女の子に大切なのは母の愛だけど、子どもは自分と同じ考えを持っているわけではない
女の子を女の子らしく育てる…
うちの子供達は2人も女の子なもんで、私の永遠のテーマになりそうです。
ところで、男の子の育児と女の子の育児、どちらの方が楽なのでしょうか?
世の中では小さいうちは男の子よりも女の子のほうが育児は楽だという人が圧倒的に多いようですね。
男
私は女の子しか育てたことがないので男の子の場合はどうか分かりませんが、確かにうちの子たちは男の子に比べら育てやすいのかもしれません。
女の子ならではの喧嘩はよくありますが、それは私自身も経験してきたことなので、その気持ちが分かるから対処しやすいことも挙げられます。
しかし、いくら自分の子供だからって、ママと子供がいつも同じ考えでいるかどうかはまた別の話です。
自分の理想や考えを押し付けすぎると、かえって子供が深い傷を負ってしまう事もあるんです。
このころに負った傷は、思春期後に大きな影響を与えることがあります。
一番いいのは「ママが自分の一番の味方だ」と思ってもらう事です。
そのために、子供のおしゃべりには徹底的に付き合ってあげるようにしましょう。
女の子は確かに育てやすいかもしれないと感じる
女の子は病気をしにくいと言われていますが、うちの上の子はまさしくそうなので、その噂は本当だと感じています。
保育園に行き始めたばかりの時はしょっちゅう熱を出していました。
しかし、それも1年もするとさほどなくなり、例え熱が出ても1晩で下がってしまう健康優良児になりました。そこから1・2年は、病気で休んだことはなかったと記憶しています。
それは小学校に上がった今もそうで、熱が出るときは決まって連休の時で、学校を休んだことはまだありません。
他にも、周辺にあるものにそれほど関心を示しさないケースが多いから育てるのが楽、とも噂されています。
というのは、目を離した隙に危ない行動をしてしまったり、何かを口に入れてしまったりする心配は男の子ほどないということです。
また女の子の育児の場合、生活に関するものに興味を示しやすいので、ママの背中におぶって家事などをすることも難なくできます。
背中からママのしている家事を眺めているんです。
しかし男の子は生活に関するものにはそれほど関心を示さないため、おぶって家事をしてもすぐにぐずってしまうケースが多いのです。
そして男の子は物心が付いてきたら外で遊びたがるのですが、女の子の場合は男の子ほど外で遊びたがらないケースが多いので、親にとって男の子ほど負担をかけることはないのです。
私の友人のところは全員男の子なのですが、休日は外に連れて行かないと家が崩壊しそうだと言っていました。
こうして見てみると、親の手を煩わせないのは女の子という感じですね。
手を煩わせはしないけど、口が達者になりイライラが増してきた今日この頃
病気もさほどせず、家でも比較的おとなしく遊んでいる上の子ですが、話せる単語が増えてくるにつれてだんだんとイライラするようになってきました。
私たち世代でいう「ギャル語」をよく使うようになったり、生活態度を注意しても人を馬鹿にしたような返事をしたりします。
相手に対しての思いやりもかけているような気がしています。
こんな時に、頭ごなしに怒ってしまうのは良くないことは分かりますが、では一体どうしたらいいか悩んでしまいます。
そこで、今からでもできる「優しい女の子の育て方」を調べてみることにしました。
特に、子供の話を真剣に聞くことは、とっても効果がありました。
単に子供は寂しかっただけだったのかもしれません。
他にもいろいろと方法があるようなので、書き出していきますね。
女の子の優しい女の子にするためにできること
子供の頃、ママを真似て人形をかわいがる女の子はかわいいものです。
これは母性本能が備わっていることの表れで、小さい時から母性を育てることは、やさしい心・犠牲の心・思いやる心を育てることと一緒です。
母性を育てる事で、いじめや非行に走らなくなります。
是非伸ばしていきたい能力の一つです。
