冷凍保存できる便利な食材を知っておくと何かと便利だった!
食材のまとめ買いは、忙しい毎日を送っている方の必須家事。
新鮮な野菜を求め、毎日買い物にいきたいのは山々ですが、仕事と子育てをしながらとなるとそうもいきません。
我が家は食材の宅配を利用しているので、週に1度、新鮮な食材や調味料などが家まで届きます。
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1週間に1回だけの配達なので、1週間分の食材がまとめて届きます。
しかし、どうしても使い切れない食材がでてきてしまうのです。
食材を日持ちさせる方法さえ分かれば、もっと無駄なく食材を使えて、なおかつ経済的なのに…
そこで、食材の保存方法を調べてみることにしました。
本記事では「冷凍できるもの」に絞って調査しています。
ここでしっかり勉強して、早速我が家でも実践です!
正しい冷凍方法を知っておけば、スーパーの安売りの時にまとめ買いしても大丈夫!家計の節約にもつながりますよ!
冷凍保存に向いていない食材とは?
食材には、冷凍に向いているもの、向かないものがあります。
凍らせてしまうと、食材のうま味がなくなってしまったり、食感が悪くなってしまうものがあるのです。
では、冷凍に向かない食材とはどういったものがあるのでしょうか。
冷凍保存に向いていない
食材の特徴
水分が多い食材
油分が多い食材
繊維が多い食材
水分の多い食べ物
水分が多い食材は、冷凍には向きません。
例えば「レタス、きゅうり、トマトなどの野菜、ジャガイモや大根などの根菜類、こんにゃくや豆腐」などです。
水が凍ると体積が大きくなり、食べ物の組織を破壊してしまうため、冷凍前と同じ食感には戻らなくなるからです。
もし水分の多い食材を冷凍してしまうと、スカスカのスポンジのような食感になるので気をつけましょう。
ただし、水分の多いトマトは別。
冷凍すると皮がつるりと剥けるので、煮込み料理に使うと便利です。
このほかにも、水分が多くても例外で冷凍できるものがあります。
冷凍できる
水分が多い食材例
豆腐
卵
冷凍すると食感が変わっておいしい水分の多い食材「豆腐」
食感が変わったりしても平気であれば、冷凍保存可能なものもあります。
例えば豆腐。
水気を切って冷凍保存すると、高野豆腐のような食感になり、煮物に使うと美味です。
手を加えると冷凍できる水分の多い食材「卵」
多少手を加えてから保存すると良い食材もあります。
例えば卵。
卵は生卵もゆで卵も、殻付きでの冷凍は不向きです。
しかし、溶き卵にするか、卵黄と分けて卵白だけにすれば冷凍可能です。
卵黄は、食感が変わるので冷凍しない方がいいでしょう。
油分が多い食べ物
マヨネーズを冷凍しちゃいけないって、ご存知でしたか?
えっ!?そうなの?
水分と油分では凍るスピードが違うから、冷凍すると分離してしまうのです。
そのため、油分の多いものは冷凍しない方が得策。
実はひそかに油分が含まれている牛乳も分離してしまうので注意が必要です。
ただし、ホワイトソースに加工してから冷凍してしまう方法があります。
ホワイトソースは小分けにして冷凍すると、グラタンに使ったりクリームコロッケに使ったり、ハンバーグのソースに使ったりと用途が広がって便利です。
事前に作り置きをしておけば、平日の夕食作り家事時短にもつながります!
繊維が多い食べ物
繊維が多いゴボウ、フキなどの野菜は、冷凍すると食感が損なわれてしまいます。
食べられないわけではありませんが、おいしさには欠けてしまうんです。
たけのこや山菜なども、すじが硬くなっておいしくありません。
冷凍できる食材はこれ!
では早速、冷凍できちゃう食材を見ていきましょう。
意外な食材が冷凍できます。
冷凍できる食材
・にんじん
・玉ねぎ
・納豆
・じゃがいも
・パン
・ごはん
・肉
・キャベツ
・ほうれん草
・きゅうり
にんじん
一度では、全部使い切るのが難しいにんじん。
苦手な子どもさんも多く、でも食べてほしい食材の一つですよね。
にんじんは冷凍保存出来るので、短冊切りにして冷凍保存することで、そのまま料理に使うことができます。
フードプロセッサーでみじん切りにし、小分けに冷凍しておくのもあり。
離乳食作りや、ちょっと使いにとっても便利です。
私はにんじんを買ったら、千切り・みじん切り・短冊切りにしてフリーザーパックに入れ、冷凍庫に入れちゃってます!使い勝手がとても良い!
玉ねぎ
玉ねぎも冷凍できる野菜の一つ。
私は、色々な切り方をしたものを冷凍保存しています。
よくやるのは「みじん切り」と「薄切り」。
みじん切りの場合は、飴色に炒めたものをラップで小分けにして冷凍します。
カレーやシュチュー、ミートソース作りの際にとても時間短縮になるので、とっても便利!
今までは、あめ色玉ねぎを使う料理は避けていました。
でも、面倒なことを時間がある時に一気にやってしまえば、後はラクチン!
