子どものドライヤー 簡単にサクッと終わらせたい悩み
うちの娘たちは、長い髪が自慢。
しかし、シャンプーの後に乾かす私の身になってみてください。
すごく時間がかかる!めんどくさい!
でも、乾かさないと翌朝の寝グセはひどいし、香りも良くありません。
かといって無理やりやると、子どもたちは嫌がります。
長い時間、じっとしているのが嫌な様子。しかも夏場は暑くて、さらにドライヤーは熱いし…困ったものです。
それは大人の私も同じ。
乾くまで時間がかかるし、熱いし…。
この時間がもったいないと思ってしまいます。
ではどうやったら簡単に、早く髪を乾かすことができるのかを調べてみました。
髪の自然乾燥はNG!きちんとドライヤーで乾かそう
髪を乾かさずに寝てしまうと、次の日面倒なことが2つあります。
「髪が傷む」「ニオイがする」の2つです。
濡れたままの髪の毛はキューティクルが開いているので、とてもデリケートな状態になっています。
私はこのことを知るまで、面倒で髪を乾かさないまま寝てしまうことが何度もありました。
結局寝グセはすごいし、香りも悪く、朝もう一度髪を洗いなおす羽目になっていました。
これでは時間の無駄です。
そういえば会社の先輩が「お取り寄せシャンプー(値段高め)を使っているのに香りが良くない。これ、あんま良くないわよ」と言っていましたが、実はシャンプーは悪くありません。
朝の髪トラブルの原因は、ほかの髪や枕などと摩擦を起こした髪からキューティクルがはがれおち、水分が足りなくなってしまったこと、においは何かしらの菌が増殖してしまっていたことが原因です。
自然乾燥は様々なトラブルを引き起こしますので、洗ったあとの髪の毛は、しっかりとドライヤーで乾かすことが大切なんですね。
頭皮トラブルの原因になる
イヤなニオイの原因になる
まずはおさらい!正しい髪の乾かし方
皆さんはどうやって髪を乾かしていますか?
私は…適当です!
まずは正しい髪の乾かし方をチェックしていきましょう。
正しい髪の乾かし方
①しっかりタオルドライをする
②頭皮に直接ドライヤーをあてる
③根元から毛先に向かってドライヤーをかける
④全体を冷風で冷やしてキューティクルを引き締める
⑤ブラシやクシで髪の毛を整える
解説していきます。
きちんとタオルドライをする
シャンプー後の髪はこすらず、タオルではさんで水を押し出すようにして、髪の毛から水分を抜きます。
【正しいタオルドライの方法】
①洗髪後、手で毛先をキュキュっと絞って、水気を切ります。
②乾いたタオルを頭に当て、指の腹を小刻みに動かし地肌と根元の水分を揉むように優しくふき取ります。
③髪の中間から毛先は、タオルで毛束を挟んでやさしく押さえ、水気を吸い取ります。
ここでしっかり水分OFFするのとしないのとでは、髪にドライヤーを当てる時間が大きく変わってきます。
頭皮に直接ドライヤーをあてる
髪の毛をかきわけて頭皮を出し、その頭皮に直接風をあてるようにして、ドライヤーをかけます。
頭皮からドライヤーまでの距離は、20㎝はキープするようにします。近いよりも離していた方が、髪の乾きは早いです。
同じところにばかりに風をあてないよう、ドライヤーを揺らしながら風をあてていけば、頭皮が乾燥しすぎることもなくなります。
忙しくて乾かす時間がない時でも、菌の繁殖を抑えるため、頭皮近辺だけは乾かしておくといいですよ。
根元から毛先に向かってドライヤーをかける
先に根元を乾かし、毛先に向かってゆっくり風邪を当てていきましょう。
もし髪にボリュームを出したい場合は、下を向きながらドライヤーで乾かします。
全体を冷風で冷やしてキューティクルを引き締める
ドライヤーについている「冷風機能」を使っていますか?
実は冷たい風を最後にかけると、髪にツヤが出るんです。
また、セットした髪を長持ちさせることもできます。
夏は涼しくなるので、是非使ってみてください!
最後にブラシやクシで髪の毛を整える
ドライヤーで乾かしている途中にブラッシングをすると、髪の毛を傷める原因となります。
ブラシの摩擦でキューティクルが傷ついてしまいますし、そうすると髪はパサついてハリがなくなってしまいます。
なので、ブラッシングは髪の毛が乾いたあとにするのがポイントです。
髪に優しい時短でできる髪の乾かし方
髪を早く乾かす方法を、具体的にいくつかご紹介していきます。
超時短!
髪を乾かすテクニック
マイクロファイバーのタオルを使う
乾いたタオルの上からドライヤーをかける
ドライヤーをする場所を選ぶ
マイクロファイバーのタオルを使う
よりドライヤーを時短するために、私は普通のタオルではなく吸水性の高いタオルを買いました。
☟imaa(アイマ)
ヘアドライマイクロファイバータオル
水分の吸収スピードは一般的なタオルの1/3。
ドライヤーをかける時間を大幅に短縮してくれます。
手触りが最高です!
