朝方人間になることで人生が変わる!
みなさん、朝は得意ですか?
私は得意です。
昔、早朝のコンビニのバイトをしていた時はほぼ毎日、朝の4時頃起きていました。それを続けていたせいか、4時に起きるのは苦ではありません。
てっとり早く早起きするには、大きな目的をもつことです。
私が朝早起きの習慣が辛く感じないのは、仕事の早朝コンビニバイトのおかげだと思います。
最初はすごく辛かったですけどね。でも必ず慣れてきて、それが普通になってきます。
そして朝方人間になり良かったのは考え方が超プラス思考になったこと。
これは嬉しい誤算でした。
また、家族が寝静まっている朝にやる家事は、とってもはかどるんです。
そのほかにも色々とメリットがあると言われています。
朝30分早く起きただけで、ひと月900分、15時間もの時間になるんですよ!
さあ、みなさん!
重い腰をあげて、自分時間を確保しましょう!
日本の平均睡眠時間ってどのくらいなの?
「早起き=睡眠時間を削る」
というイメージがありませんか?
では、睡眠はどのくらい確保しておくべきなのでしょうか。
理想の睡眠時間として「1日8時間」という数字があげられていますが、これは医学的根拠があるわけではなく、多くの人の睡眠時間が6~9時間の間という統計から出された平均的な睡眠時間にすぎないようです。
ちなみに、2014年経済協力開発機構が調査した日本人の平均睡眠時間は7時間43分でした。
働き盛りの30代~40代の睡眠時間が短く、6時間強という結果がでています。
主婦の平均睡眠時間もだいたい6時間。
日本平均よりもだいぶ短いことが分かります。
中には10時間近く眠らなければいけないという方もいらっしゃいますし、4時間でも大丈夫という方もいらっしゃいます。
平均睡眠時間はあくまでも一つの目安。
結局、睡眠は量より質です。
基本的には、日中眠気がなく、きちんと活動していくのに十分な睡眠時間が確保されていれば、何時間でもかまわないといっていいのではないでしょうか。
だから「8時間寝なければいけない!」ということはないんです。
そのことを頭の中に置きながら、早起きを目指していきましょう。
朝型人間になる主婦のメリット
よく雑誌やテレビで取り上げられる企業のトップの方々。
大手企業の重役の方々って、夜は高級料亭で会社の経費で接待しまくっている、休日はゴルフ三昧…そんなイメージを持っている私です。
しかし実は、私たちが思っている以上に夜遊びをしていません。
昔は多かったらしいのですが、不景気の今では「愚行」なんだそうです。
仕事が出来る企業トップの方々は、夜に遊ばずにサッサと岐路に着く代わりに、朝がとても早いのです。
ブレックファーストミーティング(朝食を取りながらの会議)や、習い事・勉強会を朝に行うことなど、一昔前までは聞きなれなかったものが今は定着しつつあるんです。
ホテルのカフェに行くと、ブレックファーストミーティングをしているサラリーマンが沢山いるらです。
ところで、どうして成功者たちは朝型生活を送っている方が多いのでしょうか?
夜だと何か問題があるのでしょうか?