平日の夕食作りでも、手の込んだ料理が作りやすくなりました。
納豆
あるテレビドラマで、海外生活をしている日本人の冷凍庫に、納豆が詰まっているシーンを見ました。
それまで納豆が冷凍できることを知らなかった私は、早速試してみることに。
結果、味を損なうことなくおいしい納豆のままでした。
タレごと冷凍庫に入れても大丈夫。
たれは凍りません。
食べるときは、半日ほど冷蔵庫に入れておけばOKです。
じゃがいも
私の中では「じゃがいもを冷凍するとスポンジのようになる」というイメージがあります。
冷凍保存はできないものだと思っていましたが、実は手を加えると冷凍できるそうです。
それはマッシュポテトにすること。
皮ごと茹でてから皮を剥き、潰して繊維を壊すことで冷凍が可能になります。
思い起こせば冷凍コロッケ、あれはジャガイモですからじゃがいもが冷凍できないわけがないんですよね。
ということなので、私はマッシュしたじゃがいもをコロッケに加工してから冷凍しています。
そうすれば後は食べたいときに揚げるだけです。
パン
パン
冷凍のポイント
1食づつラップに包んで冷凍
バターを多く使っているパンは要注意
パンは傷みやすい食材の一つ。
とくに夏場は、賞味期限内でも保存環境が悪ければアウト。
食べることができなくなってしまいます。
そこで、パンも冷凍保存してみたら、これがなかなか良かったんです。
1枚づつラップにくるんで冷凍庫へ入れておきます。
食べるときにそのままオーブントースターに入れて焼けば、食感も損なわずに楽しめます。
フランスパンやライ麦パンは、食べやすい大きさに切ってから冷凍保存すると楽です。
ただし、バターを多く使っているクロワッサンなどは、風味が損なわれてしまうので要注意!
ごはん
ご飯
冷凍のポイント
炊飯器いっぱいに炊く
1食分ずつラップをかける
ご飯が冷めてから冷凍庫に入れる
私は一人暮らしの時から、ご飯は冷凍にしています。
手持ちの炊飯器で炊けるだけ炊き、一人分サイズにして(約200g)冷ましてから冷凍庫へ。
食べるときはレンジで温めるだけです。
ご飯を1から炊くのは時間がかかりますよね。時間がなくともごはんさえあれば、おかずは何とでもなりますから、冷凍はかなりおすすめです!
お肉
お肉
冷凍のポイント
1食分ずつ分けて冷凍する
買ったその日に冷凍する
一口大にスライスしてから冷凍する
酒蒸しをしてから冷凍もあり
肉は、買ったその日に小分けにして冷凍してしまいます。
スライスされたものやひき肉は、より傷みやすいのですぐ1食分づつラップにくるんで冷凍庫にいれてしまいます。
鶏肉はスライスや下処理をしておくと、とっても使いやすいです。
我が家では鳥皮は好き嫌いがあるので、冷凍前に剥がして別で冷凍しています。
酒蒸しにしてから冷凍する、というのも使い勝手が良くて便利ですよ!
ひき肉は、買った時点でつくねやハンバーグ・チキンナゲットに加工して冷凍することもあります。
ある程度調理してから冷凍すると、平日の夕食作りはかなり楽!
キャベツ
キャベツ
冷凍のポイント
冷凍できるのは千切り
解凍後は火を通す料理におすすめ
実は冷凍保存できるキャベツ。
しかし繊維が多いので、千切りの場合のみ冷凍保存できます。
使うときに食べる分だけ、常温で解凍すればいいという簡単なもの。
解凍すると水分が多く出るので、生で食べるのではなくスープにするのがおすすめ。
また、みじん切りにしてわざと水分を出し、餃子の具にするという方法もあります。
ほうれん草
ほうれん草
冷凍のポイント
固めに茹でる
水気をしっかり切る
ほうれん草の冷凍したものは、お店でもよく見かけますよね。
これ、お家でも作ることができます。
かた目に茹でたほうれん草をしっかり水切りし、小分けにして冷凍します。
煮物や炒め物にそのまま使えますし、常温で解凍してお浸しにもできます。
「あと1品ほしい!」というときに便利です。
きゅうり
きゅうり
冷凍のポイント
薄切りにして塩もみ
しっかり水気を絞る
薄く平らにして冷凍する
水分の多いきゅうり。
冷凍できそうにないこの食材、実はちょっと手間を加えれば冷凍できるのです。
それは薄切りにして塩もみをする方法です。
薄切りにして塩を振りかけて揉みこんだら、数分置くと水分が出てきます。
しっかり絞り、平らに薄くならして冷凍するんです。
使うときに適量を折って使います。
サラダ、酢の物などに使えますよ!
きゅうりは冷蔵保存をしても痛みやすいので、冷凍できるとなると嬉しいですよね!
冷凍できる食材をうまく使って時短節約生活!
このように、冷凍保存できないものには共通点があり、牛乳や卵のように手間を少しかけると冷凍保存出来るようになるものがあります。
スーパーに行く際、冷凍食品コーナーをよく観察してみてください。
おのずと冷凍できるものが見えてきます。
この技を有効活用すると、賞味期限間近で半額になった食材も買いだめできるんですよね。
ふふふ…。節約節約。