赤ちゃんの肌荒れに!ネットで購入可能のかきむしり対策グッズ!
新生児から1歳までの赤ちゃんは、顔を引っかいたりして血が出てしまったり、身体をかきむしって傷だらけになってしまう事もあります。
爪を小まめに切ってあげても、どうしても避ける事ができませんよね。
かといって「かいてはいけない」と言っても日本語は通じません。本当に困ったものです。
また、病院で乳児湿疹と診断されると、子供も大変なのでしょうがママも大変です。
1日2回の入浴と、たくさんの薬を塗る義務を課せられることもあります。
我が子もひどい乳児湿疹で病院に担ぎ込み、塗り薬を小まめに使う事、1日2回の入浴を命ぜられました。
病院で処方された塗り薬以外にも、先生におすすめされた掻きむしり対策グッズがいくつかあるのでみなさんにご紹介させてください。
どれもamazonで手に入りますので、わざわざ買いに店へ走らなくても大丈夫ですよ。
画像をクリックすれば商品詳細ページに行くことができます。
薬の塗り方 暴れる子供へ私の対処法
入浴後に薬を塗るまでは、子供が小さければ小さいほど簡単です。
その場から動かないですからね。
問題は歩けるようになった子供に薬を塗る場合です。
なかなかジッとしていてはくれませんし、気がついたらママと子供の追いかけっこになってしまいます。これではしっかりと薬を塗ることができません。
そんな場合は何か物に集中させておくと良いでしょう。例えば私はこれ。
祖父母にクリスマスプレゼントに買っていただいた「アンパンマン たのしいお料理ショー」です。
ボタンを押すと、楽し気な音楽と共にアンパンマンやばいきんマンたちが踊り狂います。
でも、私が気に入っている点はそこではありません。
タッチをし始めた0歳~1歳の子供の背の高さと同じくらいのところが素晴らしいんです。
キッチン台に手をついて立っていてくれれば、ちょうどよい高さになるので、その隙に全身くまなく薬を塗ることができます。
そのままオムツをはかせることもできます。
意外な活用法が見つかって、アンパンマンには感謝しきれません。
私が通販で買った掻きむしり対策グッズは2つ
薬を塗るのは何とかなりました。
問題はそのあとです。
掻きむしり防止をどうしたらよいか、これが大変です。せっかく塗った薬が、塗ったそばから取れてしまいます。
ではどうしたらいいのでしょうか。
そこで、アトピー・アレルギー専門の病院の先生におすすめされた掻きむしり対策グッズをご紹介します。
私が紹介されたのは以下の2つ。
ネットでしか購入できないレアものもあります。
患部にはチュビファースト
チュビファーストとは、チューブ型の包帯のことです。
☟私が購入した乳児の頭用は黄色です。
アトピー治療に関して長い歴史を持つイギリスで確立され、日本で今大変注目を集めています。知る人ぞ知る商品、といったところですね。
実はこのチュビファーストは薬局では今のところ、販売されていません。ネットでしか買えないんです。
チュビファースト 値段
私はアマゾンで購入しました。
プレミアム会員なので、注文した翌日に配送料無料で届きました。
お値段が3,000円ほどします。
金額を見た時、いくら子供の為とはいえ「高すぎやしないか?」と購入ボタンを押すのに躊躇しました。
しか~し!(๑ʘ∆ʘ๑)
これ、10メートルもあるんです!
縦で見てみるとわかるように、何重にも巻かれています。
※結局、半分も使わないうちに症状が良くなりました。これだけあれば毎日使っても2~3か月は持ちそうです。
私が購入した黄色の場合、横の長さは13.5㎝です。
チュビファースト 色の違い
上の画像に黄色い縦線が入っているのが分かりますでしょうか?
この黄色い線は重要な意味があります。
実はチュビファーストには5つのサイズが色分けされています。
です。
赤 生後4ヶ月未満の赤ちゃんの腕
緑 5歳未満の子供の手足
5歳以上の方の腕
青 5歳以上の方の脚
成人の腕
黄 子供の胴体・頭部
成人の腕・脚
紫 成人の胴体
我が子の場合は顔に使いたかったので、黄色にしました。
注文する時に間違える方が多いようなので、気を付けてくださいね!
チュビファーストの使い方
では次に、チュビファーストの使い方(顔ヴァージョン)をご紹介します。
これは病院の先生に教えていただいたやり方です。
まずは10メートルもあるチュビファーストを20~30㎝の長さに切ります。
そして次に…
先生には赤いところを切り抜いて使うようにと言われました。
一度何もしないまま子供にかぶせ、目、鼻、口に印をつけて外し、そこをハサミで切り取って装着させます。
伸縮性があるので、穴はできるだけ小さめにカットするのがポイントです。
そして、患部に薬をたっぷり塗った後に装着します。
私は直接チュビファーストに薬が付くのが嫌だったので、ガーゼを貼ってから被ってもらいました。
チュビファースト 洗濯できるの?
