親の対応次第!?ぐずりやかんしゃく、辛いですよね…
子供の「ぐずり」に手を焼いているママ、多い事でしょう。
不機嫌でグズグズ泣いていることを「ぐずる」といいます。
お腹が空いたなら「ギャ~!おんギャー!!!」と勢い良く泣くのに愛し、ぐずっているのは「シクシク…ふえ~ん…えん…えん」とダラダラ泣く感じです。
赤ちゃんは泣くのが仕事ですが、いつまでも泣いていられるとパパもママも疲れてしまいますよね。
集合住宅だと周りの目も気になります。
我が家のチビ姫ちゃん(2)がちょうど今、イヤイヤ期真っただ中で、グズリやかんしゃくを起こさない日はありません。
日常茶飯事の光景です。
特にかんしゃくを起こすと、もう誰も止めることができません。
放っておくしかない状況です。
しかし、保育園に行く前にやられると、冷や汗やらイライラやら、色々な感情が私を襲うのです。
何とかしてさっさと仕事に行きたいのですが、どうすれば期限が良くなってくれるのでしょうか。
子どもはどうしてぐずるのか
子供がぐずったり癇癪を起したりしだしたのは、1歳を過ぎたあたりからでした。
それまでは、私が服を着させようとすればその通りにし、ご飯も素直に食べていました。
しかし、ある時からだんだんと親の思い通りにならなくなり、2歳を過ぎるとそれに言葉も加わります。
これがイヤイヤ期です。
ご飯を食べるのもイヤ
寝るのもイヤ
お着がえもイヤ
お風呂もイヤ、
とにかくイヤと言って逃げ回ります。
これは子供の成長過程でとっても大切なことで、むしろグズリやかんしゃくを起こさない方がおかしいとまで言われています。
本当は喜ばしい行動なんですよね。
我が家の場合、お姉ちゃんのほうは今にして思えば比較的軽かったです。
しかし、妹の方がすごかった。
気に入らなければ床に転がりまわったり、他人の髪の毛を引っ張ったり、物を投げることもあります。
成長の証とは言え、これはかなりつらいです。
子供がぐずったり癇癪を起すのには、その時々で理由が違います。
うちの子は、思い通りに周りが動いてくれない、欲しいおもちゃを取られた時に癇癪を起していました。
その子の行動を観察しているとよく分かります。
出勤前のぐずり&かんしゃく 私の対策方法
出勤前の忙しい時のぐずりはマジで勘弁してほしいですよね。
要求をかなえてやりたいのは山々なのですが、会社に遅刻は出来ません。
そこで、私はこのような対策をしてみました。
言う事を聞いてやるのが一番早い
「○○したい」「○○して」というぐずりだったら、一番早く解決する方法は要求をかなえてやることです。
ただ、子供の要求に答えすぎて、子供がわがままになるのではないかと思いますよね。
この場合は親との信頼関係を築かせるためのぐずりだと思うことにしました。
わがままになる場合というのは、例えば買い物の時に「今日はお菓子を買わない」と約束したにも関わらず、子供が大声で騒ぐので仕方なく買ってやった、というような場合です。
1度決めたことは絶対に譲らないようにすることです。
線引きは必ずし他方がいいですが、出勤前のグズリというのは違います。
我が家の場合は、
☑今楽しい遊びをしていたのに、中断させられた
☑私はベビーカーで生きたいのに、ママは自転車がいいと言う
この2つの理由で癇癪をおこされました。
思う通りにさせるために取った対策が、次の「すごく早めに家を出る」です。
すごく早めに家を出る
すべての行動を早めに設定します。
例えば、理想がが次のタイムスケジュールだったとします。
🌸私が考える、無駄のないタイムスケジュール
7:00 起床
7:15 朝食
7:45 家を出る
8:00 保育園到着
8:10 通勤開始
だとします。
そしたらすべてを30分繰り上げて時間配分するんです。
7:15☞6:45 朝食
7:45☞7:15 家を出る
最初のうちはこのくらい余裕を見ておきましょう。
おそらく、この通りの時間にはいかないでしょう。
