誰も教えてくれないデリケートゾーンの洗い方
親も学校でも教えてくれなかったデリケートゾーンの洗い方。
「どうやって洗ってます?」なんて恥ずかしくて聞くこともできずに今日まで生きてきました。特に生理中の匂いは凄いんです。
そして私は女の子のママ。
正しい洗い方を教えてあげられるのは私しかいません。
この辺で正しい洗い方をマスターして、子供たちにも伝えた方がいいのではないかと思い始めました。
ある程度子供が大きくなってからだと話題にするのも恥ずかしいですが、小さいうちならいいかもと思い、小学校1年生の子供に伝える決心をしました。
デリケートゾーンのケアが不十分だとどうなる?
デリケートゾーンのケアが不十分だと、雑菌が繁殖して嫌な臭いを放ったり、かゆみの原因にもなったりします。
雑菌の例としては、カンジタ菌や大腸菌などが挙げられます。
膣カンジタ…膣の中にあるカンジタ菌が増殖して、おりものやかゆみなどの気持ち悪い症状を起こす病気。
大腸菌…腸内にいる細菌。普通病原性はないが、いくつかの大腸菌に病原性のあるものがいる。腹痛や下痢を起こす。
臭いやかゆみに悩んでいる女性は多く、私はよく「おりもの」が出ているときにかゆくなってしまいますが、洗い方を見直すだけでそんな悩みがすっかり解消してしまった!ということも往々にしてあるそうです。
デリケートゾーンは複雑に入り組んだ構造ゆえ、おりものなどの分泌物がこびりついた垢、尿、それに時にはトイレットペーパーがこびりついていたりと汚れやすいものです。
更に、大陰唇には汗腺も多く分布しているため、わきと同じように放っておくとどうしても臭ってしまうそうなんですね。
そこで、「今まで何となく適当に済ませてきた」という方は、是非一度、洗い方を見直してみましょう。
デリケートゾーンの間違った洗い方
かゆみやニオイでお悩みの方、もしかしたこんなことをしていませんか?
・ナイロン系のボディタオルで洗っている
・熱いお湯をあてている
・特に何もしていない
間違った洗い方をしているのあれば、正しい洗い方を身につけて陰部を清潔に保つようにしたいですね。
実践!デリケートゾーンの洗い方
正しいデリケートゾーンの洗い方にはいくつかポイントがあります。
✅泡立てた石鹸で洗う
✅前から後ろに洗う
✅毛もしっかり洗う
✅指の腹で洗う
✅しっかりすすぐ
✅できればデリケートゾーン専用の石けんを使う
一番のポイントは優しく洗うこと。
ナイロン系のボディタオルでゴシゴシこするのはやめましょう。
洗うたびに、デリケートゾーンに強い刺激を与えることになります。
すると、炎症を起こして痛みを伴ったり、そこから細菌が入ってしまうことがあるからです。
デリケートゾーンは手で洗う事が基本中の基本です。
泡立てた石鹸で洗う
デリケートゾーンは皮膚が薄く粘膜も多いので、石けんやボディソープを直接塗るのではなく、手や泡立てネットで泡立てたもので優しく洗うようにしましょう。
まるで顔を洗う時のようにです。
ただ洗顔と違うのは、細かい部分に垢や汚れがたまりやすく、シャワーで流したり泡をのせたりするだけでは落ちません。
指の腹を使って、傷つけないよう気を付けながらもしっかり洗います。
前から後ろに洗う
前から順に、陰毛、陰核、性器部分、会陰部分と洗っていき、最後に肛門の順に洗っていくといいです。
もし後ろから洗うと、お尻の汚れが前にくることになります。
大腸菌がデリケートゾーンに入ってしまうケースもまれにあるので、注意が必要です。
毛もしっかり洗う
陰毛は、根元の肌をマッサージするようにしっかり洗い、最後に手で軽く毛の流れに逆らう様にひっぱり、抜ける毛は抜いてしまいます。
他の体毛と同じく周期的に抜けるものなので、こうすることでショーツに抜け毛がつくのを抑えられます。
指の腹で洗う
こすりすぎに気を付けながら、垢がたまっている部分を重点的に指の腹を使って汚れを落としていくのですが、爪を立てて洗うのはNGです。
特に、陰核の包皮に隠れている部分や、大陰唇と小陰唇の間の溝は、恥垢が溜まりやすいので注意して優しく洗いましょう。
しっかりすすぐ
最後にシャワーですすぎ、恥垢などをしっかり洗い流します。
石けんカスがのこっているとかゆみの原因になります。
ぬるめのお湯で丁寧にすすぎましょう。
できればデリケートゾーン専用の石けんを使う
これらの方法を試してもかゆみやニオイが落ち着かない場合、もしかしたら使用しているボディソープや石けんが、肌に合っていないのかもしれません。
他の皮膚は大丈夫でも、デリケートゾーンの皮膚は特別弱いので、刺激が強すぎるのです。
その場合は「デリケートゾーン専用石けん」を使ってみることをおすすめします。
例えば医薬部外品のデリケートゾーン石けん「イビサソープ」。
☟イビザソープ 公式サイトはこちら!
