「学校時間割方式」で家事時短!タイムマネジメントの訓練になった!

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家事の学校時間割方式 家事の時間短縮になるか実験してみました!

家事時短法「学校時間割方式」を試してみました!

家族や会社のためばかりに自分の時間を費やしていたら「自分の時間がもっと欲しい」と思うようになりました。

このまま老化が進んでいくのは何だかなあ…。
家族の為だけに時間を費やすのではなく、自分の為にも何かしたい。

せめて顔のお手入れくらいは入念にやりたい、資格の勉強がしたい、本を読みたい…。

でも時間がない

では、どうしてこんなに時間がないと感じるのでしょうか。

自分では休む間もなく動き回っているつもり、時間を無駄なく使っているはずなのに、なぜか自由時間を確保できずに1日が終わってしまう毎日です。

何か原因があるはずです。

もしかしたら家事に無駄があるのではないか…。

そこでまずやってみた方法が、家事の時間割方式です。

学校の時間割って、始めの時間と終わりの時間がきっちり決まっていますよね。
時間にして40~50分といったところでしょうか。

時間割は、子どもたちにとっての集中力の限度ということで計算された時間なのだそうです。
適当に決めているわけではないんですね。

この「時間が決まっている」のを家事に応用したら、もしかして家事の時間管理がスムーズにいくのではないか?と考えてみました。

そう、家事に時間制限を作るのです。

本記事では、私が家事の時間割を作って実践してみて感じたメリット・デメリットと、実際の作り方をご紹介します。

家事の学校時間割方式 私の感じたメリット

家事の時間割を作って実行してみると、「やってみて良かったな」と思う点がいくつかありました。

猿の親子家事の学校時間割方式
 私の感じたメリット

チェックボックス終了時間を意識するようになる
チェックボックス頭を使って家事をするようになる
チェックボックス手の動きが早くなる
チェックボックス隙間時間がなくなる
チェックボックスマネジメントの練習になる

終了時間を意識するようになる

家事の時間割方式は、事前に家事の制限時間を決めるので、私たちはその時間内に終わらせようと必死になります。

いままで「時間内に家事を終わらせよう!」なんて気持ち、持ったことなかったな…。

無意識のうちに動きが早くなり、結果、設定した制限時間よりも早く終わらせることができるようになりました。

今までだらだら家事をやっていたのが、よ~く分かったのです。

頭を使って家事をするようになる

家事の最中、私は全く頭を使っていなかったことが分かりました。

昨日あった出来事とかを思い出したみたり、歌を歌いながら家事をしていました。
歌を歌いながら家事をするのは、結構ストレス発散に良いんですけれど、計画性なく、行き当たりばったりで家事をしていることが時間を無駄にしている原因だったのです。

家事の時間割方式を実行すると「中途半端で家事を終わらせるのは嫌だ」という気持ちがはたらいて、作業効率を良くしようと頭を使うようになります。

どうやったらもっと短時間で家事ができるかな~と、考えるようになるんです。

手の動きが早くなる

終了時間を意識することで、早く仕事を終わらせようと無意識に手の動きが早くなっています。
手数も多くなるので、家事もいつもより時間短縮できることも。

ほんのちょっと手の動きが早くなるだけで、家事が早く終わるし、身体もリズムに乗ってきて疲れにくくなるんです。

家事って、勢いで最後まで突っ走った方が早く終わるし、疲れもあまり感じないんですよ!

隙間時間がなくなる

一つの家事が終わったら「さあて、次は何やろっかな~?」と悩んでいること、ありませんか?
その間、手はもちろん止まっています。

この隙間時間を完全になくせば、家事は早く終わります。

家事の時間割を作ると、やるべき家事がすべて書いてあります。
次に何をするか悩む必要なんて、全くなくなるんです。

マネジメントの練習になる

もし家事にも時間制限(〆切)や段取りをするのなら、これは自分のタイムマネジメント力アップになる良い鍛錬になります。

■タイムマネジメントとは
時間の使い方を工夫することで、生産性の向上を図ること。

どのような順番で家事をすれば効率がアップするのか、どうすればもっと短時間で終わるのか。
頭を使わないと、家事の時間割方式で時間短縮はできません。

この考え方は、仕事でも応用ができます。

仕事と違って家事なら、失敗しても大したダメージがないので、家事でタイムマネジメント能力を訓練しおくのは良いことです。

家事の学校時間割方式 私の感じたデメリット

家事の時間割方式は、自分の時間認識能力を高めるためにはとてもいい方法でした。

しかし「向かない人もいるだろうなあ」と感じた点が、いくつかあります。

猿の親子家事の学校時間割方式
 私が感じたデメリット

チェックボックス子どもが小さい時は使えない
チェックボックス時間通りできないとストレスがたまる

子どもが小さければ小さいほど、時間通りに家事をすることは100%できないと思って良いです。
すると、潔癖な方は時間通りにいかなくてイライラしちゃうこともあるでしょう。