とにかく8:00に保育園に到着するようにすればいいのです。
会社に遅れるよりは、早く着く方が全然マシです。
もし思わぬ誤算で保育園に早くついてしまったら、会社近くの素敵な喫茶店でお茶でもして、ゆったり出勤なんていいですね。
登園は徒歩以外で行く
自転車、ベビーカー、車…
何か乗り物で移動するようにしたいところです。
子供を乗り物に乗せてしまえば、登園時間がある程度決まってくるからです。
これが徒歩だと…大変ですよ。
歩いている最中にぐずられたりしたら日が暮れてしまいます。
我が家の場合、車はないので自転車かベビーカーの2拓です。
自転車が一番速いので、私は自転車希望です。
しかし、子供は本気で自転車に乗りたくない日もあります。
無理やり乗せても、運転中に立ち上がろうとしたりするので危険です。
一番安全なのはベビーカーなので、朝に一応「今日はベビーカーにする?それとも自転車で行く?」と聞いています。
自転車と言ってくれればその日はラッキーです。
実はまだ眠い!ベビーカーで寝かせていく
上の子が2~3歳の時にぐずった理由は決まってこれでした。
暴力的になったり、言う事を聞かない、ママのせいにする…
こういうことをよくするようになったらそれは「眠い」のサイン。
ただ、子供本人は眠いから機嫌が悪いというのは伝えられません。
なのでベビーカーでお気に入りのブランケットや人形を抱かせて出発。
ベビーカーの振動が心地よいみたいで、登園中に寝ていました。
起きる頃には保育園に到着です。
幼児のぐずりは「寂しい」のサイン?
もし子供がしょっちゅう原因不明でぐずっているようでしたら、今までの自分の行動を振り返ってみてください。
「最近抱きしめてあげた?」
「子供ととことん遊んだ?」
「スキンシップ取ってる?」
どうですか?最近やっていないことがあるかもしれません。
子供がぐずり出したら、それは「私を見て!ママ!」のサインの可能性があります。
しっかりと抱きしめてあげてみてください。
または目をみて子供の話を聞いてあげるのもいいですね。
他の家事のことも気になりますが、ここはきちんと子供と向き合って、子供の話だけに神経を集中させるのです。
親が気持ちを集中させて自分の話を聞いてくれていることは、子供にもしっかり伝わっています。
仕事が終わって子供を迎えに行って、帰宅してからママがやることは夕飯の支度。
子供もママもお腹が空いているので、早く作ってゆっくりしたい、と思っていると「ママ~、二人あやとりしよ~」が我が家の定番。
こんな時「ママごはん作ってるから、終わったらね」と言ってあしらうのではなく、1回だけとお約束させてやってあげる方がいいですよ。
先に子供の相手をしてあげたほうが子供は満足しますし、満足すると比較的静かにしていてくれますので、その後の料理もはかどるものです。
他にも食後やお風呂でのスキンシップも欠かせないものです。
寝る前に本を読んであげたり、イチャイチャするのもいいですね。
もしぐずりが激しいようでしたら、日ごろのスキンシップ度を見直してみましょう。
まとめ
子供がぐずった時のNG対処法は、嫌な顔をしたり怒ったりすることです。
嫌な顔をすることで甘えることはいけない事だと学び、人の顔色をうかがって行動する子になってしまいます。
また、怒鳴る親を見てその方法を子供自身がまねするようになります。
子どもは親の言動を見て、それをまねて成長していきます。
両親の言葉遣い、態度は子供にそっくり受け継がれるのです。
ママだってグズりたいときはありませんか?
子供のように地べたに転がったり、大きな声で泣き叫んだりはしないでしょうが、同じような気持ちになることはありませんか?
そんな時、どうしてもらえたら自分がうれしいか考えてみましょう。
怒鳴られるのは嫌ですよね。
嫌な顔をされるのもイヤですよね。
自分の話を、真剣に聞いてもらえたらうれしくないですか?
同じことを子供もしてほしいのです。