蒸れによるニオイだけではなく、汗や血のニオイにもアプローチしてくれます。
イビサに配合されているイソプロピルメチルフェノールとグリチルリチン酸が、ニオイの原因になる汗と菌と戦ってくれます。
ニオイに着目したデリケートゾーン用石けんです。
ポンプ式だからきれいな泡な状態で出てきてくれるので、自分で泡立てる必要が泣く短時間で洗うことができます。
「もしかしたら匂っているかも…」と気になっている方に是非試してみてほしい石鹸です。
☟イビサソープ
デリケートゾーンを洗う時の注意点
「丁寧に洗っているけれど、臭いが気になる」「ボディソープで洗うとかゆくなる」といった方には、例えば「イビサソープ」のように、デリケートゾーン専用の石鹸というものもあります。
臭い対策に重点を置いたものや、刺激が少ないものなど様々なタイプのものがあるので、一度試してみるのもいいと思います。
しっかり洗うのは大切ですが、膣内まで指を入れて洗う必要はありません。
膣内は常に弱酸性に保たれ、病原体や雑菌の侵入や繁殖を防いでいます。
石鹸で中まで洗ってしまうと、この自浄作用が低下してしまいます。そうなると膣炎などを起こしてしまう危険があるので注意してください。
また、生理中は、普段よりもデリケートな状態になっているで、傷つけないようにいつも以上に優しく洗うよう心がけましょう。
生理の終わりかけなら、ウォシュレットトイレについているビデやシャワーで膣内に残っている血液を軽く洗い流しても大丈夫ですが、基本的には指を突っ込んだりして膣内まで洗う必要はありません。
アンダーヘアは短く切っておく
長いアンダーヘアは、ニオイを閉じ込めたり蒸れの原因にもなります。
できれば2㎝くらいまでハサミでカットしておくと、かなり快適に毎日を過ごすことができます。
私も最近はずっと長い毛をはさみでカットしていますが、
✅トイレットペーパーで拭きやすい
✅蒸れにくい
✅匂いが減った
✅生理の時快適
✅お風呂で洗いやすい
などのメリットがありました。
トイレに行って用を足した後トイレットペーパーでふき取るわけですが、毛が長すぎると手についてしまうことがよくありました。2㎝くらいまで短く切ったあとは手につくことがなくなるし、匂いや蒸れが少なくなりました。
また、生理の時の血が毛に付きにくくなるので、ナプキンも快適につけることができます。
無駄な毛がないのでお風呂でも洗いやすいので、清潔を保ちやすいのです。
まとめ
デリケートゾーンはその名の通り繊細な部位なので、特に注意して清潔に保ちたいところです。
しかし、学校でも家でもその洗い方は教えてくれません。
まずは自分がしっかり洗い方をマスターして、子供たちに伝えていきたいところです。
手で、優しく、しっかりと洗うことを、子供が思春期に入る前に教えられればいいなあと思っています。