ内や物置内もスッキリしましたし、新しい物を使うということで家族の気分も晴れやかになります。
布団は圧縮袋でペタンコに!
押入れ内の布団なども、使わないものは圧縮袋に入れるなどしてスッキリさせるといいですね。
この圧縮袋、使ってみると結構楽しいです。どんどん小さくなる様が。本当にペタンコになっちゃいます。
特殊な袋に圧縮したい物を入れ、空気を掃除機で吸って圧縮します。
物をしまう
最後に物をしまうだけ。
足元や奥行きを生かし、デッドスペースがなくなるように物を収納していきます。
ぱっと見て中身が分かりやすいよう、透明なBOXを使ったり、中身を書いたシールを張っておく工夫をすると良いですよ!
主婦が処分した押入れ・クローゼットの物ランキング
何を処分したら良いか分からない…
そんな方に参考になるよう、主婦が処分したものをランキングにしてみました。
あなたの押入れ・クローゼットの中にも、こんなものは眠っていませんか?
処分した物
ランキング
洋服
本
電化製品
布団
もらったもの
洋服
クローゼットに入っているものナンバー1なのが、洋服です。
自分だけの物だけならともかく、家族全員の洋服となると、その数は膨大です。
しかも、お子さまがいらっしゃる場合は、サイズごとにまとめておくのも大変ですよね。
でも管理できる量は限られています。
そこで、思い切って処分をしちゃいましょう。
ただ、どの洋服を処分するか迷ってしまいます。
そこで、処分する基準を自分の中で持っておくと、スムーズに分類することができます。
例えば、こんな基準があります。
洋服の処分
基準の決め方
ハンガーラックにかからないものは処分
心が揺さぶられるかで処分
決めた量以外は処分
ハンガーラックにかからないものは処分
究極の整理術は、全部ハンガーラックにかけること。
夏物も冬物もです。
すると、衣替えなんて必要がなくなります。
ラックにかけられない分は処分対象です。
心が揺さぶられるかで処分
「洋服で気分の変わる人」におすすめなのは、洋服を見直して「気分が上がる」「気分が上がらない」で素早く不要・必要を区別することです。
洋服を買ったときの流行は去っている可能性もありますし、虫食いができているかもしれません。
また、変色している場合もあります。
そういった洋服はすべて処分です。
取っておく量を決める
あらかじめ、段ボールや収納ケースを準備しておき「この中に入るものだけ取っておく」と決めます。
すると、お気に入りの洋服を厳選して選ばざるを得なくなります。
特に子ども服の分別は、この方法が有効です。
サイズアウトした子ども服は、何年後かにまた使う可能性がある…と考えると、なかなか捨てることができませんよね。
ただいつになるか…こればっかりは神のみぞ知る…です。
こういう時は、1つ大き目の箱を用意して「この箱の中に入るものだけ取っておく」と決めます。
子ども服は全部取っておいてもいいのですが、何年後かになると流行が変わっていたり、変色したりして着られなくなっているものが多いものです。
本
我が家には、私が学生の時から集めていた漫画本がたくさんあります。
全巻コンプリートをするのが好きな私は、しっかり1巻~〇巻まできっちり並べた本を、乾燥材を入れた段ボールで保管してます。
でも社会人になってから1度も読み返していないという、なんとも宝の持ち腐れなことをしています。
これは立派な処分対象ですね。
もしまた読みたくなったとしても、今の時代「漫画喫茶」なる施設があります。
飲み物付きで時間で料金を支払い、漫画本読み放題というあれです。
ほかにもネットで電子書籍を購入する方法だってあります。
このことは漫画本に限りません。
大切にしている小説だって電子書籍で読むという手もありますし、お金をかけたくないなら図書館で借りるという手もあります。
今の図書館は便利になって、自分の好きな本をネットで予約できて、しかも最寄りの図書館で受け取ることができます。
電化製品
冬場には扇風機、夏場には暖房器具が我が家の押入れに入っていますが、この2つは毎年使うものですので処分するわけにはいきません。
他に「昔使っていたパソコン」「謎の電気コード」「ズボンドレッサー」「古くて大きい加湿器」が出てきました。
絶対もう使わない物です。
こういうものはサッサと処分してしまうに限ります。
パソコンは専門業者に、他の物は町の有料ゴミの出し方に従って処分します。
電化製品を処分するだけで、かなりのスペースが空きましたよ!
布団
かさばる物の王様と言っても過言ではない「布団」。
使っていないのなら、思い切って処分してしまうのも手です。
特に頂き物の毛布や布団カバー。
頂いた記憶がなかったんですが、我が家にもありました。すっかり忘れていたんですね…。
思い切って今使っているものを処分して、押入れに眠っていたものを使うことにしました。
押入れもスッキリですし、家族も新しい毛布や布団カバーでスッキリ、一石二鳥です。
もらったもの
結婚式の引き出物、誕生日のプレゼント…。
自分では使わないもの、好みに合わないものなど、色々な理由で押入れに眠っているものがありますよね。
そんなものも、思い切って処分しましょう。
まとめ
押入れやクローゼット、物置も、整理整頓と掃除は大切です。
押入れは家の中にあるもの、一つの部屋と考えてみてください。
押入れに物を押し込んで、部屋中をキレイにしてもスッキリ効果は半減してしまいます。
開かずの扉になっているクローゼットや押入れを整理すると、「こんなものあったんだ~!」「ゴミばっかり!」とビックリすることが多くあります。
これらはすべて、今までの自分の垢だと思ってスッキリさせると、ほんと晴れ晴れしますね。
ストレス溜まっているなと感じた時にやるといいですよ。私はイライラしている時は押入れの物をひっくり返して掃除してます。最近頻繁です(笑)
この掃除、かなり時間がかかるので1祖にやらず小分けにしてやっても良いでしょう。
例えば、押入れを4分割して「今日は右上」「来週は左下」など、細かいタスクに分けるのです。
これならまとまった時間がなくても、確実に片づけることができますよ。