母性本能(優しさ)を育てるにはいろいろな方法があります。
- 誰かが良いことをしたときにそれに共感する
- 頑張りを認めてあげる
- たくさんの本を読ませる
- ママのやる事を真似させる
- 夫婦が仲が良い事をアピールする
- 女の子にはやさしく叱る
- 子供が理解している前提で話す
- 他人と比較しない
誰かが良いことをしたときにそれに共感する
他人を認めることで、自然に豊かな心が育っていくものです。
豊かな心が育つと、それは母性が成長するきっかけになります。
人でなくても、例えば花の美しさや天気の移り変わりでもいいのです。
「このお花、綺麗な色だね」とか「今日は曇りだね。もしかしたら雨が降るかもしれないね」など、ママと共感できる話題から始めてみてはいかがでしょうか。
頑張りを認めてあげる
人間は自分が認められると、相手を認めようとします。
つまり、頑張りを認めてあげることで、豊かな心が育つきっかけになるわけです。
認める=褒めるです。
まさの今の時代で主流の「褒めて伸ばす教育」です。
「褒めるすぎると褒められ慣れてしまって、かえって悪いのではないか」という意見もあるようです。
でも、親が褒め所を間違わない限り、褒められ慣れるということは起きないですね。
褒め所を間違う、というのは、もう一人でトイレに行けるのは当たり前になっているのに「一人でトイレできたね!」とか「一人で靴を履けたね!」などと言うことです。
今まで出来なかったことが出来るようになった時、間違えを正すことが出来た時に褒めてあげるのがいいでしょう。
子どもとたくさんの本を読む
本の中の主人公に感動して、女の子は感情移入して涙を流したりします。
これも豊かな心を育てるとても大切なことです。
ママが何回も読んで聞かせることで、その話の内容をだんだんと覚えていきます。
覚える単語も増えるので、言葉が早い時期からでるようになります。
ママのやる事を真似させる
女の子はお母さんの真似をしたいものです。
お母さんは実は娘にとって憧れの人物なのです。自宅では、どんどんお母さんの真似をさせたり、一緒にいろいろなことをしましょう。
料理、洗濯、洋服をたたむ、ちょっと危ないかもしれないアイロンがけや包丁、火の扱いも、お母さんと一緒に危険を教えながらやってみましょう。
コミュニケーションもとれるので子供は喜ぶこと間違いなしです。
最初はそりゃ誰だって上手にできません。そこで「もういいからアッチに行ってなさい!」なんて言ってしまうと、子供の心は傷つきます。
ここはグッとこらえて子供をおだてながら家事をしていきましょう。
もし「イラっ」としたら、子供の将来を思い描いてみましょう。
経験を積んで大きくなっていった時、洗濯を自分でやってくれたら…朝ご飯をみんな分つくってくれるようになったら…ママは大助かりですよね!
となりのトトロに出てくるさつきちゃんのように、親が寝坊してしまっても家族の朝ご飯とお弁当をつくってくれるような子供になってくれたら…ウシシシシ…
夫婦が仲が良い事をアピールする
女の子はお母さんを見て恋愛・結婚観を学ぶものなんだそうです。
ラブラブな自分の両親を見て育つと『結婚っていいものなんだな』と頭にインプットされますし、ママがパパと一緒で幸せそうにしていると、幸せを身近に感じることができ「私もこんな風になりたい」と思うようになります。
子どもの前でお父さんとイチャイチャしたり、キスやハグをしたり、夫婦げんかをしても仲直りする姿を見せるのは、子供にとっては恋愛をまなんでいるいるようなもの。
また、夫婦が喧嘩ばかりして仲が悪いよりは、仲良くニコニコしていたほうが夫婦も楽しいし子供の精神的にも健全です。
女の子にもどんどん社会に出て活躍したいと望むなら、小さいころからパパが家事をするところを見せた方がいいと思いますし、ママも家事だけではなく仕事も頑張っているところをどんどん見せていくといいでしょう。
女の子にはやさしく叱る
つい叱り過ぎてしまって自己嫌悪に陥いることに悩んでいるパパ・ママは世の中にたくさんいます。
