これから需要が高まってくるであろう「サプリメントアドバイザー」
サプリメントを買おうと思ったら、みなさんはどこで買いますか?
私は人生で初めて「サプリメントを買おう」と思った時、取った行動は「ドラッグストアへ行く」でした。
私が欲しかったサプリメントはビタミンです。
肌荒れがひどい、でもビタミン豊富と言われる果物は、学生だった私にはちょっと値段が高く、手軽に摂取出来るらしいサプリメントなら毎日続けられるし、値段も安く抑えられて肌の調子も良くなるらしい、と聞いたからです。
いざ薬局に行ってみると…
●メーカーによって値段や原材料が違う
といった現実に直面し、「何を買ったらいいの?」状態になりました。
結局「ビタミンC」が配合されていて一番安かった物を買ったんですが、実は身体には良くないとされる成分が入っていることに気が付いたのは10年後。
なんと恐ろしい選び方をしていたのだ、知識は大切だと感じた一幕であります。
サプリメントアドバイザーとは?
サプリメントアドバイザーとは、サプリメントやその他の健康食品の摂取方法を的確にアドバイスできる専門家のことをいいます。
過去の私の様な、サプリメントで迷える子羊を救ってくれる救世主です。
サプリメントは、何気なく飲んでみようかと思いあまり詳しく考えずに飲んでいますよね。
薬ではないので副作用などはないのですが、食べ合わせならぬ飲み合わせで効果が薄れてしまったりすることもあります。
また、例えば同じビタミンCのサプリメントでも、値段がかなり違ったりしますよね。
その理由は作り方や原材料にあるんです。
たくさん普及しすぎているサプリメントは、上手に使うためには成分や機能性、必要性、活用方法などを理解して、正しい情報が出来る人が必要になってきます。
その為に、平成14年2月21日厚生労働省がサプリメントアドバイザーを認定することとなりました。
「健康食品」を利用するに当たっては、食品の持つ機能、その必要性、使用目的、使用方法等について正しく理解し、情報を提供できる身近な助言者として、アドバイザリースタッフの活用が期待される。代表的なものとしては、独立行政法人国立健康・栄養研究所が試験を実施しているNR(Nutrition Representative・栄養情報担当者)、(財)日本健康・栄養食品協会が養成している食品保健指導士及び日本臨床栄養協会が養成しているサプリメントアドバイザー等がある。
厚生労働省医薬食品局食品安全部 基準審査課新開発食品保健対策室長通知「健康食品」に係る制度に関する質疑応答集(食安新発第0228001号)
サプリメントは食生活のバランス維持に役立つからアドバイザーは必要
日本の死亡原因の第一はがんです。二位は心疾患、三位は脳血管疾患になります。
これらは、日々の食事が関係していることもあり、忙しい人達はなかなか上手にバランスのいい食事を取ることが出来なくなっているからです。
生活習慣が乱れているからこその病気なんです。
生活習慣病は予防できます(๑•̀ㅂ•́)و✧
サプリメントを上手に使うことで、毎日元気に過ごしている方が、私の周りでたくさんいるんですよ!
70代女性のサプリメント体験談
私は仕事でマンツーマンの接客サービスをしています。
対象年齢は老若男女、下は小学生から上は80代の方まで様々なんです。
世間話もよくするんですが、その中の70代のおばあちゃんの話をします。
このおばあちゃん、初対面の時は「50代の方かな?」と思ったんです。
ところが、話を聞いてみると72歳だそうで、忙しい娘の代わりに小学生の孫の面倒もみているんだそうです。
若い!若すぎる!どうしてそんなに肌がピチピチなの?
私のイメージとかけ離れすぎている70代のおばあちゃんが目の前にいます。
60代の私の母よりも若く見えるってどういうことなんでしょう。
若さの秘訣を聞いてみました。
実はね、私10年前に乳がんをやったのね。海老蔵さんとこの麻央ちゃんのように「進行性」ではなかったから進みは遅かったんだけど、気が付くのが遅くってね。
そ、そんな過去があったんですね!全然知りませんでした。でも今はそんなことを全く感じさせないくらいお元気ですよね。
転移はしていなかったのが幸いでここまで生きてこられただけど、問題はその後よね。もしかしたら再発する可能性だってあるわけ。怖かったわよ~。ずっとおびえて暮らしていたわ。
今、気をつけていらっしゃることって、何かあるんですか?
私が通っていた病院では、癌のアフターケアでサプリメントを推奨していたの。「サプリメントアドバイザー」って方がいらして、その方から勧められたサプリメントを飲んでいるの。今は腸内ケアのサプリメントを使っているわ。それからすこぶる体調が良いの。ただ、このサプリメント、薬局では売ってなくって輸入品なのよね。
輸入品!?アメリカから取り寄せてるんですか。サプリメントの本場って感じの国ですよね。安全面は大丈夫なんですか?