そこで、朝方人間になる私たちのメリットを調べてみました。
朝方人間になるメリット
生活のリズムが整う
必ず時間が確保できる
お金が増える
無から何かを作り出すのが得意になる
新しいアイデアがひらめきやすくなる
何事にも積極的になる
計画性が高くなる
プラス思考になる
幸福感がアップする
自然に起きられる
美肌効果がアップする
一つずつ解説していきます。
早起きで生活リズムが整う
仕事が出来る人はなぜ朝を選ぶのか。
そんな文言でインターネット検索をかけてみたところ「仕事ができる人は太っていない」とか「仕事ができる人は朝食をしっかり食べる」という記事が出てきました。
これはつまり、規則正しい生活をしているということではないでしょうか。
人間が、1日のどこの時間で時間規則を正しているかって、朝の起きる時間だと思うんですよね。
朝決まった時間に起きることは、そこから始業時間まではすべて自分の自由に使える時間ということ。
時間がたっぷりあるから、朝食をしっかりとることができる。
朝のエネルギーを取ることで頭の回転も速くなる。
仕事に集中できる。
朝ごはんをしっかり食べているのでお昼ご飯は適度な量で充分、食べすぎることはない。
昼ごはんは適度に食べているので、夜ご飯も適度な量で充分満足できる。
だからお腹が出ない。
無理なく早起きをするということは、夜早めに寝るということとなり、自然に正しい生活リズムが身に付きます。
早起きで必ず時間を確保できる
朝の4時や5時に仕事の連絡があるようなことはありえませんし、緊急事態もめったに起こりません。
ですから朝の早起きによって得られる時間は、確実に自分の物にすることができます。
朝の時間をしっかり確保するために、前夜にある程度の準備をしておきます。
例えば子どもの準備(保育園の準備など)や、朝ごはんの準備、自分の出勤のための準備などは前の日の夜にやっておくといいでしょう。
すると、4時や5時に起きる事ができれば1~2時間は自由に使うことができます。
早起きをして、朝1時間だけでも誰からも邪魔をされない自由な時間があり、かつその時間を資格の勉強、仕事の処理、読書などじぶんのやりたいことに費やす。
自分の時間がどれだけ貴重か、子どもを育てている方ならよく分かるでしょう。
早起きでお金が増える
朝型人間の方が、年収が高いらしいという噂を聞きました。
朝型・夜型人間と年収って、本当に関係があるのでしょうか。
ここでいう「朝型人間」というのは、出勤時間の関係で無理やり早起きしている朝型人間ではなく、意識して早起きをしている朝型人間のことを言っています。
さて、あるアンケート結果がここにあるのですが、年収が増えるにつれて朝型である人の比率があがっているのは事実のようです。
●年収900万円前後=5割近くが朝型人間
●年収1400万円=6割以上が朝型人間
みなさんはこの結果をどう見ますか?
注目したいのは貯金額で、この違いはもっとわかりやすい結果になっています。
●貯金5000万円以上=朝型人間が約4割、夜型人間が約2割
ではどうしてこんなに差が出るのでしょうか。
まず、夜型人間だとお金を使う量が増えてしまうんです。
早起きするとお金がかからないこと
朝食の外食代
電気代
ランチ代
朝は外食が安い
同じお店でも、ランチとディナーでは値段が大きく違いますよね。
そして、夜にはお酒の誘惑もでてきます。
ビール1杯500円以上するのを何杯も飲むわけですから、1食が相当高くつきます。
このような生活をしていれば、貯まるお金も貯まりません。
では朝の場合はどうでしょう。
朝は外でご飯を食べるとすると、例えば朝マックであれば約400円。
朝マックだと、ビール1杯分でおつりがくるんです!
他のお店で朝食をとるにしても、夜と比べれば格安できちんとした朝食を取ることができます。
食事だけ見ても、朝は本当にお得です。
節電になる
夏はエアコン代が気になりますよね。
でも、エアコンをつけないと命に関わることだってあります。それが最近の日本です。
かといって窓を開けて寝るとなると、今度は防犯が気になります。
ということは、やっぱりエアコンをつけることになります。
しかし朝だと、エアコンをつけなくても涼しくて過ごしやすい日が多いんです。
お弁当を作る時間ができるからランチ代が安くなる
みなさんはお昼ご飯、どうされていますか?
コンビニ弁当?それとも社食?外食?
朝早起きをすると、お弁当を作る時間もできます。
ということは、昼ご飯の節約に!
手の込んだお弁当を作るもよし、前日の夕食の残りだって良いのです。
お弁当だと、ランチ代がかなり安く済みます!
無から何かを作り出すのが得意になる
朝型生活の基本は「早朝4時から6時に目覚める」ことから始まります。
つまり会社へ出社する2~3時間前に起床することです。
なぜ会社にいく2~3時間前なのかというと、この時間、家の中の状態はどのようになっているかを考えてみましょう。
外の様子はどうなっているでしょうか?
