働けば働くほど自分時間が充実するってご存知ですか?
皆さんは仕事を長期休暇したことはありますか?
私は一人目の妊娠の時、産前産後休暇で1年2か月ほどの休暇を取りました。
それまでの私の生活は、ほぼ休みなし。
残業は、遅いときには23時までザラにありましたし、休みといっても1日中フリーになれるのは月に3日程度。
なのでこの貴重な3日の休日は、楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。
仕事の日は手帳に「やりたいことリスト」という項目を作っておき、移動中や仕事の休憩中などに思いついたことをドンドン書いていきます。
「ほしいもの・買わなければいけないものリスト」も作り、こちらも思いついたらドンドン書いていきます。
そうやって休日に向けての下準備をして、いざ当日になったらこれを効率よくこなしていく、それが楽しみでした。
休日への期待値を日々上げていって、毎日の仕事を耐えていたのです。
ところが1年2か月ほどの産前産後休業期間は真逆になりました。
休みが大半で仕事から束縛されることがありません。
たまにある予定のほうが貴重です。
最初のうちは「時間がたっぷりあって最高だ!あれもしたいし、これもしよう!」なんて思って楽しんでいたのですが、それは最初の1か月で終わってしまいました。
そのうち「…暇だ…」「することがない…」なんて思うようになってきたのです。
ありすぎる余暇は退屈で苦しいのです。
充実感を得られているのは、ガツガツ働きながらの少しの休みのほうでした。
休みを大切に扱っていたのは断然、仕事で忙しい時のほうだったのです。
タイムマネジメントをしてしっかりTO DOリストを作り定時で仕事を終わらせる。
家事は時間管理をして、できるだけ短く済ませるようにする。
そうやって一生懸命頑張って捻出した自分時間が、充実しないわけがありません。
日々忙しくしているからこその楽しい時間なのです。
「時間がない」と嘆いているのではなくまずは自分時間を見直し、少しでもいいから自分の時間を作ってみてください。
それは30分でも1時間でも構いません。
その時間はきっと、あなたにとってとても濃密な時間となるでしょう。
本記事では、時間をやりくりして作った自分時間をどうやって過ごすのか、先輩主婦たちはどのような趣味を楽しんでいるのかを調査しました。
趣味をもつメリットはこんなにたくさん!
皆さんは、なにか没頭できる趣味はお持ちですか?
仕事や家事を充実させるためには、なにか会社や家庭とは別に、自分の世界を持っていると張り合いが出ますよね。
余暇を思いっきり楽しむために、その分仕事を一生懸命頑張るという方もいるくらいです。
余暇を楽しみにする一つとして、趣味を作るのが早い!
それに、趣味を持つことはこんなにたくさんのメリットがあるのです。
趣味 メリット
視野が広がる
気分転換ができる
成長できる
交友関係が広がる
視野が広がる
決まった時間に、決まった仕事をしていると、だんだん新鮮さがなくなって毎日が楽しくなくなてきますよね。
さらに悪いことに、考え方も1つに固まってしまい、一つの面からしか物事を見られなくなってしまいます。
しかし新しいことを始めると、色々な人と交流することができるので、様々な意見交換もできます。
気分転換ができる
毎日同じ生活をしていると、自分でも気が付かないうちにストレスがたまってくるものです。
特に小さいお子様を育てている方は、ストレスを感じている方が多いことでしょう。
趣味を持ち、少しの時間だけでも没頭できれば、かなり気持ちがスッキリするものです。
成長できる
自分のプラスになるような趣味を選べば、子育て中でも人間的に成長することが可能です。
ほんの少しの時間でもコツコツ積み重ねていけば、そのうち大輪の花が咲くでしょう。
本気で取り組めば、それが将来職業になったり副収入になったりすることもあるんですよ!