もし「時間通りにしっかりとやりたい!」と考えていらっしゃる方は、家事の時間割方式ではなく「TO DOリスト」で家事時短をしてみるのがおすすめです。

子どもがある程度大きくなったときに使えるのが、今日ご紹介している「家事の時間割方式」です。
自分の家事が時間で見えるようになるので、無駄なところがすぐ分かるようになるからです。

無駄が分かれば、後はそこを削るだけ。

一生に1回はやってみると、自分の家事時間が分かる方法です。

家事の時間割方式が効果を発揮しだしたのは、下の子が4歳になってから。ママじゃないくても良い年頃なので、家事に集中できるようになったからです。

家事の学校時間割方式 作り方のポイント

家事の時間割を作るとき、事前にやっておきたい下ごしらえや、おさえておきたいポイントがいくつかあります。

猿の親子家事の学校時間割方式
 作り方のポイント

チェックボックス最初は時間に余裕をもって作成する
チェックボックス時刻ではなく時間で考える
チェックボックスチャイム変わりのものを用意する
チェックボックス時間管理に付箋を使うと便利
チェックボックス必要のない家事がないかチェックする
チェックボックス手の動きを素早く!

最初は時間に余裕をもって作成する

ギチギチに時間を組むと、イレギュラーがあったとき「もう嫌!プンプン!」と、ストレスがたまることは間違いありません。

子どもの要求にこたえる時間も念頭に入れながら、最初は時間に余裕をもって作るといいでしょう。

後で何回でも修正できますからね!

時刻ではなく時間で考える

家事の時間割方式は、学校の時間割とはちょっと違います。

「19:00~19:15 片付け」という具体的に開始終了時間を決めるのではなく、「片付け15分間」「洗トイレ掃除5分間」といったふうに、時間を量にして設定します。

もし開始時間も設定したいなら「目安」程度にしておきましょう。

家事時間割方式の目的は、家事にかかる時間を短くすることだからです。

19:00~19:15などと時刻を決めたってうまくいかないことは、子どもがいらっしゃるなら分かってくださるでしょう。

そして、最初のうちは「15分」と決めても大体15分、という感覚でいいんです。
要は「ダラダラ時間をかけすぎない」ことを目標としてやっているのです。

チャイムの代わり(キッチンタイマーなど)を用意する

キッチンタイマーを学校のチャイムに見立てて、チャイムが鳴ったら次の家事へ進む…というように時間を意識した家事の時間割法。

色々なツールでチャイムを鳴らしてみましたが、一番使いやすいのはなんと「キッチンタイマー」でした。

AmazonのEcho Dot (エコードット) スマートスピーカーでタイマー設定をしてみると、残り時間が目に見えないのが不便でした。

スマホアプリのタイマーも使ってみましたが、濡れた手で触るのが故障しそうで怖いことと、ついそのままスマホで遊んでしまうので止めました。

キッチンタイマー最高!100円均一ショップで買いました。

時間管理には付箋を使うと便利

家事の時間割を作る時、付箋や磁石のように貼って剥がしやすいものを使うと、作りやすくなります。

何か家事の順番に不都合が現れた時、付箋を入れ替えるだけですぐに修正ができるからです。

書き換える必要がありません。

必要のない家事がないかチェックする

必要のない家事、毎日やる必要のない家事はないか、一度考えてみましょう。
「やらない」という選択も、家事の時間短縮では大切なこと。その時間がごっそり空くからです。

私の場合、毎日の洗濯やアイロンがけの頻度を減らしました。

家電ができるところは頼って、自分にしかできないことを優先にすることで、かなり時間が浮きました。

たったこれだけのことですが、かなり心に負担が減ったように感じます。

 

手の動きを素早く!

自分が家事をこなしている時の、手の動きに注目してみましょう。

思ったよりもゆっくりした動きだったりしませんか?
もっと早く動かすことはできないでしょうか。

まず、手の動きを早くするように意識してみてください。
手の動きだけに集中することで、早く家事を終わらせることができます。

手の動きに集中すると、雑念を追い払うことができて、良い気分転換になっています。

家事の学校時間割方式の作り方

では早速、家事の時間割を作ってみましょう。
時間割の作り方はとても簡単です。

猿の親子家事の学校時間割方式
 作り方

チェックボックス毎日こなしている家事を書き出す
チェックボックス毎日・週ごと・月ごとで家事を分ける
チェックボックス家事の時間を計測する
チェックボックス譲れない時間の設定をする
チェックボックス間に家事を埋め込んでいく