とっても静かですよね。
ということは、物事に集中できる環境が整っているので、生産性の高い時間を過ごせるのです。
例えば「ジョギングやランニング」「読書や資格の勉強」「趣味や娯楽に費やす」などをじっくり楽しむことができます。
この時間を10分使って、今日1日のスケジュールを立てるのがおすすめです。今日の人生設計です。
どのような仕事をしていても朝はバタバタしていますので、大事な1日のスケジュールを出社後の10分間で設定することは難しいですよね。
この静かな早朝の時間で1日のスケジュールを立てると、思った以上に1日がスムーズに進むんです。
早朝とは、まだ人が行動を起こす前の時間帯です。
静まり返った空間の中で、様々なことに対してゆったりと向き合うことができます。
新しいアイデアがひらめきやすくなる
何気ない生活を送っていても、脳には新しい様々な映像や知識が蓄積していきます。
実は驚くことに、街中ですれ違った人の顔まで脳は記憶しているらしいのです。
しかし、この記憶は必要なものでしょうか?
あまり必要ではない記憶をとどめておくと、脳の倉庫はパンクしてしまいます。
そうならないためにも、人間は寝ている間に脳はその記憶を引き出しの奥深くにしまう作業を行なっています。
そして不要な記憶をしまい終わった朝はスッキリして、今日も新たに処理しなければいけないデータが脳に蓄積されているわけです。
ということは起床後が一番、脳がリフレッシュ及び整理された状態だということですね。
そんな時に急に面白いアイデアがひらめいたりするものです。
何事にも積極的になる
朝型人間の方は、とても行動的な面を持つ方が多いと言われています。
ざっくばらんな性格で、何でも積極的に行なう行動派タイプです。
朝は決まった時間に起き、行動もほぼ決まっていて規則正しい生活をしているため、午前中から体調も頭の回転も絶好調だからです。
身体の調子が悪いと、フル活動できないですからね…。
計画性が高くなり1日がスムーズに運ぶ
早朝は脳がリフレッシュされた状態、情報が整理整頓されている状態ですから、生産性の高い時間が過ごせます。
つまり計画を立てるには絶好のチャンスだということです。
計画性が高まる時間を上手に活用することで、当日だけでなく「1週間」「1ヶ月」「6ヶ月」と長期的なスケジュールも前向きに立てることができるでしょう。
計画を立てれば、あとは実行するだけです。
朝型人間はプラス思考になる
「朝方」「夜型」の2種類から見ると、朝方生活の人の方が物事を楽観的に捉えやすいようです。
なぜなら朝方の人は「これから面白いことが始まる」と、将来に対して希望を抱くことから1日が始まります。
寝ると嫌なことを忘れるのは、寝ている間に脳が整理された状態だからです。
逆に夜型の人は「今日の出来事を振り返る」という、論理的な思考になりやすいのです。
過去を振り返りやすい夜型生活の人は、未来を見ている朝方生活の人と比べて「神経質」「マイナス思考」になりやすい傾向にあります。
しかし睡眠をとった後の朝だと、なんでそんなことで昨日の夜にモンモンと悩んでいたのか、なんだか馬鹿らしくなってしまった経験はありませんか?
このようにモンモンと考え込んでしまうことから、鬱病にかかりやすいタイプも夜型中心の人に多いのです。
より豊かな人生を歩んで行きたいのなら、物事をポジティブに考えられる方が楽しいはずです。
「ラブレターは夜に書くな。書いたラブレターを朝見返すと恥ずかしくなる」
これは、夜は深く考えすぎてしまう、ということからきているのでしょう。
「幸せだ~」と思うことが多くなる
朝型人間は楽観的でいられるため、朝方の人は幸福度も高いと言われています。
幸せかどうかは人の価値観によっても大きく変化しますが、朝型人間は「日の光を浴びる」「規則正しい生活で健康的になる」「楽観的」という要素も加わるため、より幸福に感じるのです。
また人よりも早く起きることで趣味や家族との会話に時間を費やせます。
早起きをすると気持ちや頭が冴えわたります。
いつもの時間より早く起きて、カーテンを開けてみてください。
窓を開けて深呼吸したときの、あの朝の新鮮な空気は本当にさわやかな気持ちになります。
日が昇り気温の上昇とともに早起きすることで体内リズムが調整され、頭や気持ちが大きく冴え渡るように人間はできているのです。
自然に起きられる
朝型人間は睡眠の質が良いといわれています。
私の思っている朝型人間のイメージは、朝型人間=ショートスリーパー、朝型人間は短い時間の睡眠で充分の人で、睡眠時間は平均よりずっと少ないという風に思っていました。
気になるデータがここにあります。
🌸平均起床時間
朝型人間=5時45分
夜型人間=6時47分
🌸平均就寝時間
朝型人間=23時5分
夜型人間=0時46分
睡眠時間を計算すると、朝型人間の方が夜型人間より1時間近く長く休んでいる計算になります。
また、朝型は「目覚めは良く、起きるのはつらくない」が、夜型は「目覚めが悪く、起きるのがつらい」と答える傾向があるようです。
これはただ単に睡眠時間が長いか短いかの差なのかもしれません。
朝型人間は充分睡眠をとって自然に起きるのに対し、夜型人間は朝は無理やり起きていることが多いのかもしれません。
それで朝起きるのが辛くなっているのです。
朝起きるのが辛い=夜型人間ではなく、睡眠時間が足りていない=朝起きるのが辛いのだと考え方を改めると、誰だって簡単に朝型人間になることができるようになります。
美的効果アップ!