最初は不安だったんだけど、有資格者が勧めてくれているってことで試してみたの。
もうあんな辛い抗がん剤治療したくないじゃない?だから「もう2度とが癌にならないように」という気持ちが強かったのよ。
飲み始めは特に変化もなく、「本当に大丈夫なのかしら」なんと思っていたのは事実。でもサプリメントは即効性がなく、毎日の食事と同じというのはアドバイザーの方から聞いていたわ。
だけど1~2か月して「ん?これはもしかしてサプリメントが効いてきたのかな?」と思うくらいに調子がいのよね。
なにか特別な変化を感じたんですか?
実際にはお通じが良くなったって事があるわね。それで食欲もわいてきたの。
実は癌になった後「鬱」になってしまて、床を離れられない状態が半年くらい続いたの。
でもお通じが良くなったのがきっかけで、外気に触れられるようになって、少しづつだけど人と会うのも億劫じゃなくなってきたの。
それで今じゃこんなに元気になったのよ。私、すごくよくしゃべるでしょ?でもあの時は1日に一言もしゃべらなかったからね。
今思えば、私が元気になれたきっかけは、もしかしたらサプリメントのおかげかもね。
少なくとも、元気になるきっかけをくれたのはサプリメントだと思うわ。
直接身体に作用しているかは確かにわかりませんよね。でも、サプリメントを飲むことで精神的に落ち着いたって点は、効果があったってことかもしれませんね。
ただね、私が購入しているサプリメント専門店では、すごく値段が高いの。しかも他のサプリもすすめてくるので、ちょっとめんどくさくなったのね。
だから、自分で直接海外から輸入することにしたの。サプリメントアドバイザーの方に相談してね。そしたら同じ商品なのにグッと安く買えちゃってるの。
アドバイザーの方がいなかったら、私このまま高いお金を払い続けていたかもしれないわ。
確かに、自分で輸入しようと思う人は少ないだろうから、多少高くても買うだろうっていうお店の人の魂胆が見え見えですね。サプリメントアドバイザーなら、成分や製法を見て、適正価格かどうかも判断してくれるんですね!
無知でサプリを服用すると危険かも!?
間違った摂取法やサプリメントの選び方をしていると、ただのお金の無駄遣い、単なる自己満足になってしまう可能性もあるわけです。
無知がゆえに体に悪いものを飲み続けていた、なんて知った時にゃあ目も当てられません。
特に忙しい人たちの健康を守るためには、サプリメントの知識が豊富なサプリメントアドバイザーの力が必要になってくるわけです。
サプリメントアドバイザーに疑問をぶつければ、すぐに正しい回答が返ってくるから、ありがたい存在ですね!
素人にはサプリメントの原材料は分からない
実は、私は過去にこんな失敗をやらかしました。
本当は野菜やフルーツを素材にした天然サプリがいいのに、私が購入したのは合成サプリで、石油などが原材料になっているものだったんです。
せ、石油?石油なんて口にしていいの?
天然と合成すら知らないようだと、後で痛い目をみる可能性もあります。
やはり、口にするものはしかりと勉強してから摂取した方が良さそうです。
サプリメントアドバイザー 資格所得方法
サプリメントアドバイザーは認定している認定協会と認定方法は、それぞれ会社によって違ってきますが、日本でサプリメントアドバイザーを最初に手がけた元祖認定協会は、日本ニュートリション協会といわれています。
日本ニュートリション協会の行っている講座は、五冊のテキストから学べる、完全通信教育でサプリメントアドバイザーの資格を取ることができる講座です。
試験はなく、この通信講座を受けるだけで資格を取ることができるんです。
サプリメントアドバイザー 勉強内容
日本ニュートリション協会のサプリメントアドバイザー講座では、2つのステージがあります。
●2nd ステージ(ビジネス編):テキスト2冊、添削問題集1冊
それぞれに課題があり、すべての課題に合格すれば、サプリメントの正しい摂取方法をアドバイスできる「サプリメントアドバイザー」として、米国ISNFと日本ニュートリション協会に正式に認定・登録されます。
テキストの内容をご紹介すると…
●ビタミン(栄養素とは何か、ビタミンとは何か、水溶性ビタミン、脂溶性ビタミン、ビタミン様物質(コエンザイムQ10ほか))
●ミネラル(ミネラルとは何か、主要ミネラル(カルシウム・リンほか)、微量元素(鉄・亜鉛・銅ほか)、その他のミネラル)
●ハーブとは何か(故郷は紀元前の地中海沿岸ほか)
●スパイスとは何か(ハーブとスパイスは同じものほか)
●ハーブとがん(抗がん作用が期待されるほか)
●ハーブと認知症(ハーブティーでボケを改善ほか)
●ハーブの効用(主なハーブとその効用ほか)
●サプリメントとは何か
●サプリメントを活用するための基礎知識