洗濯はできます。
その際の注意点は以下の4つです。
●洗濯機の場合は洗濯ネットを使用
●漂白剤は使用しない
●よくすすぐこと
ただでさえ肌の弱い赤ちゃんが使用するので、できるだけ刺激の少ないようにすることを第1に考えます。
私は洗濯機で洗いました。
1回目の洗濯でのチュビファーストはまずまず。
2回目でちょっとなあ…と感じ、
3回目のチュビファーストは☟このようなお姿になりました。
ほつれっぷりがよく分かります。
自然乾燥でこのようになりますので、乾燥機を使ってしまうともっとダメージは大きいようなので避けた方がよさそうです。
そろそろ取り換えた方が良いような画像ですが、まだ使いたいという場合はほつれた部分を中へ織り込んで使用します。
もし織り込んでも外へ出てきてしまう場合は、ふちを1~2回巻き、肌に優しいテープで止めると良いです。
☟痛みをほとんど感じることなく張り直しができるサージカルテープ
チュビファースト 効果は?
かきむしりによって肌あれが悪化するので、なんとしても食い止めなければいけませんが、その方法としてチュビファーストを使うのであれば効果は絶大です。
人口絹糸を85%使用し、伸縮自在に織り上げています。
アトピー専用だけあってチクチクすることはまったくなく、柔らかい肌触りなので赤ちゃんにも安心して使用できます。
もしかゆくて引っかいてしまっても、肌に指が直接触れないため患部は無事でいられます。
ウェットラップ法
もしチュビファーストでもかきむしってしまう!という場合、2重にかぶせるという方法があります。
これがウェットラップ法です。
まず患部にたっぷり薬を塗ります。
次にぬるま湯やお湯などで濡らしたチュビファーストをかぶせます。
さらにその上から、乾いたチュビファーストをかぶせます。
ウェットラップ法のメリットは3つあります。
●高い保湿効果
●かきむしり予防
●薬の浸透率アップ
強いかゆみが減ることにより、赤ちゃんもグッスリ眠ることができるし、薬の浸透率もUPするので治りが早くなる可能性が期待できるんです。
濡らしたチュビファーストを着用することで、気持ち悪く感じないのか心配になりますが、ウェットラップ法を試した大人の方に話を聞いてみると、ヒンヤリするのでかゆみが収まるし、このまま寝ても気持ちが良いとのこと。
きっと赤ちゃんもそう感じてくれている…はずです。
ドクターミトン かゆいっこ
チュビファーストのほかにも、もう一つ病院の先生にお勧めされた商品があります。
それがアトピー肌対応、ひっかき防止のすべる二重ミトン「ドクターミトン かゆいっこ」です。
夜寝ている間に無意識に掻いてしまう…。
ある朝起きたら、赤ちゃんの顔が血だらけに!!
そんなかきむしりを予防するための手袋です。
「ドクターミトンかゆいっこ」は、天然系抗菌防臭素材クラビオン※という、なんだか戦隊ものに出てきそうな名前の素材を使用した、アトピー肌対応のひっかき防止のすべる二重ミトンです。
※クラビオンとは、カニなどから採れる「キチン・キトサン」というものを線維化したもの。100%天然系の素材なので安心です。
2枚のミトンがから滑りし、かゆみによるひっかき傷がつきにくくなるその構造は、内側ミトンにはお肌にやさしいクラビオン、外側にはすべりのよい天然系素材キュプラを使用するという仕組みです。
本人はひっかいているんだけど、実際は強烈な傷はついていないというわけです。
かゆいっこ サイズは3種類
大きさは3種類あり、年齢別になっています。
●WU:生後3か月~15カ月
●WR:生後15か月~4歳前後
●WL:4歳前後~大人
ひじまでかぶせるので、とれてしまう心配がほとんどありません。
もしどうしても使用中にずれてしまう場合は、サージカルテープで固定すると良いですよ!
他に、ヘアゴムやリストバンドで固定する方法もあります。
かゆいっこ 口コミ
●寝ている間にどうしても掻いてしまい、なかなか治りませんでしたが、かゆいっこをつけることにより、多分掻いてはいるんでしょうが症状が良くなったように思います。
●触り心地がよく、傷口をかいても傷がつきません。ある朝、乳児湿疹の子供がかきむしりで血だらけになっているのを見て購入を決意しました。おかげでだんだん傷口もふさがってきて、血が出ることも少なくなりました。
●アトピーの子供がいます。毎晩力強くかきむしっており、その音で周りが目を覚ましてしまうほど。しかしドクターミトン かゆいっこのおかげで音はなくなり、終いには掻かなくなったんです。これはすごく良い買い物をしたと思っています。
まとめ
うちの娘はというと、先生から処方されたロコイド(ステロイド)のおかけでみるみるうちに赤みが消えて、その効果の早さにビックリ!
ひっかき防止のチュビファーストとかゆいっこがあったから、ここまで効いてくれたんだと思っています。
このまま良くなっていくと良いのですが…。
追記
この記事を始めて書いたときから1年経ちました。
我が子(1歳半)はアトピーだけではなく食物アレルギーである事も判明しましたが、元気に保育園に通っています。
今はチュビファーストは使用していません。
症状は、こめかみにちょっと赤みが出るときと出ないときがある、というくらいまで落ち着いています。
ただ、今は顔だけではなく足や腕の関節にちょっと出ていて、そちらの方がかゆいようです。
夜中かきむしる「ボリボリ」という音で、私が目が覚めることもあります。
そんな時に使うのが「ドクターミトン かゆいっこ」です。
起きている時に装着するとすぐに問てしまうので、深い眠りについたときにそっとつけています。
このミトンは、まだまだお世話になりそうな予感がします。