肌の作り替え(ターンオーバー)の時間帯は、22時~2時がもっとも盛んになると言われています。
つまり、22時~2時はキレイになりたいなら寝ていなさい、ということです。寝ることが天然無料美容液、といったところでしょうか。
夜型人間にも同じようにターンオーバーは起きますが、ピークの時間帯を逃してしまい古い角質がお肌に残りやすくなります。
やはりこのターンオーバーの時間は寝ていた方が効果は高いようです。
また太りやすくなることも夜型人間のデメリットの一つです。
朝型人間の方は、食事も比較的規則正しく摂る人が多いですし、摂取したカロリーがエネルギーに代わりやすく、脂肪になりにくいといわれています。
また早目に就寝してしまうため、夜食を摂る習慣もなく、脂肪が付きにくい条件が揃っています。
夜型人間は、夕方から食欲が上がり、夜中に食事をすることが多くなります。
人間の体は、夜に摂ったカロリーを脂肪として蓄えようとするのです。
さらに、活発に消費するお昼の時間に体を動かさないことも重なって、余計に脂肪が付きやすくなってしまいます。
女性の魅力を高めるためには、朝型人間になって規則正しい生活をする方がどこからどう見ても良いのです。
私が実際に試した「早起きをする方法」
朝時間は、自分時間を確保するには一番確実な時間帯です。
しかし、そう簡単に早起きはできないもの。
そこで、私が実践してみた早起きの方法をご紹介します。
あなたに合った早起き方法を見つけてみてください!
早起きをする
具体的な方法
目覚まし時計の使い方を工夫する
お酒の量に気をつける
30分早く起きることから始める
2度寝は絶対にしない
90分の倍数で睡眠時間を設定してみる
起きたら軽く運動する
睡眠時間を削るのではなくズラす
食事の量を減らす
休日も同じ時間に起きる
早起きのプチご褒美を用意する
目的をしっかりと持つ
朝やることを決めておく
今では朝4:00起きでも平気です!
目覚まし時計の使い方を工夫する
私は早起きをはじめたばかりの頃、目覚まし時計は2個使っていました。
枕の下にスマホを置き、タイマーをセット。
普通の目覚まし時計は少し離れた所、ベッドから出ないと止められないような位置に置きました。
時間が経つにつれて身体も慣れ、目覚まし1個だけでも大丈夫になりました。
お酒の量に気をつける
お酒が大好きな方は、早起きに慣れるまで量を控えた方が良さそうです。
お酒を飲むと寝つきはよくなるけれど、起きるのがとてもつらくなります。
お酒が大好きな私は、調子に乗ると飲みすぎてしまうので、量を決めてそれをゆっくり味わうようにしていました。
30分早く起きることから始める
起床時間を早くするには、焦らずゆっくりがいいでしょう。
いきなり2~3時間早起きするぞ!というのは、よっぽどの目的と覚悟がない限り続かない荒療治です。
無理なく続けるには、無理のない早起き計画が必要です。
まずは今起きている時間から30分、早く起きるように目覚ましをセットしてみてはいかがでしょうか。
1週間~1か月連続で起きられるようになったら、次は+30分で日頃より1時間早く、それにも慣れたらもう+30分…と徐々に起きる時間を早くしていくのです。
じっくり、ゆっくり始めましょう!