毎日こなしている家事の確認をする

家事の時間割を作る前に、自分がどのような家事をこなしているのか確認してみましょう。

今回は、貼って剥がせる付箋を使っていきます。

とにかく思いつくだけ書きつくしてみてください。
1家事1枚の付箋に書いていきます。

【例】

家事を付箋に書いていく

もう思いつかない!ってほど書き出してみると、思った以上にたくさんの家事をしているかが分かります。

書き出しているうちに「よくやっていたなあ…」なんて自分自身に感心してしまいました。

毎日・週ごと・月ごとで家事を分ける

次に、毎日やる家事、週に1度やる家事、月に1回で良い家事・季節ごとにやる家事に分けてみましょう。

1度にやると時間がかかりすぎるので、まずは毎日やる家事と週に1回やる家事だけでもOKです。

毎日やる家事と3日に1回やる家事

毎日やる家事・例

夕飯朝食づくり ・食器の片付け・弁当作り ・床の掃除・散らかっている物の片付け ・ゴミ出し・布団敷き上げ ・お風呂の支度・トイレ掃除・花の水やり・犬のお散歩など

1週間に何回かのペースで行う家事・例

スーパーへの買い出し・アイロンがけ・トイレ掃除 ・部屋の掃除・シンクの掃除 ・布団干し・掃除機かけ ・棚の掃除・台所の掃除 ・ベランダの掃除・食品日用品在庫チェック ・家計簿をつける・食材の作り置き・献立の作成・洗濯干し・洗濯物の片づけなど

 

家事の時間を計測する

次に、書き出した家事にどのくらいの時間がかかっているのか、調べていきましょう。

スマホの無料アプリにあるストップウォッチや、キッチンタイマーを使って計測します。

何かイレギュラーがあったら一時停止にして、再開するときにまたスタートさせればOKです。

結果を、先ほど書いた家事の横に書いておきましょう。

家事のやることリストに何分かかるか時間を記入する

【例】

家族の夕飯作り 30分
お風呂(掃除付き) 30分
部屋の掃除 10分
洗濯ものの片付け 20分
夕飯片付け 20分
明日の準備 10分

 

譲れない時間の設定をする

早速、家事の時間割を作っていきます。

必ず確保しておかなければならない時間(夕食など)を、ノートに書き出してみましょう。

譲れない時間だけは、時刻を設定していきます。

例)19時から自由に調整できる時間とした場合

●19:00 夕食
●20:00 お風呂
●21:30 寝かしつけ
●23:00 就寝

ご飯は食べなきゃ命に関わるし、お風呂は毎日入らないと衛生面で心配です。

子どもたちを寝かしつける時間は決めておかないと、規則正しい生活とは無縁になってしまうし、自分も寝る時間を決めないとお肌に悪影響です。

他にも「この時間は絶対洗濯の時間にしなきゃまずい」「こには食器の洗い物を済ませておかないと大変なことになる」など、それぞれのご家庭で決まっている時間があれば、それを軸とします。

間に家事を埋め込んでいく

書き出したら、譲れない時間の合間に、家事を設定していきます。

先ほどの例を出します。

19:00 夕食

20:00 お風呂

夕飯の支度とお風呂の間に1時間ありますよね。

夕飯は、30分で家族全員分済ませることができるとしましょう。

そのあとのお風呂までの30分の間が空白の時間です。
この間に、10分でできる部屋の掃除、20分でできる洗濯物の片付けを入れます。

この調子で、他の時間も埋めていきましょう。

お風呂から上がって(お風呂の時間は30分)寝かしつけの時間まで1時間あります。
こういった時間に、20分かかる夕飯片付け、10分でできる明日の準備といった家事を、かかる時間を見ながら入れていくのです。

やりづらいと感じたらすぐ修正

やってみて「やりずらい」と感じたら、すぐに修正してOK。
慣れてくると短時間でできるようになるので、かかる時間を見直して順番を入れ替えてみましょう。

もっと家事が効率よくできるようになるはずです。

家事の時間割方式は時間感覚が研ぎ澄まされる!

学校の時間割方式をそっくりそのままではなく、家庭用にアレンジしてみました。

どうやら他のサイトを調べると、似たようなやり方の時間管理法をしている主婦の方もいらっしゃっいました。

しかし、私の家事時間割方式はちょっと違って、最大の特徴は〇時~〇時に掃除と決めるのではなく、〇分以内に掃除と決めるのがポイント。

そしていつでも修正可能。
むしろどんどん修正してください。

あとは適度に適当になること。
これにつきます。

この家事の時間割方式をやって思わぬ副産物が、手に入ったこともお伝えしておきましょう。
それは「時間感覚が研ぎ澄まされた」ということです。
「15分くらい立ったかな」「あれから30分経ったかな」と時計を見てみるとドンピシャ。

秒単位までは修行不足でわかりませんが、いちいち時計を見なくても経過時間の大体の予測がつくようになりました。

 

「チェンジ オブ ペース」 という言葉を聞いたことがあります。

時間を決めて、いろいろな種の仕事をこなしていくことで、頭の切り替えをスムーズにする、しかも頭の回転を落とさないで仕事をこなすことです。
このことを極めると、集中力を切らさず、ずっと仕事ができるようになるメリットがあります。

家事はいろいろな仕事がたくさんありますよね。
このチェンジ オブ ペースで頭を鍛え、無駄な時間を減らしていけば、自分の時間が増えていくことは間違いありません。

もう「時間がない」とは言わない生活が手に入る!はず。
あとはあなた次第です。

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