主婦が注目!?宅地建物取引士とは?
みなさんは、不動産屋でアパートやマンションを借りたことはありますか?
その時に逢ってお話しされているはずです。「宅地建物取引士」に。
宅地建物取引士(略して宅建士、又は宅建)とは、土地や建物の売買などの取引を行うためにとても重要な資格です。
不動産会社や、土地や建物の取引を一緒に行っている建設会社で働く時に重宝される資格で、不動産の売買・貸借時に、物件について事前に伝えなければならない重要な事項をお客様に説明するプロのことを言います。
不動産の取引はとても高額なので、素人のお客様だけで契約をしてしまうと思わぬ被害を受けてしまう可能性があります。
そこで登場するのが宅地建物取引士です。
お客様が知っておくべきことを丁寧に説明して理解してもらうことができるのは、宅地建物取引士だけ!
物件を賃貸で借りる契約ときに、いろいろと私たちに説明をしてくれる店員さんがこの資格を持っています。
宅地建物取引士は、再就職や転職に有利になるからと、主婦にとても注目されている資格の一つです。
今日は宅地建物取引士になるためにはどうしたら良いか、試験要項やおすすめの勉強法をご紹介していきます。
働く女性におすすめ資格&勉強法はこれ!ママだって勉強できた!
宅地建物取引士の資格を取るメリット
資格取得の勉強は楽ではないけれど、合格したら様々な場所で活躍できる宅地建物取引士。
どんな特長があるのか見ていきましょう。
宅地建物取引士
資格を取るメリット
宅地建物取引士しかできない仕事がある
女性取得者が年々増えている
活躍の場は広い
日常生活にも役に立つ
国家資格
じっくり解説していきます!
宅地建物取引士しかできない仕事がある
宅地建物取引士でないとできない仕事は、不動産勤務で言うと重要事項の説明、重要事項説明書への記名押印、37条書面への記名押印の3つです。
宅地建物取引士しかできない仕事
重要事項の説明
重要事項説明書への記名押印
37条書面への記名押印
重要事項の説明
不動産の取引では、とても大きなお金が動きます。
そのためトラブルが起こらないようにするため、素人では分かりにくい重要事項、不動産の登記やキャンセル対応についてなどの説明をするのが宅地建物取引士です。
重要事項説明書への記名押印
口で説明するだけでなく、書面も作成します。
そして、宅地建物取引士が責任を持って対応する意味で、記名押印が必要になります。
37条書面への記名押印
重要事項を説明したあと、契約内容を書面化します。
この書面を37条書面といいます。
契約した内容に間違いがないか確認し、宅地建物取引士が記名・押印をします。
この3つを宅地建物取引士がしなかった場合には、業務停止処分を受けたり、契約自体が無効となったり、損害賠償責任が発生したりすることもあります。それだけ重要な業務なのです。
宅地建物取引士は女性が大活躍!
一昔前までの不動産業界は男性ばかりでしたが、今では女性の起用に積極的です。
実際に私が今住んでいる家を賃貸契約するときに、説明をしてくれたのは女性でした。
重要事項の説明や署名捺印をする前に、宅地建物取引士の資格証明書を提示され、一緒に確認します。
宅建の資格者を求める不動産業界では、一定数の人員確保の必要なので、性別関係なく宅建の資格を評価してくれます。
少なくとも業務に従事する者の5名に1名以上の割合とし、施行規則第6条の2で定める案内所などの場所については、少なくとも1名以上の専任の宅地建物取引士を設置するように義務づけています。
不動産屋あるところに宅地建物取引士あり、です。
不動産業だけじゃない!宅地建物取引士の働き口はこんなところも!
宅地建物取引士の資格を持っていると、転職や就職に大きな利点があります。
利点があるのは不動産業だけではないんですよ!