2度寝はしない
朝フッと目が覚めてしまうことってありませんか?
そして時計を見て「あと1時間寝ることができる…」と至福の2度寝。
実はこの2度寝、身体的には特にメリットがないんです。
むしろデメリットのほうがたくさんあります。
2度寝のデメリット
体内時計を狂わせてしまう
精神的ストレスがたまる
美肌&ダイエットの敵
時間の無駄
二度寝は、体内時計を狂わせてしまい、眠りにくい体になってしまう可能性があるんです。
また、2度寝してしまったせいで寝坊した日には、罪悪感から精神的ストレスを感じてしまいます。
また、二度寝による体内時計の乱れによって、美肌づくりやダイエットに効果があると言われる「コルチゾール」というホルモンがうまく出てくれないのです。
まったく良いことはありません。
ある鉄道会社の社長さんが「1度夜中に起きてしまったら、ラッキーだと思って飛び起きる。眠りが浅いから起きてしまったわけで、眠りの浅いということは体が睡眠を欲していないということ。だったら喜んで起きて仕事をする」という話がありました。
その代わり注意が一つあり、「朝早く起きてしまったから昼寝する」ということはしないように、昼間はいつもと同じような生活を心がけます。
そうするとその日の夜は、起きる時間まで深い睡眠を取ることができます。
このようにして体内時計を調整していくわけですね。
二度寝をしなくなってから、私はすこぶる体調が良くなりました。寝起きは辛い時がありますが、それは最初の10分くらいだけ。目覚めの儀式(シャワーを浴びる、顔を洗う)をすればすっきりさわやかになります。
90分の倍数で睡眠時間を設定してみる
早起きをするためには、寝る時間、もしくはベッドに横になる時間を決めた方が良いです。
私は22:00には寝ること目標にして、例え眠くなくても22:00にはベッドに入るようにしていました。
どうして私が「22:00」に寝ると決めたのか。
それは、睡眠のメカニズムを考えたからです。
睡眠には「ノンレム睡眠」「レム睡眠」という2種類があるのはご存知ですか?
ノンレム睡眠は「脳の眠り」で、レム睡眠は「身体の眠り」と言われています。
まずノンレム睡眠から始まり、次第に深い眠りになっていきます。
深い眠りが20〜30分続いた後に浅い眠りに引き戻され、またレム睡眠になる、この周期が90分と言われています。
グラフに書くと、まるで波のようになります。
この睡眠周期を活用すれば、深い眠りの時に目覚まし時計に無理やり起こされることもなく、身体が楽なタイミングで爽快に目覚めることができるんです。
4時間半、6時間、7時間半など、自分にあった90分倍数で決めて目覚まし時計をセットします。
そこから逆算して、寝る時間を決めるのです。
起きたら軽く運動する
朝、軽く運動をしてから1日を始めると、その日はすっと快活に過ごせることが多くあります。
血流が朝1番から良くなっていると、脳の働きも活発になるんです。
30分くらいウォーキングやランニングが出来れば最高ですが、子どもがいる場合、家を空けるのは好ましくない場合もあります。
そんな時はラジオ体操やヨガでもOKです。
私はラジオ体操を本気モードでやっています。かなり気分がすっきりしますよ!
大掛かりなことでなくても、
起きたらベッドの中でお尻に思いっきり力を入れる(何回も)
深い深呼吸を何回もする(たまに息を止める)
といった行動をしても、目が冴えてくることもあります。
これなら周りに迷惑をかけずに済みますね。
睡眠時間を削るのではなくズラす
資格の勉強をしよう!持ち帰った仕事を処理しよう!家事をしよう!
そう思った時、どこの時間を当てようと考えますか?
真っ先に思い浮かぶのが「子どもが寝た後」ではありませんか?