●どんな材料が使われているのか
●スポーツサプリメント
●サプリメントに関する国内外の制度
●サプリメントに関わる法律(薬機法、健康増進法、景品表示法、JAS法ほか)
●Q&Aで読み解くサプリメントのルール(健康食品の製造・販売・輸入、表示と広告、違反事例と罰則ほか)
●サプリメントアドバイザーに必要な資質
●優秀なアドバイザーになるために
●より良いアドバイスをするために
●顧客とコミュニケーションを図る
●サプリメントアドバイザーの営業活動
たくさん勉強することがありますが、通信教育なので自分のペースで勉強できます。
※標準学習期間:6ヶ月
標準学習ペース:週に2~3時間
※受講期間は原則1年間
※無料延長12ヶ月
サプリメントアドバイザー 受験科目
サプリメントアドバイザーの資格は、それぞれ民間の企業独自の受験方法があります。そして企業によって試験の出題方法も違ってきます。
日本ニュートリション協会のサプリメントアドバイザー講座では、講座を受講してすべての課題に合格すれば取得できるので「受験」はありません。
一つづつ確実に積み重ねていくことで、確実に取得できるように工夫されている講座です。
受験という一発勝負をしなくとも、資格を取ることができるのが魅力です。
サプリメントアドバイザー 活かせる仕事は?
サプリメントアドバイザーの資格を取得した後、家族の健康にはもちろん役に立ちますが、そのほかにこのような場所で生かせます。
サプリメントアドバイザー 生かせる場所
サプリメントショップ
薬局
医療関係
美容関係
サプリメントショップ
サプリメントショップとは、あらゆるサプリメントを売っていて、お店によっては国内のサプリメントだけでなく海外のサプリメントも販売しているショップもあります。
アメリカのサプリメントを取り扱っている所が多いのですが、アメリカはサプリメントの先進国なので、日本よりずっと多くのサプリメントが安い値段で購入することが出来ます。
ということは、英語ができて、尚且つサプリメントの知識が豊富だと良いですね。
ただサプリメントをただ売るだけでなく、一人一人カウンセリングを行いその人に合ったサプリメントを選び、お客様のカルテを作ってサプリメントをオーダーして組み合わせるようなお店が、日本でもこれからどんどん増えていくことが予想されます。
また、実店舗を持たないネットショップという手もあります。
薬局でも活かせるサプリメントアドバイザー
薬局には、薬の他にたくさんのサプリメントが揃っていますよね。
例えば「ビタミン」のサプリを欲しいと思っても、薬局に行くと沢山の種類がありますよね。
値段もピンからキリまであります。
原材料や製法も違っていますので、正直何を買ったらよいか分からない人も多いでしょう。
そこで、サプリメントアドバイザーがサプリメントと薬を常用している場合の組み合わせなどを考えながらお客様にアドバイスするサービスがあると便利ですよね。
医療関係でも活かせるサプリメントアドバイザー
実は病院で「サプリメント外来」というものがあることをご存知ですか?
このサプリメント外来は、代替医療の一つになっているんです。
大病を患った方のアフターケアとして、サプリメントをお勧めしている病院もあります。
ただ、サプリメントと言っても種類が沢山あり幅広いので、サプリメントのアドバイスをする際に資格を持っていると、アドバイスされる側は説得力がありますよね。
美容関係でも使えるサプリメントアドバイザー資格
サプリメントは、自分の食生活を十分理解して正しいサプリメントをとることによって、初めて効果が出ます。
美容の為にと自分の知識だけでサプリメントをとる人が多いですが、そのようなの飲み方をしていると正しい効果がでないだけでなく何かしらのトラブルを起こしかねません。
そういった時に活躍するのがサプリメントアドバイザーです。
サプリメントアドバイザーが美容関係の仕事につく場合、サプリメントを販売している化粧品会社などがあります。
例えば女性の味方、コラーゲンのサプリメントを取ろうと知ったときに、専門の知識を持っているサプリメントアドバイザーがいてくれると、納得して買うことができますよね。
日本での活躍の場はまだ狭いサプリメントアドバイザー
薬剤師や管理栄養士など、国家資格を持っている方が多く取得しているサプリメントアドバイザーですが、これからどんどん一般的に広まってくる資格です。
日本人は健康や美容に対する興味が高くなっているし、サプリメントの売り上げも年々高くなっています。
なので、サプリメントアドバイザーは、これから活躍の場がどんどん増えていくはずです。
食品や栄養関係緒資格を考えていらっしゃる方は、サプリメントアドバイザーも視野にいれて検討してみてはいかがでしょうか。