保育園はデメリットだらけじゃない!良いことはたくさんあります!
シングルパパ・マザーや共働き、家計の逼迫などで、保育園に預けて働きにでる家庭が増えています。
東京都では保育園不足が深刻化していて、なかなか仕事に復帰できない方が多くなっています。
もし運よく入園できるとなっても、心配なこと・不安なことははたくさんありますよね。
☑こんなに小さい頃から保育園に預けて、子供の将来に影響はないだろうか?
☑こんな小さい時から保育園に通わせてかわいそうなのではないか…
私も保育園に入れるときは「本当に入れていいのか。子供がかわいそうなのではないか」と葛藤しましたが、る保育園通いのメリットに自信を持っています。
上の子はもう小学生になり、結果的に私は保育園に通わせて良かったと思っています。むしろ、保育園がなかったらこんな思いやりのある子に育てられなかったかもしれません。
私が何故そう思ったかを書いていきます。
保育園に通うメリット 私が感じたこと
保育園に通うことのデメリットとして挙げられるのは、親が働いていることから親子の時間が少なくなることです。
ほとんどの親が夕方以降のお迎えになるため、習い事の機会が減るし、幼稚園と違ってひらがなに触れる機会が少ないので、小学校に上がった時に、自分の名前も読み書きできないことも多いです。
しかし、それにまさるメリットが保育園にはあります。
子育てのプロがそこにいるのでママも安心
様々な年齢の子どもを預かる保育園だからこそ、保育士さん達のアドバイスは的確です。
私たちの強い味方となってくれます。
育児をしていくうえで、悩み事は尽きることがありません。
身近に相談できる人がいるというのは安心できますし、何か心配事があったら親身に話を聞いてくださいます。
私の子供が通う保育園では、年に何回か面談の時間を作ってくれます。
特に自分も子育ての経験のある保育士さんだと、我が家でいま問題になっている「風呂ギライ」や「言葉の活舌」なども、保育園やご自分の子育ての経験から的確なアドバイスを頂けました。
また、子供の成長を保育士の先生と共有することが出来るとうれしいメリットもあります。
いろいろな先生が子供を見てくださいますので、色々な先生と子供の成長を分かち合えるのはとても嬉しいことです。
今までできなかったことができるようになった時、先生は我が子ができたかのように喜んでくださるのがうれしいです。
なんでも積極的に自分からやろうとするようになる
自宅でお母さんと二人きりの状態だと、家で遊べる内容にも限界があります。
それに家出遊んでいると「あ~散らかる!」「あ~!もったいない」「あ~!片づけなきゃ」など、ついつい「ダメ!」なんて言葉が頻繁に口をついてしまうことも多いですよね。
保育園ではずっと小さい頃からいろいろな遊びをさせてもらえます。
私は、お絵かきを0歳からさせてもらえた時は嬉しかったですね。
家では「汚れるから」と言って避けて通ってしまいがちですが、保育園では机にシートを引いて、その上でみんなで思う存分お絵かきをさせてもらっていました。
ハサミも早い段階から使わせてもらいました。
新聞の広告の写真を綺麗に切り取って、それを使ってお友達とおままごとをして遊んだりしています。
家ではハサミは怖くて隠していましたから、なかなかできない経験です。
危険なものは徹底的に排除してある保育園だからできる遊びができる
命に関わる危険な物は、初めから保育園には置いていません。
ところが家ではそうはいきません。料理で使う包丁、カッターなど、生活に必要だけど子供にとっては危険なものはたくさんあります。
鉛筆のように先がとがった物を持たせると、それをもって遊びまわったりして危険ですが、小学生の上の子がいると隠しておくにも隠し通せません。
保育園では子供に危険なものはあらかじめ排除してあるので「それをやっちゃダメ」という遊びが少ないのです。
ですから、子供はのびのびと自分が好きなことをして遊ぶことができるんですね。
保育園は遊びが豊富
長い時間、親と1対1でいると、読んであげる絵本も尽き、手遊びも尽き、ときには体力も尽き……ということがありませんか?
