【兄弟姉妹育児】上の子にNGの言葉はこれ!私の体験談

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兄弟姉妹の育児 上の子を最優先に扱うことで情緒が安定する

急に「上の子」にされてしまった子供はきっと戸惑っているはず

ママには子供たちにしつけをしなければなりません。

良い子に育ってほしい、という思いが強ければ強いほど、つい口が出てしまいます。
しかもマシンガンのように次々と…。

そんな問い、子供はママの言葉をどのように受け止めているのでしょうか。

 

私は一時期、そんな自分が嫌で一切注意しない時期がありました。
しかし、それだと子供は「何をやってもいい」と勘違いしてしまい、外でも同じようなことをしてしまうんですよね。これはまずいです。

今日は弟・妹が生まれた「上の子」にスポットを当てて考えてみます。
上の子には「言ってはいけないNGワード」があるんです。

 

まずはママが上の子供の気持ちを想像してみて

それまで両親の愛情を独り占めしてきた上の子。

ところが、突然現れた新生児の出現で、両親の自分に対する態度が変わります。
自分だけを見てくれなくなってしまうのです。

そんな時上の子はどんな気持ちになるのでしょうか。

「ママが取られた」「寂しいな」「もっと自分を見てほしい」そんな気持ちになっているのではないでしょうか。

「お兄ちゃん、お姉ちゃんになったんだから、もっとしっかりしてほしい」「自分のことは自分でやってほしい」は両親の本心です。

でもちょっと待った!( ・ὢ・ ) ムムッ

上の子だってまだ子供、親の愛情をたくさんほしい年ごろです。

しかも上の子は、なりたくて最初に産まれてきたわけではないんです。

親には自分のことをもっと見てほしいのです。

だから突然現れた新生児に嫉妬もするし、赤ちゃん返りをして「寂しい」を身体でアピールするのではないでしょうか。

好きでお兄ちゃんになったわけではない子に「もうお兄ちゃんになったんだから、自分でやって!」「もう〇才なんだから!しっかりして」と言うのは、寂しい上の子にとっては逆効果です。

ここで両親が対応を間違うと、その後の兄弟の関係が悪くなってしまう可能性もありますので気を付けたいですね。

 

上の子にいってはいけないNG言葉

2人目の子が産まれてから、上の子が赤ちゃん返りをしたり、言う事をきかなくなったり、小さい赤ちゃんをいじめてしまったりすることはありませんか?

そんな場合、まずはママの言動を思い返してみてください。

知らず知らずのうちに言ってはいけない「NGワード」を、上の子に行ってしまっているかもしれませんよ。

 

お兄ちゃん・お姉ちゃんなんだから○○しなさい

好きでお兄ちゃんお姉ちゃんになったわけではありません。
下の子のせいで…と思うようになってしまうかもしれませんよ。

「お兄ちゃん・お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」は禁句です。

私はこの言葉を言われ続けていたので「私より弟の方が可愛いのね」とずっと思ってきました。そのくらいつく言葉です。

こんな使い方がいいですね。
「さすがお兄ちゃん!」
「さすがお姉ちゃん!」

 

もう○○歳なんだからやりなさい

「もう30歳なんだから、外に飲みに行くのはやめなさい」
「もう30歳なんだから、結婚しなさい」
「もう30歳なんだから…」

この「30歳」の根拠がわからないですよね。

なんで30歳は飲みに行ってはいけないのでしょうか。

30歳だと結婚しなければならないの?40代だって50代の方だって結婚している人はたくさんいます。

それは子供も同じことです。

もっと具体的に
「脱いだ服は洗濯かごにいれてくれると、ママが洗濯機を回す時に楽なのよ。」
「靴を自分で履いてくれると、ママは嬉しいわ」
と伝えた方が分かりやすいですね。

 

可愛くないわね

下の子もいる中での上のこのお世話は、ママの心の余裕を根こそぎ奪います。
あたふたしている時に上の子が反抗的だったときに、私が上の子に言ってしまったんですよね。

するとかなり心が傷ついたようで、長い間「私、かわいくないんでしょ」「チビ姫ちゃんの方がかわいいんでしょ」と何度も言ってきました。

ママ、反省しました˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚

言ってしまうと本人には深い心の傷を負わせます。
気をつけましょう。

 

■point■
もしつい言ってしまったら、そのあと100回以上「かわいいね」を言ってあげましょう。これで子供の心は癒されます。100倍返しです。

 

早くしなさい

2人を保育園に連れて行くときなど、時間が迫っているときはつい口にしてしまいがちの言葉です。

子供を急かすと、心に余裕がなくなってしまいます。
何故早くしなければいけないか、具体的に理由を伝えましょう。

「会社に遅刻して、みんなに迷惑をかけてしまうんだよ」
「今日は遠足に行くから、〇時までに来るようにって先生が言ってたよ」

急かす理由がないのだとしたら、それはママの心の余裕がないだけかもしれません。

少しくらい待ってあげてもいいじゃないですか。

その時、是非子供の真剣に何かをしている顔を見てあげてください。

口をとがらせていたり、瞬きするのを忘れていたりと、悶えるくらい可愛いですよ。

 

上の子との接し方 こうすれば機嫌が良くなる!

