主婦が勉強しない理由はどこにある?FPは家計に役立つ資格です!
ファイナンシャルプランナーは、お金に関することを学ぶ資格です。
家計をもっと詳しく分析したい!節約したい!税金の事をもっと知りたい!
そんな主婦の方に人気の資格です。
ファイナンシャルプランナーの人気は不動のもので、生涯学習のユーキャンではここ5年間、人気資格講座ランキングのTOP10に必ず入っています。
実はFPの歴史が浅く、アメリカでは1960年ごろスタートし、日本で始まったのは1980年ごろから民間の任意団体が始めました。
2002年には国家資格にもなり、有資格者はこれからますます社会で必要とされる存在になっていくことでしょう。
ファイナンシャルプランナーとはどんな資格?
人生の夢ってありますか?
子供は2人、一軒家を買って1室を事務所にし、そこで仕事をしながら子育てをする…。老後は主人と2人で旅行三昧…。
30代も後半に差し掛かっているのに未だに実現していない私の夢、
理由はただ一つ。資金問題です。
子供達の教育費にいくらかかるかなんて見当もつかないし、もし家族の誰かが病気になったりしたら、どのくらいのお金がかかるのかさっぱり分かりません。
こんな夢が実現しそうもない時に良き相談相手になってくれるのが、ファイナンシャルプランナーなのです。
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立てて、経済的に実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といい、これがファイナンシャルプランナーの主な仕事になります。
ファイナンシャルプランナーは、私たちのお財布の中にあるお金から銀行の預金、株式などの投資に回されるお金、国や地方公共団体が徴収する税金、企業が融資を受ける借入金などの知識が必要になってきます。
FPはどんな勉強するのか知りたい!
仕事だけでなく実生活にも良い影響を与えてくれるFPの資格。
ファイナンシャルプランナーは、これからご紹介する6つを重点的に勉強します。
〇ライフプランニングと資金計画
〇金融資産運用
〇タックスプランニング
〇リスク管理
〇不動産
〇相続・事業承継
1. ライフプランニングと資金計画
ライフプランニングとは人生設計のことです。
例えば…
●家はどのタイミングで購入するか。
●老後の資金対策はどうするか。
これらを計画したものがライフプランニングです。
それに伴ってお金はいくらかかるのか、どのくらい準備したらいいのかを計画します。そのために社会保険、年金、住宅資金とローンなどの勉強をします。
2. 金融資産運用
資産運用とは、現金や金融資産、所有する不動産を活用することによって利益を上げること。
正しいやり方で行えば、着実にお金を殖やしていくことのできる、これからの時代に必要不可欠なスキルです。
元本保証型の商品からハイリスクハイリターンの商品まで運用商品の幅は広いので、しっかりとした勉強が必要なのです。
そのため、預貯金、投資信託、債券などの勉強をします。
3. タックスプランニング
税の仕組みや特徴、計算方法など専門的な観点から勉強します。
例えば、所得税、法人税、消費税などです。
合法的な節税対策もあるので、勉強しておくと起業した時にも役に立ちますし、今の自分の家庭でも節税ができるかもしれませんよ。
4. リスク管理
個人の生活や企業経営の中で、損失や災害などのリスクがもたらす損失を避けるため、最適のコストでリスクをコントロールすることです。
生命保険や損害保険など、保険商品とリスクマネジメントの勉強をします。
5. 不動産
家やマンションを買ったり売ったりする時に必要な不動産査定、取引、不動産関係の法令などを勉強します。
これから家を購入しようと考えている方、住み替えをしようとしている方には必要な知識です。
6. 相続・事業承継
例えば親からの遺産相続では、色々な法律や税金が絡んできます。
その時の為にも、相続や贈与と法律、税金などを勉強します。
いつか私たちも、両親との別れがやってきます。
その時に必要な知識を勉強できるのです。
名前だけ見ると難しそうですが、実は私たちが仕事や暮らしの中で関わっている、直結するものばかりです。
これらのことを学んでおくことで、自分自身のライフプランニングにも役立ちます。
具体的に事例を想像しやすいことから、主婦の方に人気の資格なんです。
FPはどんなことに役立つの?