叱る側の気持ちに余裕がなくなると、つい子どもにぶつけてしまうということもありますよね。叱った後に「そんなに叱らなくてもよかったよな…」と後悔することが多いものです。
冷静に考えてみると、子どもを叱らなければならない出来事って、んなに多くはないんですよね。
どんなときでも、このようなしかり方は絶対にしてはいけない叱り方があります。
それは、「長時間、感情的に怒る」ということなんです。
怒り続けることは子どもにとっては恐怖になり、聞かなくなってしまったり、大きな不安を抱いて心に傷を残してしまったりすることもあります。
もし感情的に怒ってしまった場合には、「あなたにで聞いて欲しいからママは言うの」「あなたが困るから言っているのよ」と、理由も一緒に伝えてあげるか、私だったら「さっきはキツく叱ってしまってごめんね」と謝ります。
そうすると「ママは自分の事を嫌いだから叱っているのではない」ということを分かってくれます。
女の子の場合は、3歳も過ぎると立派に言い返すことができるので、喧嘩っぽくなりエキサイトしてしまいがちです。
ママも腹を立ててしまい、気が付いたら本気でケンカしている自分に気が付いた!という話もよく耳にします。
きつく叱ってしまうことがありますが、女の子の場合は「やさしく叱ること」が最も効果的な気がします。
女の子は言語理解が早いので、間接的なことも女の子はちゃんと見ている場合が多いものです。ママの取り巻く環境やパパの周りのことなどを良く観察しているということです。
子供が理解している前提で話す
例えば、いつもやっている片付けをしなかったときに「〇〇ちゃんがやってくれたらうれしいな」と優しく伝える。
「今日はちょっと疲れているのかな?」なんて言葉で逃がしてあげるのも効果的です。
うちの娘の場合は、保育園に行った時、靴と靴下をぬいで自分の下駄箱に入れるのですが、「ママやって!」とよく言います。
最初のうちは「みんなやってるから自分でやりなさい」「お姉ちゃんなんだから」なんて言っていましたが、それでも一向にやろうとしません。
そこで言い方を変えて「あら、今日は調子が悪いのかな?」「そんなときもあるよね」というようにしてみたんです。
するとどうでしょう。自分でやる日が段々増えてきたんです。
言葉一つでこうも変わるもんなんですね。
他人と比較しない
実はできていないことをちゃんと自分で分かっているのが女の子です。
だからこそちゃんとやってほしいと思ってしまうのが親ですが、「なんで片付けなかったの?」と問い詰めると、「だって…だって…」言い訳も口も立つようになってしまいます。
もしママだってパパに「なんで皿洗いしなかったの?」なんて言われたらどうでしょう。
「なんで?」と追及する・人と比較する・人格否定をするといったことは、女の子を育てるときには特に気をつけたいことです。
大人になってもトラウマになってしまう可能性があります。
比べるのは昨日の子供自身だけにしましょう。
親がやさしい口調で話せば、心のやさしい女の子に育つ
男の子に比べると、女の子は比較的成長が早く感じられます。
そして周りを手本にして、それを真似しながら大人になっていきます。
パパ、ママのやさしい言葉使いはよく聞いています。
そしてすぐに真似をしますので、もし子供の言葉遣いが良くないと思ったら、自分の普段使っている言葉遣いが悪くなっていないか注意してみてください。
親が優しい言葉遣いをしていたら、子供はそれを真似て心のやさしい女の子に育ってくれるでしょう。
女の子の場合には、特に以下の3つを大切にしてあげるといいようです。
●人を批判しない
●感情的な強い言葉を使わない
これは大人社会でも言えることです。
会社でもこの3つを守ることは、人間関係を円滑に進める上でとても大切なことですよね。
いくら子供だからと言って、感情的になっては子供だけではなく大人も傷つきます。
ここは会社の新入社員に1から社会のことを教えているつもりになって接してみるのはいかがでしょうか。