交友関係が広がる
今はオンラインで誰とでも繋がれる時代。
趣味を通じて、色々な方と交流することができます。
ママの趣味選びの注意点「家族に迷惑をかけないものを選ぶ」
子育て中の方が趣味を選ぶ時の注意点は、たった一つ。
家族に迷惑の掛からない、融通がききやすい趣味を選ぶことです。
例えばこんなことが挙げられます。
趣味選び
注意点例
時間縛りがない趣味を選ぶ
家の中でできる趣味を選ぶ
子どもが一緒にいてもできる趣味を選ぶ
日中にできる趣味を選ぶ
お金のかからない趣味を選ぶ
短時間で切り上げられる趣味を選ぶ
時間縛りがない趣味を選ぶ
〇曜日〇時~〇時と決められた時間に通うタイプの習い事。
外に出たいからと選んだ趣味ですが、これがなかなか思い通りに通えないんです。
例えば子どもが熱を出したとなれば、休まなければなりません。
仕事が急に入ってしまうことだってあります。
長く続けたいのであれば、いつでもできる趣味を選ぶことをおすすめします。
家の中でできる趣味を選ぶ
子どもと一緒でも可能であれば、問題ありません。
しかし、大人しか参加できないような趣味を選ぶと、子どもの預け先の問題が出てきます。
気軽に趣味を楽しみたいのであれば、わざわざ子どもの預け先を探す必要のない、家の中でもできる趣味を選ぶととっても楽です。
子どもが一緒にいてもできる趣味を選ぶ
自分一人っきりじゃないとできない趣味だと、子どもがいることがストレスに感じてしまう可能性があります。
子どもがいてもできるものや、一緒に楽しめる趣味だと最高です。
お金のかからない趣味を選ぶ
将来、子どもにはお金がかかります。
今からコツコツためておいた方が、絶対に得策。
今からジャブジャブお金を使っていると、何が起こるかわからない将来、大変なことになるかもしれません。
本格的に趣味を楽しむのは子どもが巣立ってからにして、今はささやかに楽しむのがおすすめです。
短時間で切り上げられる趣味を選ぶ
子どもが小さければ小さいほど、ママの手がかかるものです。
手を離れてくれるのは、ほんなわずかな時間。
この短い時間でできる、始めやすい・中断しやすい趣味を選べれば最高にハッピーです。
先輩主婦が楽しんでいる趣味を徹底調査
外で習い事を始めてみる
もしも自分の時間が1週間に2時間だけでも確保できるのであれば、何か一つ習い事を始めてみるのも良さそうです。
子どもの頃の習い事は、親に無理やりやらされていたという方もいらっしゃるでしょう。
それに、やりたかったのにできなかった習い事もあるのではないでしょうか。
それを、選択権がある大人になった今やるのです。
資金力もあるので、誰も文句は言いません。
また、趣味を極めるだけでなく、コミュニティの輪が広がることもメリット。
外に出ることで、気分転換にもなります。
子どもがある程度大きくなって、病気にも強くなったら始めたい趣味ですね!
私の周囲のママさんは、こんな習い事をしている方がいらっしゃいます。
英会話
昔からやってみたかった英会話を、下の子が5歳になったのをきっかけに始めました。
土曜の1時間です。
私が習い事に行っている間は、主人が子どもを見てくれます。
宿題もしっかり出るので、学生の頃に戻ったような気分でとても新鮮です。
音楽
学生の頃、部活でやっていたフルートを再開しました。
レッスンは30分だけなので、あっという間に終わります。
久しぶりのアンサンブルは楽しいです。
なかなか練習ができないのが悩みですが、それを分かって先生はつきあってくれています。
習字
パソコン文字を書いてばかりで、子どもの連絡帳に書いた自分の字が下手!すっかり自信がなくなりました。
そこで、近所に書道教室があったので入門。
子どもたちに混ざって、字の練習をしています。
浮ついた気持ちでやると手元が狂うので、集中力がとても必要です。それが良い!