ファイナンシャルプランナーの資格を持っていることで「生活の役に立つ、お金の勉強をしている」という証明になります。
ただ、ファイナンシャルプランナーの資格を持っていなくてもお金のアドバイスはできますが、持っていないよりは持っていた方が説得力はありますよね。
資格を取得したら、具体的にどのように役立てればいいのでしょうか?
FPは自分の生活に役立つ
ファイナンシャルプランナーが扱う分野には、生活に密着したものがたくさんあります。
人生設計とお金に関することは、自分自身に直結していますよね。
例えば、人生設計をして分かる事はこれからたくさんお金がかかるということがよく分かります。
そして意外な盲点は税金です。
相続するにもされるにも税金がかかるということや、実は税金を控除されるのに手続きをしていないために損をしてしまうといったこともあるかもしれません。
また、医療保険や生命保険のことについて詳しくなることは、自分の今入っている保険の見直しにもつながります。
実生活に役に立つことは間違いない、むしろ、誰しもが勉強しておくべき知識が手に入るのがFPの資格です。
FPは転職・再就職が有利になることも!
銀行や保険、証券などの金融業界、住宅メーカーや物件仲介業などの不動産業界では、業務上でFPの知識が役立つこともあります。
すでにこれらの業界で働いている方は仕事上の強みになりますし、周囲へのアピール材料にすることもできます。
ある保険会社では、入社したらFPの資格取得を推奨しているところもあるんですよ!
また、これらの業界への就職・転職を希望している方なら、FP資格を持っていれば、即戦力として採用の可能性も広がります。
FPで独立も夢じゃない!
知識を活かして独立開業の道、という選択肢もあります。
例えば「保険を得意としているファイナンシャルプランナー」「飲食店専門のマネープランナー」など、何かに特化して専門職を強くすることによって顧客を集めるようにすると、収入が安定するようです。
保険代行会社を経営している友人は、「FPの資格があるからこそ入ってくる仕事もある」と言っていました。
FP資格勉強で知識の補充
ファイナンシャルプランナーの資格を持つ事で、自信をもってアドバイスや提案をすることができるようになります。
資格を持っていることで相談してくるお客様は説得力が増し、信頼をしてくれるようになります。
例えば…
●社会保険労務士・DCプランナー☞ライフプランニング(年金)
●税理士・公認会計士☞タックスプランニング(税金)
●銀行員・証券外務員☞金融資産運用(貯蓄・投資)
●宅地建物取引士・不動産鑑定士☞不動産
●税理士・行政書士☞相続
●保険会社にお勤めの方☞リスク管理
このように、今あるスキルからキャリアアップすることも可能です。
FPには国家資格と民間資格がある
FPには国家資格と民間資格の2種類あります。
国家資格=ファイナンシャルプランニング技能士
民間資格=AFPとCFP
この2つはどのように違うのか見ていきましょう。
国家資格「ファイナンシャルプランニング技能士」
国家資格とは、法律に基づいて国や、国から委託を受けた機関が実施する資格です。
国が認めている資格ですから、国から職業的地位を認められ、社会的な信用度も高い資格になります。
国家資格「ファイナンシャルプランニング技能士(FP技能士)」は1級~3級まであります。
FP技能士は、資格を取得できればそれで終了です。
そのあとの更新費を支払う義務や、研修を受ける義務はありません。
民間資格 AFPとCFP
日本FP協会が認定しています。
CFPは国家資格ファイナンシャルプランニング技能士1級と同等
AFPとCFPは、協会に入会して年会費・研修費・更新費を払わなくてはいけません。年会費だけで12000円かかります。
ただ、国の税制は毎年変わっているので、協会から最新の情報を受け取って勉強し続けることはメリットがあります。
「FP技能士」と「AFPとCFP」の違いは?