流通業、小売業、飲食店の転職・就職にも有利にはたらくことがあるんです。
流通業や小売業、飲食店などの立地が重要な業種は土地やテナントを借りるため、宅建主任者の方は重宝されているんです。
具体的には、店舗開発部や総務部などの募集が多いようですね。
また、大企業の多くが、法人契約で借りた住居を社員の方に住んでもらう社宅扱いにしています。
すると、社宅を借りる業務が必要となり、宅地建物取引士を持っている方がその業務にあたることになります。
他にも、保険業界ではライフプラン作成の上で不動産の知識も必要ですし、銀行などの金融機関でもお金を貸す担保として不動産が必須となるため、宅建はとても有利な資格になります。
日常生活でも得する宅地建物取引士
宅地建物取引主任者の試験勉強そのものは、法律を学習するので日常生活で非常に役に立ちます。
個人資産を自分で守る力をつけられるからです。
例えば、家を賃貸するとき。よくトラブルがおきるのは、部屋を出て行くときです。
特に多いのが、敷金の返却のこと。
日常生活で傷が付いたものは、貸主負担が原則です。
なので敷金は、私たち借りている者の落ち度による損耗や家賃滞納がなければ、返還されるはずのお金。
しかし、一切返却しないように仕向けたり、場合によっては追加請求をするような悪質な業者もいるようです。
実は、退去時の敷金返却は交渉能力がものをいいます。
宅建資格で身につけた知識をフルに活用して、しっかり自己防衛できるというわけです。
宅地建物取引士は国家資格
宅地建物取引士は国家資格です。
国家資格というのは、資格試験そのものが法によって定められているもの、法的根拠のあるものが国家資格になります。
対するのは民間資格。
団体・企業等が独自に一定の基準を設けて実施するものです。国は関係ないし、法的根拠もありません。
宅地建物取引士は国家資格なので、知名度や人気は非常に高いです。
毎年18万人が受験する大きな規模です。
宅地建物取引士になる流れ
宅地建物取引士になるためには
・宅地建物取引士資格試験に合格
↓
・都道府県知事の登録
↓
・宅地建物取引士証の交付を受ける
↓
・宅地建築取引士として業務開始
宅地建物取引士になるためには、まず試験に合格すること。
次にに試験が開催された都道府県知事に登録手続きをして、資格証明証の交付を受けることで、宅地建物取引士の仕事をすることができます。
宅地建物取引士の合格率は20%以下。専門知識も必要なので、専門学校や通信講座を利用する人が多いです。
宅地建物取引士試験要項 Q&A
宅地建物取引士試験要項
試験日程
受験資格
合格率
宅地建物取引士 試験内容
合格ライン
合格するための勉強時間の目安
試験日程
試験日は1年に1回、毎年10月 第3日曜日にあります。
全国各地で行われており、主に大学キャンパスないで行われています。
合格発表は12月初旬ごろです。
受験資格
年齢、学歴、国籍を問わず、誰でも受験することができます。
合格率
合格率は約15~17%です。
合格率が15%と聞くと「難易度が高い!」と思ってしまいますが、宅地建物取引士受験生のほとんどが働きながら勉強する人が多くいます。
そのため、しっかり勉強時間を確保をして受験対策をしてきている人が少なく、中途半端な状態で受験している人が多いからこの低さだと言われています。
申込者が多いのは20代から30代。しかし年齢層が広く、下は12歳、上はなんと90歳です。
ですから、じっくりしっかり勉強できれば合格できる可能性は十分あります。
宅地建物取引士 試験内容
●宅建業法
●権利関係(民法)
●法令上の制限
●税・その他
四肢択一のマークシート方式です。
試験時間は2時間で、50問出題されます。
記述問題が一切ないので、受験対策がしやすいのも宅地建物取引士の良いところです。
合格ライン
宅地建物取引士決まった合格店ラインがないので、毎年違ってきます。
例年の傾向を見ていると、50点満点で31点~36点いった感じです。
難しい問題が出たときは合格基準点が下がり、そうでないときは上がります。
しかし、難しい問題が出たとしても、宅地建物取引士の基礎的問題をしっかり得点出来れば合格できます。
合格するための勉強時間の目安
3か月半から半年、時間にすると250時間から350時間は確保したいところです。
また、専門知識がなく一から勉強する場合は、もっと時間がかかるかもしれません。
仕事や子育てをしながらとなると、1日にできる勉強時間は限られてきますので、机に向かってガリガリ勉強するような方法だと、長い期間がかかってしまいます。
通信教育のCDや、通勤中にスマホで見ることができるDVDなどを使って、家事などの作業をしながらでも効率よく勉強できるような工夫が必要です。
【働くママ】資格勉強のための隙間時間の見つけ方&私が実践した勉強法
宅地建物取引士は通信教育がおすすめ!
正直なところ、忙しい方は資格の学校に通っている時間の余裕はないでしょう。
独学という方法もありますが、合格率15%と低いこともあるし、もし間違った方向へ進んで行ってしまうと大変な時間ロスになってしまいます。
同じ努力をするのならば、独学よりも通信教育がより安心安全の近道だと感じています。
実際に宅地建物取引士の試験勉強をした人から聞くと、この分野は専門用語がとても多いので「講義を聞かないとだめだ」「分からない部分を、気軽に聞ける人がいれば…」と思うことが必ずあるようです。
そんなときに頼りになるのが、通信教育です。
質問にはその道のプロが答えてくれるし、何人もの人が合格した道筋ができています。
あとは自分時間を捻出し、勉強するだけでいいんです。
オンライン講座「スタディング」ならスマホで勉強できる
忙しい方におすすめなのは、通勤時間や家事の時間を使って勉強すること。
そうなると、紙媒体の勉強では無理があります。
紙では勉強をする場所を選びますよね。本を広げたり書き物をする場所が必要になります。
そこでおすすめなのは、すべてがスマホやタブレットで勉強できるオンライン資格講座【スタディング】です。
スタディングは、隙間時間を上手に使って勉強をしたい方におすすめのオンライン講座です!まとまった時間が取りづらい方におすすめ!