また、どのようにお子さんを喜ばせてあげたり、遊んであげたりしたらいいか、迷ったこともあるのではないでしょうか。
私の子供が通う保育園には広い園庭があります。
これが、今通っている保育園にする決め手となった要因の一つで、天気が良ければ1日に2回、ここで遊ぶ様な時間割になっています。
また、ちょっと大きめのホールもありますので、リトミックをやったり音楽に合わせて体操をしたりと、某大手音楽教室でやっている様なことをしています。
絵本や紙芝居の読み聞かせ、パネルシアターもしてくれますので、私の思い描いていたイメージ「保育園はただ預かってくれるだけ」というイメージは覆されっぱなしです。
保育園によっては英語教育もやっているところもあるみたいです。
すごく良い!縦割り保育
保育園にはいろんな年齢の子どもがいます。
自分よりも年上だったり年下だったり。
そんな中で子どもは周りの状況を見て、マネをして育っていきます。
私の子供の通う保育園は、3歳から縦割り保育になり、3~5歳児がごちゃ混ぜのクラスになります。
縦割り保育で良かったなと思ったのがおむつがすぐ外れたこと。
上の子は早生まれで、3歳以上児クラスに上がったはかりの時は体も一段と小さく、おむつも外れていませんでした。
夏にはプールがありますが、おむつだと衛生面からみんなとプールには入れず、個別のタライに入ると聞いていたので「何とかしてあげなくては!!」と思っていました。
しかし焦っていたのは親だけで、以上児クラスに上がって2か月後にあっさりおむつが取れました。
クラスのお姉さんお兄さんがトイレに行くのを見て学んだそうなんです。
保育園様様だなあと思いました。
おむつだけに留まらず、箸のつかいかた、折り紙やあやとりの遊び方、洋服の着替え方など、お兄さんお姉さんにはたくさんの事を教えていただきました。
…あと口答えの仕方も…Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
食事のバランスが良い
私の子供が通う保育園では昼とおやつが出ます。
園に給食室があり栄養士もいますので、出来立てのバランスのとれている食事を食べさせてくれます。
これはとってもありがたい事です。
家では偏食ぎみですが、園で出されるものは完食するから不思議です。
野菜も残さずですよ。
これはお友達みんなと一緒に食べているからかもしれませんね。
保育園の食事で、確か1日の栄養素の3分の2は取れる、という話でしたので、具合が悪くても昼御飯だけは食べてきてほしいと思ってしまうくらいです。
食事の時のマナーも保育士さんが見てくれますのでありがたいです。
「こぼしたものは食べない」「きちんと座って食べる」も保育園で習ってきていたんですね。
集団行動が得意になり、人見知りがなくなる
保育園に通うことで早くから社会性が芽生え、友達との付き合いが上手になるような気がします。みんなで仲良く遊ぶことがどれだけ楽しいことかが分かるんですよね。
特に小さい時から(3歳未満児)保育園生活を続けているとこの傾向が強いようです。
自分で人間関係のトラブルを解決する方法も学びますし、笑顔が一番なこと、友達の作り方や言葉遣いなど、対人関係の基礎をここで勉強してきます。
人見知りをしなくなり、だれとでも仲良くなれるようになったのはうちの子には大きなメリットですね。
保育園に通わせて良かった!
今の保育園は、幼稚園と同じように「教育」をしてくれるところもあります。
子供に習わせようと思っていた音楽教育リトミックを保育園でやっていたのを見ましたが、「習い事は保育園に通っている限り必要ない」と思わせてくれる内容でした。
園によっては英語をやっているところもあるようです。
私は自分のわがままで仕事を続けさせていただいている身ですが、むしろ母親は積極的に子供を預けるのがいいのではないかと思っているんです。
仕事を持っていないママもです。
これでもし私が専業主婦で子供と2人きりで子育てしたら、そっちのほうが子供には悪影響なのではないかとさえ思っています。
私は引っ込み思案ですからこんなに子供が社交的に、しかもお友達がたくさんできることもなかったでしょう。
ご飯も毎食決まったものばかり出して栄養は偏るでしょうし、おむつもまだ外れていなかったかもしれません。
だから私は、保育園には早くから通わせて良かったと思っています。
追記:保育園卒園後、小学校で保育園児と幼稚園児の違いで私が思ったこと
私の上の娘は、小学校に入りました。
もう1年経とうとしています。
その中で私が感じたことは、保育園卒業生はたくましいことです。
ちょっとやそっと何かを言われてもへこたれないし、強気で行く感じはあります。
お友達とのトラブルでも、幼稚園卒の子の方が傷つきやすい傾向があるようです。
心配していたのは勉強ですが、文字が書けないからといって特に問題はありません。
小学校では「みんなひらがなを書けない」前提で授業をしているので、毎日の宿題と復習をしっかりやっていれば大丈夫です。
ただ、年長さんの時に少しづつ家でひらがなの勉強を始めても損ではないなとは感じました。
保育園だから損だ、という事は一つもありませんでしたよ。