レベルの違い
国家資格のFP技能士と比べると、AFPが2級FP技能士、CFPが1級FP技能士レベルになります。
🌸FP資格のレベル比較
国家資格 | 民間資格 |
1級FP技能士 | CFP |
2級FP技能士 | AFP |
3級FP技能士 | ✖ |
AFPとCFP(民間資格)は更新が必要
国家資格のFP技能士は、取得したらそれで終わり。
1度取得したら一生涯有効です。
対してAFPとCFPは、取得後も勉強をし続ける必要があります。
🌸AFPとCFPの特長
✅資格に有効期限がある
✅資格取得後にも単位をとる必要がある
✅資格更新費用がかかる
✅合格後も勉強できる環境を提供してくれる
「せっかくFPの資格を取るのなら、取りっぱなしはもったいない」と感じる方は民間資格の方が良いでしょう。
日本FP協会から毎月会報誌が届くので、金融や経済の情報をいち早く知ることができます。
また、日本FP協会が認定する研修を受講する機会を与えられるので、合格後も知識を更新できるのが魅力です。
実務でずっと生かしていきたい方には民間資格の方が良いかもしれません。
国家資格ファイナンシャルプランニング技能士 難易度と受験資格
FP技能士は3級から1級あります。
3級と2級は実務経験がなくても受験することができるます。
3級
合格率:70%ほど
誰でも受験でき、かなり勉強のしやすい内容です。
独学で合格も十分合格を狙えます。
出題形式:マークシート方式による筆記試験(〇✖式 3答択一 60問)
合格ライン:60点満点で36点以上
2級
合格率:20%~40%
「3級の資格を持っている人」又は「2年以上のFP業務に携わった人」に受験資格があります。
ただ、2級を安全確実に合格したいのであれば資格学校を利用することが推奨されています。
通信教育でも可能です。
出題形式:マークシート方式による筆記試験(〇✖式 4答択一 60問)
合格ライン:60点満点で36点以上
1級
受験資格は「2級技能検定合格者であり、なおかつ1年以上のFP業務に携わった実務経験を持っている人」です。
実務経験がないと受験資格がありません。
FP初心者であれば、まずは3級の勉強をして基礎をしっかり固め、2級の勉強を開始するのが得策です。
民間資格 AFPとCFP 難易度と受験資格
AFP
AFPは、日本FP協会認定の教育機関が実施する研修を受け、指定の試験に合格する必要があります。
合格率:学科試験+実技試験 30%後半
出題形式:学科試験 マークシート方式による筆記試験(〇✖式 3答択一 60問)
実技試験 資産設計提案業務について、記述式の筆記試験
合格ライン:100点満点中60点以上
CFP
合格率:学科試験+実技試験 30%~40%
出題形式:学科試験 マークシート方式による筆記試験(〇✖式 四肢択一式 50問)
合格ライン:競争試験なのでその時によって違う
FPは通信教育がおすすめ!
国家資格、民間資格どちらをとるにせよ、日々忙しい主婦や兼業主婦の方にお勧めしたいのが通信講座です。
実は私も、資格取得の際には通信講座にお世話になることがあります。
特にファイナンシャルプランナーの場合、専門知識が必要なので、道に迷った時に道筋を示してくれる先生の存在は大きいです。
通信講座のメリットは…
●通学と比べると、講座の費用が割安。
●好きな時間、好きな場所で勉強できる。
●会社や自宅の近くに資格スクールがなくてもOK。
●通学時間や通学費用が節約できる。
●分量を絞ったコンパクトな講座が多い。
まず、費用は通学よりもかなり安くできます。
電車代もかからず、時間も節約できる事がとても大きなメリットです。
自分の好きな時間に勉強できるので、通勤時間や家事の隙間時間を使ったり、早朝の時間を使って自由に勉強できることが主婦にはうれしいですね。
また、試験に出る内容を絞ったテキストなので、無駄な勉強をすることなく最短距離で合格まで突っ走れることも魅力です。
独学で頑張る手もありますが、合格率が50%を切るとどうも不安になってしまいます。
そして、例えば1本道をまっすぐ行ければ合格なのに、道を踏み外しても気が付かないで間違った方向に突き進んでいても、自分では気が付けないのが独学の怖さでもあります。
そして不合格に終わり、また一から勉強しなおすくらいなら、多少お金をかけ手でも私専任の担当がついてくれる通信講座を選んで道をまっすぐ進んだ方が、合格への近道です。
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