スタディング チェックポイント
KIYOラーニングの「宅建士 スタディング」は、短期間で合格した人の勉強法を徹底的に研究し、だれでも・いつでも・どこでも、短期合格者と同じように効率的に学習できるように開発された究極の試験対策講座です。
では具体的にどんな特徴があるのか、説明していきます。
スタディング
チェックポイント
紙を一切使わない
講義のクオリティが高い
受講料がお手頃価格
他講座も充実!
紙を一切使わない
スタディングのオンライン講座は、参考書などの本を一切使わないのが特徴。
通勤講座は、スマートフォン、携帯音楽プレーヤー、タブレット、ノートPC等で学べるため、忙しい方でも、場所と時間を選ばずに試験勉強ができます。
通勤で使いやすいようにしてくれているということは、例えば食事を作っているとき、洗濯物を干しているときなど、何かをしながらでも勉強しやすいということ。
家事をしながらでも、耳で聴きながら勉強できるということになります。
講義のクオリティが高い
スタディングは、スマホやタブレットで勉強できる、つまり、メイン教材である講義映像には力を入れている様子がうかがえます。
よくある、通学型で抗議されたものを録画したわけではなく、通勤講座専用に収録された講義。
私たち目線で授業をしてくれているので、集中して受けることができます。
また、電子黒板を使って順序&テンポよく授業が展開されるのも、無駄が一切なくて好感が持てます。
まるでYouTube感覚!倍速で見ることも可能です!
スタディングは受講料が激安!
スタディングをおすすめしている理由は、スマホで勉強できるのに受講料がめちゃくちゃ安いところにあります。
まずはスタディングの教材内容をチェックしてみましょう。
🌸スタディングの教材内容
●ビデオ講座(1講座約30分)
●WEBテキスト
●スマート問題集
●暗記ツール
これだけ入ってたったの約20,000円なんですよ!
宅地建物取引士の通信講座は大体10万が相場です。それに比べたら、めちゃくちゃ安い!
この安さの理由は、宣伝広告費を極力使わないこと、紙のテキストを印刷しないこと、学習コンテンツ以外にお金を使わないこと、受講生サポートなしで人件費を使わないこと、が挙げられます。
受講費用は映像付きとしてはかなり安く抑えられているのも嬉しいポイントです。
サポートがつかない分自分で答えを見つけやすいような機能をたっぷり搭載しています。
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学習システム
学習フロー
学習レポート
勉強仲間機能
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メモ機能
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スタディング 口コミ・評判
・値段が安いのに、分かりやすかった
・オンラインだから、隙間時間に勉強しやすい
・スマホさえあればどこでも勉強できる
・効率よく勉強できる
・勉強中はスマホゲームを消去しないと、誘惑に負けてしまう
・入会前に無料でお試しできる
宅建士だけじゃない!他の資格講座も充実!
スタディングの講座は、宅地建物取引士だけではありません。
他にも司法書士、社労士、行政書士、税理士、中小企業診断士、FP、簿記など、仕事に直結する資格がたくさんあります。
宅地建物取引士の資格を取得後、Wライセンスを狙って他の資格勉強もできるんです。
宅地建物取引士と相性の良い資格は、FP、司法書士、行政書士などが挙げられます。
スタディング 合格のカギ
宅建の合格の秘訣は、とにかくひたすら過去問、参考書を何度も勉強することです。
最低3回は読んで理解を深めていきましょう。
また、過去問題はとても重要な存在。
過去問題の文をほとんど変えずにそのまま出題されるというケースはそれほど多くはありませんが、過去問題で問われた趣旨や論点を理解していれば解ける問題というのは、非常に多くあります。
択一式問題と記述式問題という違いがあるとはいえ、しっかり過去問題を学習し理解しておけば、高得点を得ることが可能だと思います。
問題を解いてみて答えを見て理解し、間違った理由をとことん突き詰めていくことをコツコツ繰り返していくと、合格が見えてきますよ。
合格率100%!?主婦の私がやった資格勉強法は「くりかえし」だった!
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宅地建物取引士はこんな方におすすめの資格!
宅地建物取引士は資格が取りやすい!と言われてはいるものの、今まで法律や不動産関係の勉強を一切していない方にとっては高い壁であることは間違いありません。
しかし、宅地建物取引士は「資格の登竜門」と呼ばれていて、この関係の資格では比較的取りやすい部類に入ります。
しかも、宅地建物取引士の勉強で身に着けた知識は、他の法律業務とも関連するので仕事の幅も広がります。
宅地建物取引士の勉強を踏み台にして、次のもっと難しい法律資格に挑戦する方も多いのです。
そのため、結婚&出産後の再就職の際には強い武器になります。
しかも不動産業はなくなることは絶対にないので、必ず需要がある仕事。
全国どこにでも宅地建物取引士を生かした仕事はたくさんあります。
職場で優遇される資格を持ちたい、不動産に興味を持っている方におすすめの資格です。
是非一緒にスキルアップを目指しましょう!