子どもが起きているときは、集中なんてさせてくれません。
それに昼間、子どもは保育園や学校に行っている分、家にいる時間は親にべったりさせてあげたいと思うのもまた親心。
家事・仕事・勉強もしたいのは山々ですが、子どもが起きているときは極力避けて、一緒にラブラブしたいものです。
しかし、子どもとご飯を食べ、お風呂にも入って気持ちが緩んでしまうと、ママにも一日の疲れがドッと押し寄せます。
そりゃそうです、激務をこなしているわけですから疲れが出ないわけがありません。
半分寝ながら仕事や勉強をしても、実は全然はかどっていないものです。
だったら思い切って、子どもと一緒に寝てしまうのはいかがでしょうか?
例えば、子どもは21時ごろに寝ていたとします。
だったら、ママも21時に一緒に寝てしまうわけです。
睡眠時間はいつも通りの7時間にするので、朝4時に起きる。
すると、2時間ができるわけです。
朝の2時間と夜の2時間。同じ2時間だけど、何かが違うんです!
朝の時間は夜の時間と違って前日の疲れも取れていますし、ご飯の消化も終わって胃もスッキリしています。
さらに、外は静かです。
睡眠時間を削っているわけではありませんから「寝不足」というストレスはないはずです。
また、子どもの寝つきが悪いとお悩みの方にもおすすめの方法です。
うちの子どもで実験してみましたが、寝に入る際、付き添っている親の顔をチラチラみていることがあります。
このとき、親が目を閉じてゆっくり呼吸をしていると安心して、子どもも目を閉じるんです。
そしていつの間にか寝てしまうのです。
その際に手をつないでいたり、腕枕をしたりと、親と体のどこかが触れ合っていると、より寝つきが良いですね。
食事の量を減らす
私は「短眠法(睡眠時間を短くする方法)」という本に影響を受け、1日4時間30分睡眠に挑戦していた時期があります。
この時に気を付けたのが「食事」です。
食事を極力減らさないと、睡眠時間は削れないものなのです。
食事を取りすぎると、いくら私が「短眠で平気」なんて言っても、昼あたりに眠くなってきてしまいます。
眠くなる理由は、食物の消化のためエネルギーが胃に集中してしまうから。
消化に使った内臓は疲れるので、使えば使った分だけ睡眠で休めようとするのです。
睡眠時間を減らそうとするのであれば、食事の量は少な目にすると眠気が少なくなります。
休日も同じ時間に起きる
「休日ぐらいゆっくり寝ていたい!」
平日は朝早くに起きて家事や仕事をしているわけですから、休日くらいはゆっくりと寝ていたいと考える人は、そりゃ多いことでしょう。
しかしここはグッとこらえて、平日と同じくらい休日も早起きすると、より早く、早起きに慣れることは言うまでもありません。
休みの日に生活リズムが崩れると、どうしても次の仕事の日、早起きが辛くなります。
一度生活リズムが崩れると、取り戻すのに3日はかかるとみて良いでしょう。
こう考えてみてはいかがでしょうか。
休みの日だと家族の起きてくる時間が遅いです。
仕事がないので時間制限はありません。
自分の時間がグンと増えますよね。
忙しい方ほど、休日の日こそ早起きするべきなのです。
早起きのプチご褒美を用意する
「明日は、あれがあるから起きるのが楽しみ~♪」というものを作ってみるのはいかがでしょうか。
そのかわり、朝以外は我慢することがポイントです。
せっかくの喜びが薄れてしまいます。
例えばこんなご褒美を自分にプレゼントするのはいかがでしょうか。
朝ごはんを豪華に!
夜の暴飲暴食は翌朝に響きますし、何より太ってしまいます。
食べたら食べただけエネルギーとしては消費されずに体にため込むようにだきていますから、あとは寝るだけの状態では太るのは当たり前です。
だったら翌朝の楽しみに取っておくというのはどうですか?
夜のうちに食べたいものをセッティングしておいて、ワクワクしながら就寝。
寝起きにすぐ食べられるように、夜のうちに調理しておきます。
朝はそんなに大量に食べられないですから食べすぎることもありません。
さらに夜までにエネルギーとして消費されるので、太ることもないですよ!
とっておきスイーツを食べる
甘いものを食べているときは、本当に幸せですよね。
しかし、昼間食べると血糖値が急激に上がってしまい眠気を誘います。これでは仕事になりません。
夜食べると、そのまま贅肉になってしまいます。
だったら朝に思う存分食べちゃいましょう!