1か月に1回のペースで、ゆるく通っています。
在宅で資格の勉強
今主婦に人気なのは、簿記や宅建などの机にかじりついて勉強するような資格ではなく、趣味を生かした仕事です。
例えば、世界のありとあらゆるスープや、コーヒ-・紅茶を奥深くまで勉強してみたり、自分の美しさを保つための資格など、その種類は様々です。
おもしろそうな資格を数多く持っているのが、「formie(フォーミー)」です。
フォーミーは、机にしがみついて勉強する方法ではなく、すべてスマホで勉強できる画期的な方法を採用しています。
これなら忙しいママでも、家事や子育ての合間を使って勉強できます。
お菓子・パン作り
自分だけが楽しむだけでなく、家族もハッピーになれるのがお菓子・パン・料理作りです。
なぜなら、出来上がったものは家族全員が食べられるから。
手間はかかるけれど、比較的お金もかからずできます。
それに、年齢が上がれば上がるほど、子どもたちも参加できるようになるんです
家族で楽しめる趣味の一つです。
手芸
ハンドメイドの子ども用手提げ袋や巾着袋、ランチョンマットなど、フリマアプリで見かけたことはありませんか?
子どもの進級用に、私も何度かつくったことがあります。
手芸のメリットは、中断しやすく、再開もしやすいところです。
1針を丁寧にさしていくのに根気が必要ですが、完成した時の達成感は最高です。
子どものアルバム作り
定期的に整理した方が良いとは分かっているものの、量が増えてくると手を出しづらくなる写真。
だったら、きれいに楽しくアルバムを作るのを趣味にしてみてはいかがでしょうか。
写真を切り貼りしたり、マスキングテープやデコシールを使ってデコレーションをするのです。
また、全部データ化してフォトブックにするのもあり!
文字を書く
スマホやパソコンが普及しすぎて、最近文字を書くことを忘れていませんか?
一文字を美しくなるよう集中して書くことが、こんなに楽しいとは思いませんでした。
普段やらなくなったことだからこそ、楽しめるんです。
書くものは何でも良し。
日記を書いたり、小説を書いたり。
普段はすべてスマホアプリで管理しているスケジュールをアナログ手帳にすることで、書く頻度が増えます。
お気に入りのシールやマスキングテープ、付箋を買ってきてかわいくするのもありです。
読書
子育て中は現実しか見えない!
だからこそ、本や漫画を読んで現実逃避をすることで、乾ききった心が潤っていきます。
驚いたことに私は、独身時代はあれだけたくさんの活字を読んでいたにも関わらず、子育てばかりしていたら文字が頭に入ってこなくなってたんです。
注意力が散漫になっちゃったのかな?
子育て中でも定期的に本を読むことは、とても大事だなと感じました。
もし活字がだめなら漫画でもOKです。
ドラマ・映画鑑賞
TVでタイムリーに見るのはなかなか厳しいドラマや映画。
だったら、動画配信サービスで見るのがおすすめ!
今やっているテレビドラマから、ずっと昔にやっていた映画まで、自分が見たいものをチョイスできるのが魅力です。
さらに一時停止機能があるから、いつでも中断・再開できるし、子どもたちの声がうるさくてセリフが入ってこないなら、字幕で見るという手もあります。
私はNHK大河ドラマを字幕で見ています。子どもたちがどれだけ騒いでも大丈夫!
まとめ
毎日忙しく動き回っていると、だんだん心が疲れてくるようになります。
そのまま放っておくと、精神にも支障をきたし、やる気が出なくなったり何もかもが嫌になってしまったり…。
挙句の果てには、マイナス思考に陥ってしまい這い上がれなくなってしまう事もあります。
私は、常に自分の事を後回しにして人の為に尽くし、それでもまだまだ努力が足りないと頑張った時がありましたが、2か月で何もかも、人生すら嫌になりました。
這い上がるまでに1週間は時間がかかりました。
これでは結局時間のロスです。
毎日忙しく働く事は凄いことです。
しかし、度かかで必ず立ち止まらないと、後々ガタンときます。
そうならないために、小出しに休暇を取って、自分にご褒美をあげましょう。