新しい家族を迎えても、家庭円満に、上の子も気持ちよく生活させるには、ちょっとした工夫が必要になってきます。

このようにしたら、上の子・下の子・ママ、みんな円満に過ごせるかもしれませんよ!

 

 

上の子の要求が最優先

上の子の要求を最優先で叶えてあげよう上の子が「○○取ってちょうだい」「のど乾いた」「お腹すいた」など、自分の要求をぶつけていたら、まずは上の子の対処です。

何かを取る、水をコップに汲んであげるなどは、時間にしたらすぐできることです。
むしろ言葉にしてくれるから分かりやすくて良いですよね。

先に満足をさせてやり、静かになったところで下の子の世話をするようにしましょう。

また、抱っこを兄弟姉妹同時にせがまれることが多々あります。
その時は上の子が先です。

上の子が満足するまで抱っこし続けましょう。
そのうち「赤ちゃんが泣いているよ」と言ってくることもあります。

 

上の子とのスキンシップは必ず1日1回はする

上の子のスキンシップの時間を1日に1回は作ろうできるだけこちらから擦り寄っていくようにしてみます。
嫌がられるくらいまでやると、上の子から「抱っこ~」と言われる機会が減りますね。

ママに時間と余裕がない場合、せめて保育園にいく前、保育園での別れ際だけでもギュッと抱きしめてあげるのはいかがでしょうか。
ママも子供も、心が落ち着きます。

 

抱っこではなく、話をとことん聞いてあげるのもいいですね。
今日あった楽しかったこと、どんなことをして遊んだかなどをきいてみましょう。

「ママはあなたのことをしっかり見ているよ」アピールの一つです。
きちんと目を見て話すと、子供は必死にお話してくれようとします。

一生懸命、自分の知っている単語を駆使して話す子供の顔は可愛いですよ!

 

 

一緒に下の子の世話をする

上の子と一緒に下の子のお世話をするママがうまく指示を出すと上の子も積極的にお手伝いをしてくれます。

「おむつ取ってきて」「ミルクあげてちょうだい」「赤ちゃんが泣いたら教えて」など、優しく指示を出すと忠実に任務を遂行してくれます。

お手伝いしてくれた後、「さすが、お兄ちゃんだね!」と声をかけると、とても喜びます。

 

 

 

上の子の実況中継をする

上の子の実況中継をする「あら、今テレビをみているのね。」「今、お店屋さんごっこをしているのね」と今子供がしていることを実況中継し、「ママはあなたのことを見ているよ」アピールをします。

こうすることで「ママは自分を見てくれている!」と感じ、メンタルが安定するそうです。

 

また、下の子の実況中継をやってみるのも楽しいですよ。

「おっ!赤ちゃんは今寝返りを打とうとしているのではないでしょうか!?おっ!もう少しっ!」
「赤ちゃんは今おもちゃを探しているようですよ!なんと!大事なおもちゃを投げてしまいました!お気に召さなかったのでしょうか?」

また、赤ちゃんは今何を話しているんでしょうか当てっこゲームも面白いです。

「あら、赤ちゃんはなんで泣いていると思う?」
「何か話しているけど、なんて言っているのかな?もしかしてお腹が空いているのかな?」

ママよりも上の子の方が赤ちゃんの気持ちをよく分かっていることが多いです。

 

子供と2人きりになれる状況を作る

子どもと2人きりになる状況をつくる下の子は旦那さんにまかせ、その間に上のことゆっくり湯船につかるのはいかがでしょう。
2人きりで買い物に行ったりするのもいいですよね。

上の子が情緒が不安定な時に、保育士さんに「2人の時間を作ってあげてください」と言われました。

さすが子育てのプロ。

そのアドバイスは的確でした。

 

まとめ

親の苦労も途切れることはありませんが、下の子が出来る事で上の子は確実に変わります。

うちの場合は、保育園で下の子の面倒を見るようになったそうです。

それまでは歳上の子とばかり絡んでいたんですが、年齢が下の子の靴を履かせてあげたり、お着替えを手伝ってあげたりしているんですってよ。

お姉ちゃんぶり発揮です。

子供達2人ともうちと同じ年齢のママ友がいるんですが(上=男の子 下=女の子)下が産まれたばかりの頃は敵対心むき出しで、妹に攻撃的だったんですって。
でも段々と仲良くなってきたそうです。

声掛けに細心の注意を払うことで仲良くなったんだとか。
ママの気遣いのおかげかな?

 

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