マイクロファイバーのターバンを使うのも効果的です。
とくにお子さまにおすすめ!
☟オカ(OKA)
乾きやすいバスヘアターバン
帽子型でもいいのですが、ヘアバンドタイプの方が子どもたちの髪を入れやすいと思いました。
長い髪でもしっかりまとめることができます。
乾いたタオルの上からドライヤーをかける
濡れた髪をタオルでおおい、その上からドライヤーをあてるという方法です。
どうしてこの方法で髪の毛が乾かせるのかというと、タオルの中がサウナ状態になり、髪の水分がタオルに吸い込まれていくという仕組みだから。
タオルに吸い込まれた水分はドライヤーの熱で外へ飛ばされていきます。
髪に直接ドライヤーの熱があたることもないので、熱で髪が傷んでしまう…ということも少なくなる、一石二鳥の方法です。
ドライヤーをする場所を選ぶ
「洗面所や脱衣所で乾かさない」というのも、重要なポイントです。
お風呂から上がった直後のバスルームや洗面所は、蒸気が充満して湿度が高い状態です。
そこでドライヤーを使っても、なかなか髪が乾きにくい場合が多いのです。
リビングや寝室といった湿気の少ない場所でドライヤーを使うことで、乾かすスピードがさらに加速します。
冬の時期は、自分の濡れた髪での部屋の加湿効果も期待しています。
ドライヤーの冷風機能を活用しよう!
ほとんどのドライヤーについている「冷風機能」、みなさんは使用していますか?
使い方が良く分からないので、私は夏場暑いとき髪を乾かす時に熱風は熱くて嫌だから冷風で…とか、ちらし寿司を作るときのご飯を冷ます時に…という使い方をしていましたが、間違っていました。
ドライヤーの冷風機能の素晴らしさを解説していきます。
ドライヤー冷風機能のメリット
ドライヤーの冷風機能を使うメリットはたくさんあります。
ドライヤー冷風機能のメリット
セットしたヘアスタイルが長持ちする
髪がツヤツヤになる
寝グセをつきにくくする
熱から髪の毛を守る!
セットしたヘアスタイルが長持ちする
髪の毛の主成分はたんぱく質です。
たんぱく質は熱を加えるとやわらかくなりヘアセットに適した状態になりますが、スタイルが決まったからといってここで終わらせてはいけないんですよね。
セットし終わった後「冷風機能」を使って一気に冷やすことで、柔らかくなっていたたんぱく質が固まってスタイルが固定されます。
スタイリング剤を大量に使うより、まず先に冷風機能の効果を試してみたほうがコスト、時間節約につながる気がしてきませんか?
髪がツヤツヤになる
温風をあてた髪はキューティクルが開いたままになっているため、そのまま放置するとツヤのないパサついた髪になってしまいます。
そこで活躍するのが「冷風機能」です。
最後のお手入れで冷風を当てることで、開いたキューティクルがキレイに閉じ、ヘアケアが行き届いたきれいな髪に見せることができます。
寝グセをつきにくくする
しっかり髪を乾かして寝たはずなのに、翌朝起きたら寝グセがついてたという経験はありませんか?
原因は、寝ている間に髪の毛が冷え、その過程で周りの水分を吸収しているからです。
頑固な寝癖がつく前に「冷風機能」を使用し、先に髪の毛を冷やしてしまいましょう。
寝グセがつきにくくなり、朝のスタイリングが格段に楽になります。
熱から髪の毛を守る!
髪の毛は、100度以上の熱だと傷んでしまうんです。
そのため、全体が乾いてきたら温風と冷風を交互に使ってクールダウンするようにすると髪の毛が傷みにくくなります。
少しでも早く乾かそうと温風だけを使用すると、髪の毛が乾燥して傷む原因になるだけでなく、髪型もなかなかまとまらず、かえって時間のロスになることもあります。
ドライヤー冷風機能の使い方
ドライヤーで髪の毛が9割ほど乾いてきたら、冷風機能に切り替え、20㎝ほど離して当てるだけ。
開いていたキューティクルが冷やされることで閉じ、髪全体にツヤが出てきて天使の輪ができます。
自分でも効果があったので子どもに試してみたら、より美しい髪になりました。
身体に害はないですし、ドライヤーが熱くて嫌がる子どもも大満足!
特に夏の暑い時期は喜ばれます。
キレイな髪を目指して乾かし方を工夫しよう
髪を乾かすこと、わたしにとっては長時間拘束される、ぜひ時間短縮術を講じたいものの一つです。
そしてドライヤーの「冷風機能」。
これって今すぐできる簡単な美容法ですよね。
実際やってみましたが、やるのとやらないのとの差ははっきりしてますね。
特にシャンプーもリンスも特別なものを使っていなくてもこのツヤが出るんです。
あとは今使っているシャンプーとリンスがなくなったらノンシリコンシャンプーに切り替えて、そしてヘアパックも買って…。
どんなに素敵な髪になるんでしょう。
ワクワクが止まりません。
髪は女の命。
しかし、手入れを怠ると一番先に「老い」が見えてくる部分でもあります。
日頃からケアをして「生活に疲れた感」からおさらばしたいですよね!