ある女優さんは、チョコレートを枕元に置いて寝るそうです。
長起きたら、ベッドの上で食べちゃいます。
その代わり、朝以外チョコレートは一切食べません。
そうすることで、より朝起きるのが楽しみになるんだそうです。
好きな音楽を聞く・ドラマや映画を1本見る
子どもを持つママだと、音楽すらじっくり聞くことができません。
ドラマや映画もそうです。
落ち着いて自分の好きな音楽を聴けるのは、静かな朝の時間か、一人になることのできる通勤の時間ぐらいしかないんですね。
曲のジャンルによって気分も変わります。ゆったりした曲は気持ちも落ち着くし、テンポの速い曲はテンションが上がります。
それに、最近のドラマはだんだんと面白くなってきました。
しかし子どもがいると、良いシーンで騒ぎ出したりするんですよね。
じっくり集中してみるには、朝の静かな時間が一番です。
自分ケア
まずお風呂にゆっくりつかり、体を目覚めさせます。
そして顔のメンテナンスを時間をかけてやります。
化粧水、乳液、美容液、そしてパック。
イスに体を預けながら目を閉じる。
美容成分が肌に浸透するのをイメージしながら…この時間がたまりません。
その後の化粧ノリも良くなりますし、気持ちがいい!
それに、毎日どこかの時間で時間をかけてお手入れしないと、保湿不足でしわやシミが増えるのが現実のようです。
目的をしっかりと持つ
何となく早起きをしようと思っても、意識が強くなければ毎日続けることができません。
なので、早起きをする目的を明確にすることはとても大切なことです。
我が弟が「短眠法(1日4時間睡眠)」を3年実践した結果、最終的には「早起きをする目的がないと長続きしない」という結論に達したそうです。
「早起きが身体に良いらしいからやろう」という曖昧な目的ではなく、もっと具体的に「早起きをして朝食を手間をかけて作ろう」「朝起きたらウォーキングをしてダイエットをしよう」「1時間は資格の勉強をする」というふうに目標設定をすると、長続きしやすくなります。
朝やることを決めておく
朝起きるのが億劫になってしまう原因の一つに、「何をするのか具体的に決まっていない」ということが挙げられます。
例えば「資格の勉強をする!」と決めていても、具体的にどこをどのように、どこまで勉強するか決まっていない方もいるでしょう。
そこで、前日のうちに細かく決めちゃうのです。
例えば勉強だったら、決めた範囲の過去問題を2回解く。
家事だったら、皿洗い→洗濯→朝食づくりなど、具体的に決めることで、自分に気合が入ります。
家事のTODOリストをつくるのが家事時短のコツ!実際にやってみた
朝型人間になって良かったこと 体験した方の話
朝型人間になると、こんなメリットがあると言っている先輩主婦がいます。
朝方人間になって良かったこと
先輩主婦体験談
体調がよくなった
仕事がはかどるようになった
肌がキレイになった
時間や心にゆとりが持てるようになった
朝バタバタしなくなった
子どもにイライラしなくなった
時間を効率的に使えるようになった
気分がすっきりするようになった
朝から時間に追われることがなくなるのが、精神的にも肉体的にも良いようです。
朝方人間 こんな悩みを抱えている人におすすめ
もし今、こんな悩みを抱えている方はすぐに早起きを実践してみてください。
朝方生活
おすすめな方
体調が悪い
仕事がはかどらない
肌荒れが気になる
心にゆとりが持てない
時間を効率的に使えない
いつも時間に追われている
時間がなくてイライラする
気分がすっきりしない
きっと何かしら変化があるでしょう。
まとめ
早起きはこれでもか!!というくらいメリットがあります。
私が一番心揺さぶられたのは、性格が前向きで明るくなる、というところです。
超ネガティブ人間の私は、日々考えていることは後悔ばかりで、人生が楽しくありません。
早起きをするだけでこの自分でも嫌になる性格が変わるのなら!
そして早起きしてできた時間で資格をゲット!自分時間ゲット!一石二鳥です。
また、早起きするうえで一番大事なのは「時間の大切さをよく知っておくこと」です。
そうすれば「寝ている時間がもったいない!」「無駄な時間なんて1秒もない」と、1度目が覚めたら飛び起きるようになります。